出雲市文化財課が6日、弥生時代の集落遺跡「白枝荒神(しろえだこうじん)遺跡」(同市天神町及び白枝町)から後漢時代(1世紀後半頃)の中国大陸で作られたとみられる銅鏡(内行花文鏡)の破片(5・3cm×1・8cm)が、島根県内では初めて見つかったと発表した。
同課が7~9月に発掘調査をしたところ、地表面を約30cm掘り下げた2~3世紀頃(弥生時代後期前半~古墳時代前期前半)の土層から、銅鏡片1点が見つかった。本来は直径15cm前後の鏡だったとみられる。周辺で同様の破片が見つかっていないことから、別の場所で意図的に割られ、2世紀頃(弥生時代後期前半)にこの集落へ持ち込まれたとみられるという。
8日から12月4日まで同市の出雲弥生の森博物館で公開される。
[参考:産経新聞、NHK松江]
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破鏡
神話の里・出雲で2千年前の中国鏡…大陸と蜜月?権威の象徴
キーワード: 白枝荒神遺跡、破鏡、内行花文鏡
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