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ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

期待以上! フランスの美しい村や町~パート1

2012-06-28 00:28:57 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですフランスの町や村は、掛け値なしに美しい、本当に日本もこうあれば良いのに!と垂涎の的ここは、ホリちゃん自慢の写真のもつパワーでそのことを証明しましょう

       

       

北のノルマンディーから見て行きます。世界遺産修道院モン・サン・ミッシェルという主人公の陰に隠れて目立ちませんが、オンフルールの美しさには、目をみはります。旧港(ヴュー・パッサン)とよばれるヨットハーバーを兼ねた小さな港の景観は、回りの家の集積を借景として、天然の芸術といっても良いでしょう

       

かつて自国フランスからは、詩人ボードレールや地元出身画家ブーダン(モネの師匠)の作品により、その美しさが注目されました

       

それから、ルーアンの町も持っている魅力から考えると、今いち注目度が高くない気がしますが、街中に一歩踏み込んで、古い町を修復しながら保存する、頭の下がる息の長い努力で、こうも魅力のある町ができあがっていることを、やはり写真によって照明しましょう<謙遜のクシャミ>

       

モネが連作で「光を主人公にした」と話題をとったルーアンの大聖堂のファサードです。

       

ジャンヌ・ダルクが昇天し、以後「聖人」に列せられた町でもありますが、イストワール(=ヒストリー)には敢えて深入りしません。ただただ、美しい町や建物で癒されて欲しいからです

       

       

旧市街広場にあるジャンヌ・ダルク記念教会の中のステンドグラスも素晴らしいのでぜひ行ってみて下さい

       

旧市街へ出ると、ノルマンディー風の木骨組の家並みがよく保存されています。

       

レストランに入ってもこのように、ノルマンディー風の木造の天井や壁面が特徴的です


       

       

メインストリート周辺の魅力も実際に歩いて確かめてみて下さい。

       

       

       

ツアーで便利なのは、都市間移動です。各都市それぞれは、フランス国鉄で行けるので必ずしも交通の便は悪くないのですが、駅から町の中心までの移動で思わぬ時間をくったり、次の手配や荷物のハンドリングのことなど、気になることが次々現れるので、そんな悩みから解放されるパッケージツアーは、コスト・パフォーマンスが実は良いのです。私たちの仲間である、デイちゃんのような誇るべき添乗員、会社の「人財」から考えてもホリデイツアーへの参加はお得ですよ

       

       

異文化との出会いも感動しますが、人との出会いも「お値段以上」の満足の源泉ですからね

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パリ郊外の「悪の館」へようこそ!

2012-05-13 19:53:45 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリからもヴェルサイユからも近い、イル・ド・フランス、郊外にシャトー・ド・マルメゾンという城館があります。あのナポレオンの最初の奥さんになったジョゼフィーヌのお気に入りの館ですナポレオンが出世して、皇帝まで上り詰めると、自動的にジョゼフィーヌも王妃になります。この王妃が手作りですっかりお気に入りとなった館が、何故「悪の館」と呼ばれるのか?正確なところはわかりませんが、昔から敵軍や異民族の攻撃を受けやすかった、そして疾病や死をイメージする土地柄であったことから、フランス語で「悪の館」を意味する「マルメゾン」の名前が定着したそうです。それでも、皇帝夫妻の財産となった館の名前を、どうして変えようとしなかったか、そのことが不思議でなりません行ってみればわかりますけど、シャトー・ド・マルメゾンは素晴らしい城館です

       

10:00オープンと同時に、鉄格子が開き、門をくぐってすぐ右の売店&チケット売り場で入場料を払い、日本語オーディオガイドを借ります。

       

まだ自慢のバラ園には早く、ジョゼフィーヌ時代、200種の花や植物を栽培したとされる植物園も城館まで向かっていく途中右手にありますが、これからというところです。

       

全体的に3階建てになっていて、入口で受付嬢の前を通過すると、各部屋の前にちゃんと看板があり、オーディオ・ガイドに対応した番号もついていて、説明が聞けます。

       

ちなみに、こちらは、ビリヤード・サロンです。

       

それから、黄金がふんだんに使われている黄金の部屋もあります。

       

       

音楽室はこじんまりしていて「室内楽」にぴったり。絵画はジョゼフィーヌのコレクション。歴代王様や王妃も絵画・造形芸術のコレクションに夢中になって、それがルーブル美術館に発展していくのだから、自分好みに仕上げることも大切!

       

       

食堂も、ジョゼフィーヌが生活した当時そのままです。

       

       

会議室は重要です。ナポレオン法典の編さんやレジオン・ド・ヌール勲章の制定・決議に係わった部屋なのです。

       

肖像画はジョゼフィーヌです。

       

       

図書室もナポレオン法典の構想に大いに貢献した部屋です。

       

       

王妃の部屋をはじめ、通路にも、至る所、ジョゼフィーヌの肖像画がかかっています

       

      

もちろん、ナポレオンの肖像画もあります

       

       

王妃の部屋と王妃の寝室は連続しています。

       

       

       

皇帝の間と皇帝の寝室もありますが、大きな肖像画がかかった、ナポレオン一色の部屋の印象が強かったです。1・2階はこうした部屋や会議室、食堂などですが、3階だけは、興味深い衣装の展示です。3階のSORTIEの看板のところからまっすぐ階段を下ると1階の出口へ通じます。

ホリデイツアーの「ゆとりっぷ」というコースに参加されると、マルメゾン訪れます。

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ゴッホの心を掴んだオーヴェルの町

2012-05-10 08:02:13 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです生涯を通じて、何度も引っ越しした画家は多いですが、ゴッホもハンパでない引っ越し回数を誇る芸術家です。

       

その景観を愛して止まなかったオーヴェルの教会は、今もゴッホが生きていた頃のたたずまいを残して、オーヴェルの町を見下ろす高台に立っています

       

