インビテーション、ヒルクライム

　帰宅すると１通の封書が届いておりました。差出人は・・・、サイクリストビュー！おおっ、ついに今年もその時期がやって来たのか(^O^)／　ワクワクしながら封筒を開けると、ん？７月20日？　なんか違うぞ。
　そう、僕が期待していたのは９月27日開催の「出雲路センチュリーラン」なのでした。んじゃあ、これは何かなぁ？　折り畳んであるチラシを開いてみる。するとそこには「飯南ヒルクライム２００８」の文字があります。なるほど、サイクリストビューは競技会の開催もしていたのですな。舞台は島根県飯石郡飯南町の大万木山、町道・県道完全交通規制のタイムトライアル。距離13㌔、高低差600㍍、平均勾配3.8‰ところによって10.0‰を越えるでしょう・・・。ヒルクライマーにとっては魅力的なコースなんでしょうか。貧脚の僕などにはちょっと想像もつきませんが、そういう坂道で競争する人もいるわけです。いやいや、世の中すごい人はいくらでもいるもんですなぁ(;^^)

　ところで、斜度10％の坂道を体重63㌔の人間が時速15㌔でかけ上がっていく時に、一体どれくらいのパワーが使われているのか、興味ありませんか？　それにはですね、こんな数式を使えば答えが求められるのだそうですよ。

　パワー（ワット数）＝自重（kg）×　速度（㍍毎秒）×　重力加速度　×　斜度（㌫）
　上の例を計算してみましょう。バイクの重量が７kgであるとすると、

　（63＋７）kg　×　4.17㍍毎秒　×　9.8㍍毎秒毎秒　×　0.1　=　286.1Watt

となります。この計算式のポイントは速度を時速ではなくて秒速に置き換えるところですね。ただしあくまで近似値ですのでそこんとこよろしく。