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守山市・下之郷遺跡 環濠内縁辺部から掘立柱建物跡

2014年11月08日 | Weblog
 滋賀県守山市教委は5日、弥生時代中期(紀元前2~1世紀)の多重環濠集落跡・下之郷遺跡(同市下之郷2丁目)で、集落の北西部から掘っ立て柱建物とみられる柱穴や溝、井戸跡などが多数見つかったと発表した。
 国史跡の指定範囲外で、環濠集落の北西端に当たる約200㎡を調査した。掘立柱建物跡は、約5m四方の掘立柱建物と、直径約5mの円形壁立式建物が重複して見つかり、建て替えられたともられる多数の柱穴が出土した。これらの密集度が集落中央部と同じくらい高く、環濠のすぐそばまで建物が密集していたと考えられる。
 環濠集落の縁辺部で掘立柱建物跡が確認されたのは全国でも例がないとしている。
 現地説明会が8日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:京都新聞、読売新聞]

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