市教委が初めて調査を行っている市指定史跡「岡本城跡」(宇都宮市中岡本町)で、本丸を囲む一の堀の深さが6m以上と現状より3m以上も深く、防御性に優れていたことが判明し、また一の堀の周囲に二の堀があることが確認された。調査は8月31日までの予定。
北側の崖下で堀と土塁が、一の堀を囲むように西側では幅約10m、深さ約1・5mの二の堀が確認された。本丸への入り口の虎口と二の堀内からは、16世紀の素焼きの土器「かわらけ」が出土した。
岡本城は、宇都宮氏の北の守りとして岡本(芳賀)富高が南北朝期に築いたとされ、中世の鬼怒川流域の肥えた農地を治めていた平山城。1597(慶長2)年の宇都宮国綱の改易とともに、廃城になった。
現地説明会は22日午後1時半~同3時から行なわれる。(雨天決行)
[参考:下野新聞]
北側の崖下で堀と土塁が、一の堀を囲むように西側では幅約10m、深さ約1・5mの二の堀が確認された。本丸への入り口の虎口と二の堀内からは、16世紀の素焼きの土器「かわらけ」が出土した。
岡本城は、宇都宮氏の北の守りとして岡本(芳賀)富高が南北朝期に築いたとされ、中世の鬼怒川流域の肥えた農地を治めていた平山城。1597(慶長2)年の宇都宮国綱の改易とともに、廃城になった。
現地説明会は22日午後1時半~同3時から行なわれる。(雨天決行)
[参考:下野新聞]