正確にはオーヴェル・シュル・オワーズと言って、川の名前がうしろにつきます。ゴッホの作品をコピーした看板が至る所にあって、一目で何の作品かわかります ゴッホはフランスで活躍しましたが、もともとオランダ人です。オランダやベルギーを転々として寒さの厳しい気候・風土に慣れています。そんな背景から、好対照な環境を求めて行ったのが、南仏のアルルです。ところが、到着した日が、何十年に一度の大雪の日であり、ゴーギャンとの破局から「耳そぎ事件」など、歴史に残る奇行で波乱万丈の生活をおくってきたのです 

        

うつ病が悪化し、サンレミの精神病院でも、病が癒えることなかったゴッホが、友人の紹介で最後にやってきたのが、美しい街なみとともに、広大な麦畑の景観が特徴的なオーヴェルの町でした

          

この麦畑の景観は、彼を癒したと同時に危険なインスピレーションも与えたに違いありません。どうしても、カラスの群れが舞う不気味な麦畑の景観とゴッホのピストル自殺に深層心理的な深いつながりがある気がしてなりません。

       

いずれにしても、麦畑の間の道を延々と歩いたところに共同墓地があり、その中にゴッホのお墓があります。

       

       

弟のテオと並んで葬られています。「社会人失格」だった兄を経済的にも精神的にも生涯支え続けた、希有な弟でした。テオがいなければ、生活ができず、絵具や画材ひとつ買うにも事欠いたゴッホの作品は、唯一の理解者、テオとの共同制作といえるのです。

       

町の観光案内所は、お国自慢のメッカですが、オーヴェルの町の自慢はゴッホです。ここで詳細な資料をもらって出て来たホリちゃんたちの前に、愛らしいネコが現れました無類のネコ好きのホリちゃんはこうなったらネコの動きをしばらくフォローすることとなりました

        

       

       

       

       

       

そんなことをしていたら、観光時間がなくなってしまうそこで次に向かったのは、ゴッホが屋根裏部屋を間借りして住んでいた「ラブー亭」です。

       

向かいには、町役場が立っています。このあたりは、観光客がいっぱいいます。

       

       

ゴッホの立像があるのはゴッホ公園です。この立像のように、毎朝、ゴッホはカンバスと画材を抱えて出かけて行ったのです。

       

周りは公園も含めてメルヘンチックで風光明媚です。

 ゴッホは、愛して止まなかったこの町にわずかしか滞在していませんが、何者かが彼の心を捉え、インスピレーションを刺激したのでしょう。集中的に2か月余りで70点の作品を完成させ、画家として最後の仕上げを行いました。この町は、フランス国鉄も通っていますが、公共交通機関は少々不便です。ホリデイのようなパッケージ旅行だと楽です。ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい。


       

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1日居ても飽きないルーブル

2012-04-25 08:59:11 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリのルーブル美術館にはいらっしゃいましたか? これからの方は、無尽蔵の宝の山ですから、楽しみにしていて下さい。

       

「ルーブル美術館」と現在呼ばれますが、もとは、「要塞」であり、その後は「宮殿」だったのです。ナポレオンから甥っ子のナポレオン3世の時代に「美術館」としての体裁を整えていきます。

       

なんとなく「敷居が高い」印象をお持ちであれば、正しい印象です。出入り口のピラミッドはおなじみですが、絵画や彫刻など、作品本位に見ると、フランス人にとっても「敷居が高い」美術館です。それは何故かというと、ルーブルの作品の中心は、宗教画であり、なおかつ歴史画です。作品を味わうにも、鑑賞する方の知識や教養が求められます。
     
       

       

       

例えば、1830年の七月革命を知らずして「民衆を導く自由の女神」を理解することは難しいでしょう。救世主、ジャンヌ・ダルクを知らずして、肖像画を見たときの感動はありえないでしょう。また、ナポレオンのエジプト遠征に想いを馳せることができてこそ
ペスト患者を見舞うボナパルトを見て納得がいくでしょう。

       

         

ダ・ヴィンチやラファエロを知っていて初めてあの広大なルネサンス絵画が身近なものになるでしょう。

       

       

旧・新約聖書を知っていないと本質はわからない、という作品もあります。フランス人にとっても、「敷居の高い」美術館であることには変わりなく、小・中学校にあたるリセにて、分厚い教科書で「古典作品」として学ぶ作品がルーブルにはいっぱいあります。また、画家のタマゴや学生が、一生懸命「模写」に励む価値ある作品も豊富です。

       

       

時代的にも、古代ギリシャ・ローマから19世紀まで間口が広く、奥行が深く、フランス人だけでなく、欧米人にとって、ルーブルを熟知していることは、知識と教養の裏付けにもなり、ある意味、「ステータス」にもなるのです。ルーブルにはあまり興味はなく、オルセの方が関心が高い、ということはあっても、フランス人の前ではあまり言わない方が良いでしょう。印象派の画家は、長い絵画の歴史の中では、古典というよりも、同時代のモダンアートに近い感覚をフランス人はもっています。ルーブルに関心がないということは、知識や教養のレベルが低い、と心の中で思われがちです。

       

フランス絵画も、新しいところでさえ、フランス革命とナポレオンの時代です。予備知識はそれくらいでも、作品が次から次へと出てくるド迫力と臨場感は、行ってみないとわかりません。ホリちゃんなんか、数え切れないほど行っていますが、行くたびに「発見」と「驚き」があって、決して飽きることはありません。

       

作品は1点1秒づつ見ても1週間かかるそうです。全部は見切れませんから、最初は日本語ガイドが案内するツアーが良いと思います。作品鑑賞だけでなく、お洒落なブティックやブックショップは、隠れたお土産小物の宝庫です。カフェで一休みしたり、ダヴィンチ・コードゆかりの地を訪ね歩いたりして、1日居てもルーブルに飽きることはないでしょう。

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モン・サン・ミッシェルへのアクセスが変わる!

