歴歩

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三鷹市天文台構内古墳 発掘見学会

2008年09月03日 | Weblog
 三鷹市教育委員会より、表題開催のお知らせが出ています。

 国立天文台の敷地内にある「天文台構内古墳」は、7世紀に造られたと推定されるもので、全国的にもたいへん珍しい「上円下方墳」です。市では8月18日(月)からこの古墳の石室内部の本格的な調査に入りますが、あわせて一般見学会を開催します。
◆日時 9月6日(土)・7日(日)(各日2回開催)
     [1]午前10時~11時30分  [2]午後1時30分~3時
◆所在地 大沢2-21 国立天文台構内(正門から入場してください)
主催:三鷹市教育委員会・三鷹市遺跡調査会
教育委員会生涯学習課 ℡0422-45-1151 内線3315
[参考:三鷹市HPより]

1970年 初調査を行う。
 縦横27~28mの方墳に径18mの円墳が乗った形状の古墳。高さ2.2m。
2007年 上円下方墳(国内4例目)として確認される。
 7世紀に築造。玄室と石室が3つある、全長6.9mの切石を用いた複式胴張り構造の横穴式石室を持つ。
 西7.5kmには、03年に発見された、国内最大の上円下方墳(1段目1辺32mの方形、2段目径16mの円形)である「武蔵野府中熊野神社古墳」(府中市、7世紀半)がある。
[参考:三鷹市HP、三鷹市遺跡調査会HP、2007/12/4東京新聞]

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