蔵王町教委は、集落遺跡「前戸内遺跡」(宮崎県苅田郡蔵王町小村崎地区)で、約1200年前の平安時代初期の豪族居宅跡とみられる遺構から、「苅田」など墨で書かれた文字が入った「墨書土器」27点が発掘調査で確認されたと発表した。
同町教委は、同遺跡がある円田盆地北部が、近世までの行政区「刈田(かった)郡」と「柴田郡」のどちらに帰属していたか未解明だったが、墨書土器(土師器)に書かれた「苅田」が当時の郡の名前を記したものと考えられるとし、刈田郡に属していたことを示す史料としている。
他にも「草手」「勝」「大」などの文字が書かれた土器が確認された。
町ふるさと文化会館で墨書土器を含む同遺跡の出土品、写真パネルなどが展示されている。10月14日まで。
[参考:毎日新聞、蔵王町HP]
同町教委は、同遺跡がある円田盆地北部が、近世までの行政区「刈田(かった)郡」と「柴田郡」のどちらに帰属していたか未解明だったが、墨書土器(土師器)に書かれた「苅田」が当時の郡の名前を記したものと考えられるとし、刈田郡に属していたことを示す史料としている。
他にも「草手」「勝」「大」などの文字が書かれた土器が確認された。
町ふるさと文化会館で墨書土器を含む同遺跡の出土品、写真パネルなどが展示されている。10月14日まで。
[参考:毎日新聞、蔵王町HP]
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