2012-03-17 13:42:43 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです世界遺産修道院、モン・サン・ミッシェルは、昔は巡礼者、今は観光客で1日中賑わっています。そのモン・サン・ミッシェルへの行き方が難しくなるという、悩ましい話が出ています。

       

これまでは、ストレートに修道院が建っているふもとの駐車場まで行けたのが、今度からはそうはいかないらしい。今は堤防を兼ねた自動車専用道路が通っているけど、その堤防&自動車道路は、地方冶自体で決めたシャトルバスしか通れなくなる、という話なのです。一般車は、従って、1.6Km手前で降りて、決められたシャトルバスでないと行けなくなるそうです。それか、ボートで行けるようにもするという話です。いずれにしても、シャトルバスの運行間隔やボートの本数、島と本土との往復の頻度、一度に何人運べるか?、これまでとの時間効率の差ができるのは間違いないが、どれくらい余計な時間がかかるのか、日本の旅行社の現地法人やランド・オペレーターが、未だにフランス政府の観光セクションや地方と話し合っているようですが、まだ具体的なことはファジーで、はっきりとしたインフォメーションは伝えられていません。それなのに、早ければ、今年の4月半ばから、新しいアクセスのルールで動かなければならないようです

     

この地域は、ヨーロッパ最大の干満差がみられ、昔は満潮時に波に呑まれて命を落とした巡礼者が大勢いたわけです。潮の干満差を克服し、いつでも巡礼できるように、というコンセプトでできたのが今の堤防道路のはずです利便性はぐっと向上したのと引き換えに、景観が変わってしまったのが問題!というわけですギャロップ(馬の早駆けを表わすフランス語)という、最大落差12mの高波が昔は頻繁に来ていたものですが、今の堤防道路の建設後、そのような速度で波が押し寄せるこはなくなって、潮の流れが変わってしまった、そして景観も変わってしまった、と当局は言うのです  

       

       

満潮時でも、穏やかな波しか来なくて、海の景観全体が大人しくなってしまったのを昔に戻したいという考えがあるのですね。

       

当の大天使ミカエルはどう思っているのか、スピリチュアルに強い人に聞いてもらいたい気はしますが、事態は急速に今年、新しい方向に向けて動き出しています。この構想は以前からあって、2005年から、障害となる砂と車を整理して、モン、サン・ミッシェル本来の姿に戻そうとする環境整備工事が進められています

       

       

これまでは、ふもとの駐車場に入る前に車を止めて、全景写真をとるのが楽しみだったけど、こんどはいつどこでそれができるか? ちょっと気がかりですね

また、具体的なことが、もっとわかったら、行ってきたツアーの報告を兼ねて、どうなったか、このブログでとりあげることにします。個人で行く場合、自分で把握して行かねばならないことが増えそうですが、グループツアーの場合、とりあえずオペレーション的なことは、添乗員が把握して、時間配分も決めて行くから大丈夫ですよ。

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モネが創造した地上の楽園~ジヴェルニーの庭~

2012-02-19 10:00:35 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです3月のいちばん最後の日曜日をさかいに
冬時間から夏時間に切り替わります。4月の初めはまだ冬の延長みたいな日もありますが、だんだんと日が長く、暖かくなってきます。と同時に、冬の間休館していた観光地がいっせいにオープンしてきます。旅行会社の新しいパンフレットとともに、再開する観光地はフレッシュで楽しみですジヴェルニーとモネの家もその1つですね

       

ジヴェルニーは、パリを放射状にとりまく「イル・ドゥ・フランス」という地域の景勝の地であり、また、ノルマンディー地方に一歩入り込んだロケーションです。ノルマンディーには、古都ルーアンがあり、ジャンヌ・ダルクが処刑されたところです。モネは、この地で、大聖堂の正面にカンバスを広げ、時々刻々移り行く外観の変化を、「光」の変化に焦点をあてて描きました。

       

情熱と執念は「連作」というかたちで実を結びました。

       

30点あまりの連作は、「光」が主人公です。モネの作品は、四季の変化に富み、花鳥風月を愛でる日本人の感性に合っていると言われます。素材が何気ない日常の風景を扱っているから、何となく敷居が低く、親しみやすく感じることもあるかもしれません。しかし、移ろうものを透徹した「眼」で見据えて、瞬間の変化を捉えようとした情熱と技術は、やはり天才画家の称号にふさわしいものがあります。

       

       

モネは旅の人でした。時には外国へも行きましたが、主に、フランス国内の、それもセーヌ川沿いが気に行って、住居を転々としました。人生の前半は絵も売れず、苦難の連続でした。人生の後半は、ジヴェルニーとともに始まり、ジヴェルニーとともに終わる生涯でした。愛妻や子供たち、セーヌ河畔の風景、大都市の日常の描写、どれをとっても「光」が主人公でした。故郷の港町、ル・アーブルを描いた「印象・日の出」の頃からそれはずっと変わっていません。

       

その集大成がジヴェルニーです。画家として円熟し、「睡蓮」を筆頭とする数々の連作を発表したのも、ジヴェルニー時代です。

       

当時、一世を風びしていた日本の浮世絵や版画の影響を受けたモネは、そのコレクションを情熱をもって集め、自分のアトリエ&家の中をそのコレクションでいっぱいにしました。作品にも、「ジャポニスム」という「日本流」、すなわち日本からの影響が見られます。自らの理想を具現化するために、モネは、庭いじりや花・植物を育てることをジヴェルニー時代に始めています。まるで、野良仕事のような作業と「作品」とを同時並行で行っていきます。庭作りには飽き足らず、隣人の土地まで買い取って、人工の池を作り、睡蓮を浮かべたのが、あの「睡蓮の池」です。

       

       

       

家も庭も、そして睡蓮を浮かべた池、その全体がモネにとっては、「地上の楽園」であり、「理想郷」だったのです。

       

       

       

太鼓橋とよばれる日本的な橋は、いつでも、日本人よりも、フランス人観光客で賑わっています。

       

