シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

春の嵐山 その2

2009-03-24 08:45:24 | 自転車百哩走大王
 嵐山についたのは11時前。早くもお昼ご飯とか・・・。11時開店のお店に入れてもらいまして、ちょこっと歓談タイム。皇帝の称号を持つメンバーの関西支部でのこれまでの走りを思い出しながら寄せ書きなんぞを致します。本日の行き先は皇帝の希望を入れたもので「ちょこっと観光」もという触れ込みだったので、1時くらいに戻って来ることにしてあだし野辺りを回る事にしました。が、ちょっと待て!このコースには覚えがあるぞ。鳥居本まで来たら引き返さないと例のあの峠が・・・。本日の企画幹事が峠ジャンキーであったという事を忘れておりましたです(ーー;)  案の定「ここから六丁峠を登りますけど」って、あ~あ、やっぱりね。とりあえず希望者だけって事で登り始めました。僕はといえば、やっぱり登ってしまう・・・。付き合いの良過ぎる僕。断っておきますが、僕は坂道峠道は嫌いですからね! ひ~こらいいながら登ります。この峠は初めてというメンバーが先行してしまったのでアドバイスしてあげないと。一生懸命走って追いついて、「この先極端に斜度が上がるからセイブしてっ」て伝言してあげました。「え~っ、まだ急になるんですか」と驚かれてました。僕はというと前に来た時はシクロクロスでの登坂だったのと初めてのルートだったのもあって随分苦しかったのですが、今回は軽量ロードだし2回目だし、思ったよりも楽に登り切れました。息は上がっちゃってましたけど。後から登って来た人たちは前輪が浮いちゃったとか、急勾配に感銘を受けておられたようすです。まぁね、18㌫なんて斜度はそうあっちこっちに転がっているわけじゃないですから(ーー;)
 嵐山の風景も楽しんで、もう咲いていた桜にちょっと驚き、お土産なんぞも買い求め、甘いものなんぞもお腹に収めて、さあ帰りますよぉ~。
 帰り道はもう「とにかく走りたい人」が先頭をひくもんだから速度がとんでもなく上がります。30㌔近くでぶっ飛ばしている状況。これは桂川CRではほぼ制限速度いっぱいという速度だねぇ。これ以上飛ばしたら人様に迷惑のかかる速度ですよ。桂大橋で連結待ちのあと、「次の先頭誰が牽く」って事になって思わず名乗りを上げましたよ。ここは一つ僕が先頭で走らないと大王様が暴走族になっちゃうじゃないですか。という訳で僭越ながら御幸橋まで先導させて頂きましたが、あ~っやっぱり飛ばしやさんが抜いていくぅ~。困ったもんです。とりあえずマイペースで27㌔くらいでペダルを回します。ここはわずかに下っているのでスピードも出易いのです。
 御幸橋で再連結。ここは他にも沢山のローディーがいますよぉ(^^) 次は牧野の関西医大前って事で再出発。信号待ちで先行部隊と後続に分かれてしまいました。後続は早めに淀川河川敷に下りて、信号を回避して走ります。まだこの辺りは輪留めが少なくて快適。ただし淀川名物吹き上げの風が向かい風となって結構脚にきます。う~、スピードがでんぞ~。で、何故か関西医大前には後続部隊の方が先着、あれ? どうやら先発部隊が別ルートをとって後続待ちをして頂いた間に車輪をすすめてしまったようです。ここからは朝の出発地点を目指してフリー走行みたいになっちゃいました。再び後続部隊になった僕たちはますます強くなった向かい風と輪留めに苦しみつつ、平均時速19.5㌔で辿りつきました。お疲れ様でしたぁ~。皇帝陛下の関東でのご活躍を期待しつつ、再会のお約束をしてお別れです。はるばる姫路へ帰られる方、奈良に帰られる方、和泉まで自走で帰られる方と、改めてセンチュリーランを走る会のメンバーってすごいなぁと感じながら歓送ラン終了です。