シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

行って来ました、2007出雲路ワンデイラン160! その1

2007-10-04 13:28:16 | Weblog
 昨夜は早めに眠るつもりだったし、事実そうしたのですが、気持ちが昂ぶっていたのと何故か急な腹痛に襲われて眠れませんでした。ホテルの目覚ましも6時にセットしておいたのですが5時過ぎには目が覚めてしまう。はっきり言って寝不足です。
 6時過ぎにはホテルを出てまずはちょっと東に走ってローソンへ。ここで朝ご飯。ローソンを出て今度は西へ、一路スタート会場を目指します。まずは脚を温めながらのペダリング。本日好天です。あ、一般人の方とは少しズレがありますね。本日の天気、全般に曇り、時々にわか雨があるかもしれません。ロングライド日和であります。

 会場に近づくと単独走の方やグループで走っているサイクリストを見かけるようになります。追い越しざまにも「おはようございます!」と声をかけていきます。時にルーフキャリーに自転車を満載した車が追い越していきます。どうやら参加者の大半はグループでの参加の様子です。スタート会場でも色鮮やかなチームジャージが目立っていました。女性のローディーも多いですよ。ただ単独で参加の女性はいらっしゃらないようですね。みなさんどこかのグループに属しておられるようです。
 会場ではFuride誌のカメラマンの方に写真とってもらいました(^O^)V。グランフォンドピナレロの話題でしばし歓談。あ、彼が伊藤さんなのか!もっとお話し聞きたかったな。

 7時30分、スタート!ではありますが、3秒ごとの順次スタートです。自己申告で速い人から順番にスタートってことなので、僕は当然後ろのほうに回ります。順番にスタートしていく人を見るのもなかなか楽しいもんです。カチャカチャ、パシャパシャと音がするのは皆さんのクリートの装着音ですね。おっとそろそろ順番です。僕もクリートをはめて走り始めましょう。スタートアーチをくぐると地元の方が拍手で見送ってくださいました。嬉しいものですね。
 のっけから登りです。ここから最初のチェックポイントまでが一番厳しいんだろうなと、事前のマップ演習では検討をつけていましたが、山が二つもあるというのは読み損ねていました。まだ出発して間もないので最初の坂はアリの行進のようにバイクが連なって走ります。空からみると面白い光景だろうと思います。登りも下りもバイクがゾロゾロ(^^)。沿道の民家の方も外に出て手を振ったり、「がんばれぇ~」と声援を頂きます。お礼に手を振りながら走っていたので、この「パレード区間」の写真はありません。惜しいことした。

 二つめの山にかかる頃には集団はばらけ始めて、走行グループらしきものが形成され始めます。「キツいっすねぇ~」と声をかけると「ほんとですねぇ~」と返って来ます。サイクリストのいいところです。初めて合う人でも同じ道、同じルートを走っているとすぐに打ち解け合えます。同じ経験をしているんだという一種の連帯感なんでしょうね。ところで僕はそろそろヘタってきてしまいました。何とも狭くて急な坂道です。フロント=コンパクト&リア=ローでもうギアには余裕がありません。そこで前後の間隔がバラケテいることをいいことに、蛇行登坂をします。ふと後ろを見ると僕の後ろの人もまねっこしています。なはは、うつるんだこれ。車が来ないからできるんだけどね。おっと、後続から速い人が追いついて来ました。走路妨害になってはいけないので再び直登です。きついよぉ~。目線が下にいっちゃいます。と、栗のイガが落ちてるの発見。とげとげが硬そう。こんなの踏んづけたらパンクしちゃうかも!なんとかイガを避けながら(はたから見てると避けてるというよりよろけてるように見えたりして)登りきり、ようやく下りへ。
 二つめの山って言っても実はこの山Vの字型に道が続いておりまして、「登り直し」というのがありました。運営の誘導さんが「はい!ここから登り直し!」なんて言ってくれてました・・・。差しかかった上り坂は深い森、深い谷間であります。キツい登りの途中、峠の頂上近くに集落があり一同驚きます。「どうやって通ってるのかなぁ、一人に1台ロードレーサーとか?」まだ馬鹿話で笑ってる余裕があります。CP1の広瀬中央公園に到着。補給食にバナナをいただきます。アナウンスされていたチョコがありませんでした。(T_T)