ジヴェルニーは4月からオープンします。ホリデイツアーでぜひ、ジヴェルニーへお出かけ下さい。

       

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猫がいっぱい! オンフルールの個性派レストラン

2012-02-17 20:56:34 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです中々寒さが終わりません。あのイタリアでも寒波がきて、最近帰って来たマチルダによると、ローマでも雪が降って、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院もすっぽり雪を被って、広場の前の通りも雪景色だったそうです。そして、極めつけは、カプリ島で、雨に降られ、何と雷が自分の首筋に落ちてきてそれでも生きていること。何か、電気ショックが走った感触があったそうで、日本に帰っても、ハイテンションが止まりません

       

話題は打って変わって、フランスです。オンフルールというノルマンディーの都市で、ツアーで行ったレストランの中に個性派がありました。

       

       

       

周りは旧港、そして市庁舎の真裏にレストランがあります。このレストランは、「魚を獲る猫」という名前のレストランで、店内はネコの看板とネコの置物ばかり!

       

例えば、こんな感じ

       

       

       

       

肝心のお料理はどうか?前菜のテリーヌです。

       

メインのムール貝です。

       

       

デザートのケーキです。

       

という具合で、店内のレイアウトやオブジェの個性的な雰囲気に隠れて目立ちませんが、味も中々のものです。ランチで使うレストランだから、そんなに高級なところではありません。どちらかといえば、カジュアルなレストランです。それでも、中々うまく、ノルマンディ-の雰囲気を出しています。

       

看板やオブジェだけでなくて、本物のネコがちゃんといるのも気に入りました。ギリシャでも、スペインでも聞いたことがありますが「ネコが寄って来る、住みついているレストランは美味しい」のです。

       

       

       

レストランのまわりには、画廊があったり、またまた、美味しそうなレストランがあったりして、芸術と美食追求の雰囲気です。

       

       

今は寒くて日も短いので、暖かくなって、できれば5月すぎたら、ホリデイツアーでぜひオンフルールへ行ってみて下さい

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祝日のパリを2倍楽しむ方法

2012-01-19 00:19:23 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですたまたま、行ってみたらその日が祝日でお店をはじめ閉まっている場所が多い、と聞かされ、がっかりすることがありますしかし、パリの町は懐が深く、祝日でも楽しめるのです。添乗員仲間のマチルダの体験ですが、昨年のクリスマス休暇中、どうパリを楽しめたかレポートします

      

まず、エッフェル塔は、祝日も関係なく開いていて昇れますよクリスマス・マーケットの期間はお店は盛んに開いていても、クリスマス本番を迎えると、ひっそり閉まってしまうところが多いのです。このため、、マチルダはまず、希望者を連れて、モンマルトルの丘へ上がりました。自由行動のときです。

      

サクレクール寺院から画家の広場へ行く途中のクリスマス・マーケットの光景です。この後、画家の広場で売店もカフェも開いていたので自由行動をとりました似顔絵を描いてもらうのに休みはありませんからそれもOKですね。シュールレアリスムのダリ美術館も開いてて行った方もいらっしゃいました。滅多に中へ入ることはないサクレクール寺院も楽しめたようです。その後、シテ島まで行って、ノートルダム寺院の中を案内しました。ツアーだと、バスを止める場所に制約があるため、中へ入ってみたい人は多くても、自由行動のときになります。

      

通常入れないと思われるクリスマス・ミサを見られたことで、皆さん喜んでテンションが上がってきました。クリスマス休暇のパリでも、かえって楽しみは倍増したからです

      

ステンドグラスやバラ窓の美しさはいつも変わりません。

      

クリスマスですから、大司教様も列席する素晴らしいミサを見ることができました。バチカンのサン・ピエトロ寺院でいえば、ローマ法王が列席するようなものです。

      

2013年には、850周年記念を迎える看板も出ています。

      

イエス生誕の場面も、フランス語ではクレシュと言いますが、飼い葉おけとともに、東方の3博士の到来の様子とともに描かれています。

あと、ポンピドー・センターは便利で11:00からオープンしていて、1月1日も休みがほとんどなのに、ここは、レストランもやっていて良かったです。マドレーヌ寺院もミサをやっていたのですが入れて、荘厳な雰囲気で良かったです。

お買物関係では、デパートやブティックはお休みであるものの、美術館の売店は開いていますので、けっこう充実したグッズが買えます。美術館で売っているもので、よくセンスの良い小物が見つかります。オランジュリー美術館は5月1日のメーデーと1月1日以外は開いているそうですよ。しかし、ルーブルやオルセも特定の日にち以外は開いていることが多いようです。また、シャンゼリゼ通りへ出ると、クリスマス・マーケットがまだ残っていて、お店やレストランもけっこう開いていたようです。凱旋門に上るのも、祝日問題ありません。イルミネーションも素敵です。これから、イースター・ホリデイや、5月1日のメーデー、7月14日のパリ祭などよく知られた祝日はもちろん、カトリック特有の宗教祭日もあって、たまたま行った日が、移動祭日のため、予期しない祝日だった、などということもあるかもしれませんが、そのときは、あきらめないで、開いている場所の情報をしっかりもらってがんばってパリを楽しんで下さい
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パリのカフェとお菓子屋さん:美味しい話

2012-01-16 09:22:02 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリの美味しいお菓子屋さんの話題です
お菓子屋さんは、フランス語では「パティスリー」とよばれます。パティスリーとしてはパリ最大手の「ル・ノートル」はやはり知らずにはいられません

      

ブーローニュの森のあたりです。創始者のガストン・ルノートル氏は伝説の人物です。早熟の天才で16歳のときに、パティシエのいちばん難しいコンクールで優勝しています。また、フランス人向けに「美食術」の「ルノートル学校」を設立し、多くの英才を送り出しましたから、お菓子だけでなく、食文化全般に非凡な才能と造詣をもっていたことがわかります。ブーローニュの森に高級レストラン「プレ・カトラン」を創業しています。ホリちゃんは、30年近い添乗歴で、フランス料理のフルコースというものを、このレストランで経験しました。4時間かかりました総合菓子店「ル・ノートル」は、お土産にすると日保ちしないお菓子もありますから、店内で食べて楽しんだ方が良いですね

