シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

本日の目撃バイク(^^)

2009-03-18 08:49:10 | Weblog
 街を行き交うバイクが増えて来ました。そう「ママチャリ」じゃなくて「バイク」。クロスバイクが圧倒的に多いですが、そこ此処に停めてある自転車にも「おや、これは!」というバイクが増えてきております。本日目撃したバイクは黒のビアンキwithダブルレバーであります。コンポはというと、ディレイラーにはシマノのR600という表示がありました。旧モデルなんでしょうか。
 それにしてもこのバイクのオーナーは渋いお方でありしょうねぇ(^^) フレームカラーはビアンキの象徴ともいえるチェレステではなく黒ですよ黒。さり気なくフロントフォークの肩の部分に赤で象眼されたツワイトヘッドイーグルがとっても印象的な逸品であります。白状してしまうと、ちょっと前までダブルレバーをちょっと見下していたんでありますよ。ほんの5年前までは僕自身も使っていたコンポなのにねぇ(ーー;) それはやはり、新しいSTIシステムの方が慣れてしまうと楽だし、インデックスシステムで掛けちがいが少ないので高性能であるという判断があるからです。でもバイクをトータルなデザインとして見た時に、ドロップハンドルにブレーキレバーだけがついていて、ダウンチューブの側面にシフトレバーが着いているという往年のスタイルには、実は棄てがたい魅力があったのだということに最近になって気がついたのであります。今になってあの富士のコンポを廃車にするんじゃなかったなぁ~、なんてほんのちょっと後悔しております。街乗りするにはこういうスタイルのバイクの方がしっくり来るのかもしれません。この黒のビアンキのオーナーはその辺りのことをよくご存じなんだろうと思います。

 かといって、今の自分のバイクがダブルレバーだとどうだろうと想像すると、ちょっと笑えてしまいました。シクロのルイガノ君にしても、ロードのCAAD8にしてもダブルレバーは全然似合わないんだもん!何といっても問題はぶっといダウンチューブです。そうですよね、正統派のダイアモンド型のフレーム、つまりホリゾンタルなトップチューブに細身のダウンチューブで構成される細身のフレーム。ダブルレバーはこういうフレームでないと似合わないのであります。
 まぁ、ちょっとでも楽に走ろうと目論んでいる僕としては今さらダブルレバーに戻そうとは思いませんが、それでも時には「大人の」雰囲気を漂わせるこういうバイクもいいなぁと一種のあこがれを感じることもあるわけですよ。というわけで、本日の目撃バイクでした\(^O^)/