ホリデイ現役添乗員日記

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古き良きパリを味わうならモンマルトル

2013-08-12 22:22:57 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリっ子たちはよく「パリ パール アロンディスマン」という小冊子を持っています。エスカルゴのように渦巻き状にセーヌ川を挟んで20の区(=アロンディスマン)に分かれるパリのまちを、まさに20の区ごとに詳細な地図であらわしたものです。パリの中心からは遠いものの、18区には、観光客の大勢やってくるモンマルトルがあります。観光客をひっかけようとする「誘惑の甘い罠」もあります。テルトル広場のしつこい似顔絵描きたちだったり、モンマルトルの丘のふもとで営業する「ボッタクリ」のバーやキャバレーがそれです。ホリちゃんも「探検」に行って、見事、ひっかかりそうになったこともあります。そうした体験も「仕事」のうちですけどね

       

下町だけどどこかシックでレトロ趣味を満足させてくれるのがモンマルトルです。

       

「ジュテームの壁」がある公園は、若者やカップルの憩いの場にもなっています。19世紀から20世紀のはじめにかけて、オスマン男爵が行政を行ってから、今のパリの都市計画の基本ができましたが、その当時のパリは、労働者がたむろするだけの「ド田舎」でした。しかし、アポリネールなどの詩人や、トゥールーズ・ロートレック、マティス、ピカソなどの画家がたくさん入ってきて、この界隈は変わったのです。「芸術家の町」であり、「画家の町」になったのです。その頃は果樹園やブドウ畑で覆われ、風車もある牧歌的な景観でした。今でもブドウ畑が残っています。丘の上には、昔さながらの雰囲気をもった「ラパン・アジル」というシャンソニエがあります。丘の下には、昔から変わらずフレンチカンカンのショーを見せてくれる「ムーランルージュ」があります。ああいう大人向けのショーをシャンペングラス片手に楽しむところをフランス語では「キャバレー」というのです。男女カップルで本来楽しむところで、「ペアシート確約」がお似合いのところです。日本語と化した「キャバレー」には男性天国のニュアンスがありますが、恥ずかしいことです

       

丘の上にはサクレクール寺院があります。「北のパリ」の象徴でもある名所で、ビザンチン様式の教会も見事ですが、ここからみたパリの眺めが最高です。丘の上り下りが大変な方には、フニクラがあります。モンマルトル墓地では、ドガやユトリロなどの画家やスタンダール、アレクサンドル・デュマ・フィスといった文豪のお墓参りもできます。パリではぜひモンマルトルを歩いて、レトロなパリを体感しましょう。その時限りのサプライズや「発見」、新鮮な驚きが期待できます

       

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