     

     

シャンゼリゼ通りの「ラ・デュレ」はマカロン専門店と思っている人が多いですが、決してそういうわけではありません。パティスリーでもあり、カフェ&レストランもやっている総合的な食空間ですね。

       

オペラ座近くにもあって、マドレーヌ寺院付近やプランタン・デパートの店内にも進出しています。

      

各種マカロンはもちろん看板ですが、お土産にする場合は賞味期限が短いので、帰国後なるべく早く2~3日以内に食べてもらえる人に買って下さい。マカロン以外では、ココナツの生地に生クリーム、フルーツを上手に使った「カスティグリヨン」というタルトをお勧めします。また、キャラメルやガナッシュにマカロンをはりつけたチョコレート・ケーキもラ・デュレ独自のものでしょう

      

オペラ界隈では、「アンジェリーナ」も忘れられません。ここは、サロン・ド・テという業態のティーサロンをやっています。イギリスの名門、フォートナム&メイソンの紅茶を飲みながらフランスのお菓子を食べることができます。あの巨大で超甘いモンブランは、賛否は別として、話のタネに一度は食べてみるべきでしょう。日本ではプランタン銀座と提携していて、日本人に合ったハーフサイズで盛り付けも上品です。本場のフランスの方が大ざっぱで、マロンのペーストをこれでもかとばかりに使ったとどまるところを知らない甘さですねマドレーヌ寺院周辺には、食料品店や有名なチョコレート専門店、フォーションのお店などがたくさんあります。

      

チョコレート専門店といえば、「ラ・メゾン・ド・ショコラ」もおすすめです。サロン・ド・テもいっしょにやっていて、紅茶ものめますが、ここの名物は「ショコラ・ショー(ホット・チョコレート)」です。もともと、チョコレートは、液体であり、滋養強壮剤として栄養分の不足を補う飲み物だったことがわかります。さっき、「アンジェリーナ」のところで説明し忘れましたが、あそこのサロン・ド・テにも、「ショコラ・アフリカン」という超甘のホットチョコレートがあります。フランス人にもこたえる甘さとみえて、お水がついてきます。あそこで、モンブランを1個食べて、ショコラ・アフリカンを飲んだら1食分にカウントして、昼食か夕食はカットできます。単なるお茶とデザートではすまされません

オペラ界隈の東、マレ地区へ行ったら、「ポペリーニ」によってみましょう。最近話題を集めていて、雑誌でも紹介されたり、インターネットでも店舗情報がみられます。

      

2011年4月の開店から話題になり、弱冠26歳の女性オーナー、ローレンさんが、「シュークリームをマカロンのように食べられるお店」をコンセプトに出店しています。1個が1.85€で一流店のパティシエが担当しています。

      

      

これからの新しいトレンドになるのは間違いない、話題性のあるお店ですね。これなら、日本人でも「おやつ」としていただけそうですね

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パリのおすすめレストラン・クレープ屋さん

2012-01-14 17:08:06 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですデイちゃんを見習って、たまには、グルメも食いしん坊も唸る食べ物の話題にしますパリと言っても広いですし、またその中に★の数ほどレストランがあるので、今回はセーヌ左岸NO.1といってもいい繁華街、モンパルナス界隈をご案内しましょう。モンパルナス界隈には、著名なレストランやカフェが集まっており、哲学者、作家、画家といった芸術家はもちろんのこと、地元の名士、外国のYIPも訪れたことのある、そして運が良ければ、その辺で遭遇することもあるかもという夢のある界隈でもあります

      

「ラ・クーポール」というレストランは、昨年のホリデイツアーで行ってきたレストランです。モンパルナス大通り102番地で、有名店ですから機会があったらぜひ一度行ってみて下さい。

      

創業年度の古い伝統的レストランで、サルトルやボーヴォワールといった実存哲学者たちのお気に入りで、常連として仲間を連れて訪れていたところです。1988年に大改装が行われて、そのアールデコ調の広々とした店内と高い天井は建物自体が文化遺産といわれるほど見事です

      

ツアーで行くときは、グループのスケジュールがあまり夜遅く無理にならないようにという配慮から、19:00とか19:30という予約時間が多いのですが、その時間はまだ閑散として空いています。でも、いちばん賑わうのは20:30~21:00くらいで、その時間帯は見事に満席になっています。メニューもバラエティーに富んでいて肉でも魚でも何でもありです。私たちは指定メニューである、ホタテ貝料理でした。

      

みんな美味しい!美味しい!と舌づつみをうっていましたメインコースを持ってくるとき、ウェイターがグループのテーブルに持って来て、おいた途端にパッと蓋をあける演出も中々のものです。あと、みんなが羨ましがった「フリュイ・ド・メール」(魚介類の盛り合わせ)という大きなプレートに新鮮な魚介類をのせたメニューもおすすめです。生カキなどの生ものが入るため、人によっては「当たる」こともあるのでツアーでは出ませんが個人で行くとき、挑戦してみて下さい

      

      

デザートに食べたフルーツサラダとアイスクリームも美味しくいただきましたこの「クーポール」以外にも、目と鼻の先にある「Le Dome](ル・ドーム)、同じモンパルナス通り108番地や、La Rotonde(ラ・ロトンド)、モンパルナス通り105番にあって、Vavinの交差点を挟んで同じ通りの反対側ですね。この界隈は、画家や芸術家が常連で多い、美味しくてお洒落なカフェ・レストランの集まった界隈なのです。これは、第二次大戦前「画家の拠点」だったモンマルトルから戦後モンパルナス界隈に多くの画家や芸術家たちが引っ越したことと深い関係があります
彼らの我がままや口うるさい評価に耐えるレストランが生き残っていきました

