島根県埋蔵文化財調査センターは16日、大田市久手町刺鹿(さつか)の市井深田遺跡(いちいふけだいせき)で奈良時代(8~9世紀)の28棟の建物(竪穴建物10棟、掘立柱建物15棟など)からなる集落の跡と作り付けの竈(かまど)跡4つを発掘したと発表した。
竈はすすの跡が残っており、周辺から甕、甑(こしき)、土製支脚(どせいしきゃく)、移動式竈など煮炊きの道具が多数出土していることから、煮炊きに使われていたとみられる。
このような作り付けの竈は、これまで山間部で発見されているが、海岸部ではあまり発見されていない。また、土製支脚と移動式竈は、海岸部で発見されているが、山間部ではあまり発見されていない。海岸部と山間部の遺跡の特徴が混在する遺跡の発見は、海岸部と山間部の交流を考える上で貴重な発見となるとしている。
11月23日(水・祝)13:30~15:00に、現地説明会が開かれる。
[参考:山陰中央新報、NHK島根、島根県HP]
竈はすすの跡が残っており、周辺から甕、甑(こしき)、土製支脚(どせいしきゃく)、移動式竈など煮炊きの道具が多数出土していることから、煮炊きに使われていたとみられる。
このような作り付けの竈は、これまで山間部で発見されているが、海岸部ではあまり発見されていない。また、土製支脚と移動式竈は、海岸部で発見されているが、山間部ではあまり発見されていない。海岸部と山間部の遺跡の特徴が混在する遺跡の発見は、海岸部と山間部の交流を考える上で貴重な発見となるとしている。
11月23日(水・祝)13:30~15:00に、現地説明会が開かれる。
[参考:山陰中央新報、NHK島根、島根県HP]
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