さて、モンパルナスといえば、大きな国鉄の駅があって、駅周辺には、主にブルターニュから来たオーナー夫妻が開いているクレプリー(クレープ屋さん)が数多くあります
ですが、ここではあえて、ホリデイツアーで使ったオペラ界隈近くのビジネス街にあったクレープ屋さんを紹介しましょう。

      

バスで通過しながら、オペラ座の後ろのモンマルトルの丘がちらっと見えましたが、バスの中からで、写真は傾いていてあまり上手ではありません

      
      

ビジネス街のせいか、観光客はあまり歩いていません。しかし、そういうところにも地元の人に評判の良いクレプリーやレストランがあるものです。

      

ここでも、ツアーのパンフレットにあった指定メニューで、そば粉(ガレット)を素材に使ったクレープでした。

      

飲物も、ノルマンディー・ブルターニュ地方を離れてから飲物リストに全く現れなくなったアップル・シードル(りんご酒)がまた飲めたのは嬉しかったです。

      

アルコールのダメな人は、ホリちゃんのおすすめに合わせて、ガス入りのミネラルウォーターを飲んでいました。これが洋食に合うことが分かってきたようでした。

      

さて、目の前にメインのクレープが来てみると、けっこうボリュームがあります。しかし、これが「そば粉」か?と考えてしまうほど、小麦粉顔負けの美味しさ
デザートはもちろん甘いクレープですが、これが嬉しいことに「選択」メニューになっていて、シンプルなシュガーだけのもの、イチゴ風味、リンゴ風味、チョコレート味など、好きなものを自分でチョイスできる形式でした。

      

もちろん、どれも評判が良かったことは言うまでもありません。そうでなければこのブログに登場させません。今度ホリデイツアーでパリに行って、美味しいレストランでいっしょに食事しませんか

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詩情溢れる旧港、オンフルール

2011-12-17 04:16:11 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。ノルマンディーの古い港町、オンフルールは普遍的な美しさをもっています。昔から、地元出身の画家ブーダンが作品に描き、他にも多くの画家を魅了し、文学者では、詩人ボードレールも詩にうたった芸術の町です。さらに、現在も多くの画家や芸術家が住んでいる、芸術家の町でもあります。

       

       

ノルマンディーでは、昔、天然の良港が少なかったため、内陸に人口の港をたくさん作って船を停泊させていました。昔から今に至るまで残っているところは、ヴュー・パッサン(旧港)とよばれ、とても風情があります。

       

旧港の回りを歩くと、由緒ある建物が目につきます。市庁舎は、まさに旧港の中心地にたっています。

       

それから、この町は、14~15世紀の英仏100年戦争の戦災をまともに受けました。ジャンヌ・ダルクの活躍でフランスの勝利に終わったのを記念して、予算に苦しむさなか、地元漁民たちの団結で完成させた、珍しい、木造の教会が「サン・カトリーナ教会」です。

       

       

       

       

       

それと、サン・カトリーナ教会周辺も、閑静で古い伝統をもった街並み散策ができます

       

       

しかし、この町の表の顔はやはり港です。

       

       

       

干満の差も大きく、旧港も運河・水路を通じて外港とつながっています。さもなければ停泊中の船が干上がってしまうでしょう。

       

       

また、散策してみると、「芸術家のかいわい」に遭遇します。

       

       

       

       

その一角に、画家の「ブーダン美術館」があります。印象派の画家、クロード・モネの才能を見いだした師匠にあたる画家です。

       

       

モネは、オンフルールに近い、ル・アーブルという港町出身で、セーヌ川沿いも好むとともに、出身地のル・アーブルを描いた作品もあります。あの「睡蓮」の連作は、晩年の集大成です。

       

       

この旧港の華麗な景観はいつでもあなたを待っています。ホリデイツアーなら、いつでも、オンフルールに行くツアーを用意しています。

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シャトーホテルの面白さ

2011-12-15 23:08:57 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。クリスマスのイルミネーションが街を飾り、デコレーションが日々色鮮やかに、完成度を上げてくると、クリスマスが近いのがわかります。クリスマス前のシーズンに、フランスのツアーに行き、シャトーホテルに泊まりました。

       

       

シャトーホテルとは、文字通り「お城のホテル」です。昔は、ホテルなどではなく、お城そのものだったわけで、宮廷をめぐる歴史物語、貴族をめぐる秘話、おとぎ話のような現実離れした夢物語が現実にあったし、また、何かありそうな予感を喚起させてくれるところです。

       

今回行ったところは、ロワール川沿いの観光名所としてのお城がたくさん回りにあるところです。その中に、かつての「お城」、現在の「ホテル」があるのです。ホリちゃんの行ったところは、「シャトー・ドゥ・ロシュコット」といってシノンの近くです。

       

       

もともとホテルではなかったのですから、館内のお客様用のお部屋も均一ではなく、多目的であるわけです。身分的にも、城主の部屋から召使いの部屋まであるでしょうし、実際、シャトーホテルでなくても、本当のお城でも、国王の寝室、王妃の間、から衛兵の詰め所まであって、案内されます。

       

       

ロビーは、重厚にして優雅で、クラシックな高級感があります。このあたり、モダンで近代的ではあっても、機能的でありすぎて優雅な雰囲気に欠けるアメリカンスタイルのホテルとは対極なのです。

       

それに対して、室内は面白いです。大きさ、フェイスィング(どこ向き、眺め)、色、デザイン、レイアウト、ベッドや家具など、どの部屋も微妙に違っていて、一つとして同じ部屋がないのが面白いところです。グループで使う場合、部屋の善し悪しを巡ってトラブルになることはほとんどなく、大抵みな、お部屋を「見せっこ」して楽しんでいます。そういう場所だと皆さん聞かされて、あらかじめ知っているからです。手配する会社の方でも、「違い」はあっても、「格差」のほとんどないシャトーホテルを探すのに苦心するからです。

       

ホリちゃんの泊まった部屋も、フローラル系の色調やデザインで、男性1人で使うにはもったいない!というか、かわいすぎる!、きれいすぎる!感じで、泊まるのが恥ずかしくなるほどです。

       

       

それと、シャトーホテルはたいてい、宮廷貴族や王室が暮らしたせいか、宮廷料理の流れをくむお洒落なレストランをもっています。また、シェフも優秀で、料理の美味しいところが多いのです。

       

白身の魚を使った前菜です。

       

メインの肉料理です。

       

デザートのアイスクリームとアップルのタルトです。

また、シャトーホテルが体験できたら、このブログを通じて紹介していきます。
ホリデイツアーでも、シャトーホテルに泊まるツアーがあります。

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プーラールおばさんのお店で、ノルマンディー料理を賞味

2011-12-08 05:00:11 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。モン・サン・ミッシェルにプーラールおばさんという名士がいたのは知っていますか? フランス語原語では、メール・プーラールと呼ばれて、彼女が創業したレストランの名前にもなっています。

       

       

朝からあまりお天気が良くなくて、視界もはっきりしない、そんな日もあるものですが、その日は、メール・プーラールに行って食事をするという楽しみがあったため、浮き浮きしていてあまり気になりませんでした。

       

       

       

有名店だけあって、店内の壁面には、有名人来店者の写真のオンパレードでした。プーラールおばさんが、この店でいわゆるオムレツ料理を創業したことから、オムレツが、ノルマンディーを代表する料理になったのです。

       

実際のオムレツは、ガレットとよばれる一種のそば粉をクレープ状に焼き上げたものです。気候が寒冷で、フランスらしくない話ですが、ノルマンディーやブルターニュといった北のフランスでは良質の小麦粉がとれないことから、ガレットを焼いてクレープをつくることが伝統的調理法になっていました。それに、酪農王国、ノルマンディー産のバターや生クリームをたっぷり添えると「オムレツ」の出来あがりです。

       

       

そんなに、腹の足しになるものではないけど、美味しいですよ、この店のオムレツはね。それと、メインコースは、子羊の肉です。プレサレとよばれる、手足と顔の一部が真っ黒という珍しい地元種の羊です。海水の塩分を含む草を好んで食むので、海に近い牧草地でよく集団となって草を食んでいます。

       

       

臭くはないし、くせもないし、美味しいですよ。むしろ、鹿の肉やウサギの肉より楽に食べられるのでは?と思います。

       

ワインリストも立派ですが、ツアーでは時間の制約があるため、ハウスワインをグラス一杯づつ飲む方が多いです。あと、忘れてならないノルマンディーの地酒はアップル・シードルですね。気候的に寒冷でワイン作りは行われていないこの地域は、リンゴが名産品なのです。従って、地酒もりんご酒になります。シードルは、アルコール5%程度含む醸造酒ですが、さらに、シードルから、ウィスキーやウォッカと同じ蒸留酒も作れて、カルバドスといいます。

       

イギリスも近い土地であることから、こんななつかしい顔も見えました。かつてのイギリスのサッチャー首相です。「鉄の女」とよばれ、国営の非効率な企業に大ナタを振るって民営化した偉大な政治家です。尊敬していたので、あのサッチャー首相もこのレストランを訪れたのかと思うと感無量です。さて、デザートですがりんごのタルトで、リンゴジャムと生クリームがたっぷりついてくるノルマンディーらしいデザートです。「タルト・タタン」といいます。

       

       

正面から見るとボリュームがありますが、実際、甘いもので食事を締めるフランス人の満足する量感があります。

       

満足して店内を出ると、店頭には、創業当時から使用されたフライパンや鍋が飾ってあります。

       

店頭の看板からもうかがえるプーラールおばさんの似顔絵は、モンサンミッシェルの代表的なお土産にもなっている「プーラールおばさんのバタークッキー」の入れ物にもよく描かれています。

       

ホリデイツアーでも、「メール・プーラール」で食事できるツアーがありますよ。少し、値段の張るツアーを探してみて下さい。

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魅力的で親しく、そして限りなく遠いノルマンディー

2011-12-06 18:33:53 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。ル-アンの町歩きをしていて思いました。ノルマンディーは、、私たち日本人には「限りなく近くて遠い」、と。

       

       

旧市街の木骨組の家並みを見たら、紅葉をみるように「美しい」と感じます。ルネサンス時代の「黄金の大時計」を見たら、「そんな時代から続いているの!凄いな」と感じます。でも、建物の修復・維持のために、煩雑な法律や規約を設けて、古いものを永遠に守り抜こう!とする姿勢、そもそも、建物の構想が浮かんだら300~400年かけて引き継がれる息の長さ、こういったメンタリティーは、日本人には理解はできても実行は難しいことでしょう。

       

しかし、絵葉書や写真を見て感動し、自分も実際に見てやろうと思っている人には、限りなく優しく、どこもシャッター・チャンスの宝庫です。今度はルーアンの旧市街広場に広がるマルシェを覗いてみます。

       

       

       

       

グルメの国、フランスらしい新鮮な食材が目立ちます。マルシェはパリにもあり、見慣れていれば別にめずらしくはありませんが、「ルーアンの胃袋」と言ってもいい、マルシェには、やはり、ノルマンディーならではの魅力があります。

       

       

パリへも大量に流通している新鮮な魚介類、特に、ムール貝、オマールエビ、生カキを見ていると食欲をそそられます。

       

カマンベール・チーズなど、ソフトチーズの特産品をもつノルマンディーらしいのは、マルシェの中に「チーズ専門店」があることです。フランス全国どこでもそうですが、チーズは、それだけで何軒かの専門店や何冊もの専門書ができてしまうほど、フランス人にとっては、奥の深い食文化の素材なのです。そして、その味覚と本質を味わい尽くすメンタリティーは、日本人にないもので「限りなく遠い」存在でしょう。だからこそ、「珍しいもの見たさ」の写真がいっぱい撮れるのかもしれません。もちろん、日本人にもチーズ好みの人はたくさんいますが、バター、チーズ、生クリームをたっぷり使い、舌平目などの魚をムニエルなど、バター焼きにしてしまう調理法は、日本人の「おふくろの味」からは限りなく遠い存在でしょう。

       

マルシェのすぐ近くに、ジャンヌ・ダルク教会がありますが、歴史のことなど忘れてしまいます。

       

ドーヴィルという地名を知っていますか? その前に、古い映画ですが、「男と女」という映画は知っていますか?最近、質問を投げかけても反応しないお客様が多い、つまり、今の20代・30代の人にとっては生れる前の映画だから、仕方がないのかもしれません。 この映画は、ロケ地となったドーヴィルを高級リゾート地に引き上げるのに大きな役割を果たしました。カンヌのように映画祭もあるし、モナコのようにカジノや高級ブティクがたくさんあります。ニースのように、バカンスシーズンにはパリっ子もたくさん歩いています。

       

       

       

       

冬のシーズンは、欧米人に魅力な日光浴ができないので、海沿いの遊歩道は閑散としていますが、海に近いホテルやブティックは、行ってみると、欧米人の観光客で大変賑わっています。

       

木骨組の家並みもみごとです。ドーヴィルでいちばん高級なホテルでも、ルイ・ヴィトンやエルメスといった高級ブティックでも、みなノルマンディーの雰囲気をもたせるため、木造を多用していて、ブティック外を歩いても商店街には見えません。いかにも世界遺産扱いの住宅街に見えます。

       

       

       

       

冬には冬の楽しみ方があるんだ、ということが、多くの欧米人とすれ違いながらわかりました。一度泊まったホテルに長期滞在したり、気に行った街の散策をしたり、カジノやナイトクラブでゆっくりしたり、という過ごし方は、高級リゾートにふさわしいお金持ちでなければ不可能ですが、お金はあっても、日本人の過ごし方の平均値からは、何と遠く隔たっていることか!と思いました。しかし、ドーヴィルは掛け値なしの、本当の高級リゾートですから、行ってみるだけでも話題性があります。なにげなしに入ったレストランで、すぐ近くに、ハリウッドやフランス映画界のスターや、有名な芸術家がいた、などということも珍しくないそうです。ドーヴィルへ行くツアーは多くはありませんが、ホリデイツアーの中にはありますよ。

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「絶景」の凱旋門に上ってみよう!

2011-11-04 00:22:12 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんです。パリに来ると、町全体が博物館だし、どこへ行っても絵になるしで、シャッターチャンスといっぱい遭遇しているうちに、高い所へ上ってみたくなる、つまり「お上りさん」をしたくなる。その気持ちはわかりますよ。視界の良い晴れた日は、「お上りさん」スポットは大体、超混雑ですものね!

      

ルーブル美術館のピラミッドから、中庭に目をやると、小さな凱旋門がありました。

      

カルーゼルの凱旋門ですね。ここから、シャンゼリゼ通りと本来の凱旋門が一直線上に見えます。さらに、その延長線上に、ラ・デファンスの副都心地区と、新凱旋門が見えます。直線的で、左右対称または均衡を重視した設計は、フランス人が大好きです。

      

あのお上りさんの拠点、エッフェル塔は大体、並んで待つ時間でうんざりしてしまうものですが、上ってみたときの視界の素晴らしさでは、引けをとらない凱旋門に上ってみることにしましょう。

      

エッフェル塔の写真も撮りたいと思ったら、エッフェル塔に上ってはいけません。凱旋門に上るときは、あの道路が放射状に12本延びたエトワール広場を横切るのは絶対にいけません。いくら近そうに見えても地上を渡るのは自殺行為です。シャンゼリゼ通り側に、地下に降りる階段があるので、地下道を通って、凱旋門に出てきます。地上に出ると、チケット売り場があるので、入場券を買って、270段の階段を上るのです。健脚でなくては駄目です。凱旋門に着くまでに疲れきっていると階段がつらいですよ。エレベーターもあるけど、身体障害者しか使えません。

      

新凱旋門をさっそく見やると、ラ・デファンス地区の副都心と高層ビルがよく見えます。

      

フランス人は、左右対称が大好きですから、都市計画や街路樹にも現れています。

      

エッフェル塔も、はっきり見えますね。全景写真を撮ると、外観の美しさは素晴らしい

      

      

少し角度を変えてみると、アンバリッド廃兵院の丸い黄金色のドームが見えます。昔は退役軍人の廃兵院、今は軍事博物館です。ナポレオンの墓もあります。

      

良く見ると、エッフェル塔の方向に同じような高さの高層ビルが見えます。

      

しかしなお、至近距離に見えるアンバリッドに再び引き戻されます。

      

一方、北に目を転じると、小高い丘があります。モンマルトルの丘と、頂上にはサクレクール寺院です。サクレクール寺院の裏側の画家の広場は、賑やかな観光スポットです

      

      

町の中心は、均衡を重んじた6階建てで建物統一です。モンマルトルの丘の麓は、下町であり、移民や出稼ぎの居住区もあって、歩くときいは治安に気をつける必要があります。

      

さて、エッフェル塔と向かい合うようにして立っている黒っぽい高層ビルは、モンパルナスパークタワーです。高さでは、エッフェル塔に優り、展望台の景観も見事ですが、知名度ではエッフェル塔にかなわず、行く人も多くないので、かくれた素晴らしい穴場ですね。レストランも素晴らしいです。

      

      

      

各建築の展望もさることながら、市街地整備や建物の均衡、統一感の美などもぜひ味わってみて下さい。ツアーでは、なかなか凱旋門まで上るツアーは少ないので、フリータイムのときに行ってみて下さい。帰りは、シャンゼリゼへ出て、散策とお茶もできますよ。ラ・デュレでマカロンも買って帰れます。ホリデイツアーでは、一年中フランス&パリのツアーを企画・催行しています。

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