紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

花見ですが、もう年寄りは飲みもせず、食いもせず,歌いもせず・・・

2017年04月02日 16時51分30秒 | 日記
  今朝は1度で快晴無風、庭の上の電線にツバメが2羽休んでしました。 上空を見上げると沢山のツバメが飛んでいます・・・もうすぐ水田には水が張られるのです。(須崎市では既に水田に早生の稲用の準備が進んでいます。8月初めには新米が食べられるのです。此処の米は津野町の山あいの米とは違うのですが、美味さは?兎に角です!)
 今日はのお花見だというのに、天気が3日続くのでしもの畑に「除草剤」をやりに行きました・・・11時からだというので9時前に出たのですが、帰って来られたのが11時過ぎ。 帰ってくる途中かみさんに出会わし、しかられましたです。・・・もう年寄りは,飲みもせず、食いもせず,歌いもせず・・・枯れ木も山の賑わい程度?なんで、若者の子連れ夫婦の世界に入っていますから賑やかです。
 写真は、楠です。 大山祇神社の境内中に沢山の「楠」が植えられていますが、此の木は樹齢2300年??と書いてありました・・・多分「名誉樹齢」でしょうね。

 昨日年金の話を書きましたが・・・実は、「年金は掛けた合計金額」によっても給付金が計算されるのです。・・・私の場合,年金は「60歳」から頂けたのですが、幸いその時は専務時代で、「月給」も丸々入ってくるので、給付は受けずに65歳迄年金を掛け続けましたです。(69歳迄報酬を頂けたので、もう少し払えたのですが・・・)
 計算上は、73歳以上迄「給付を受けず」に「年金を掛け続ける」と、10割り増し弱迄に、受給金が増えるのです。 でも、計算したら「元気」でしかも、「年金を使って遊べる」・・・人生の限度が「85〜86歳」くらいだとすると・・・例え、多く貰っても「何にもならない」・・・のでした。 其処で「65歳迄掛ける」事にしたのです。(かみさんの年金も65歳迄で払いました)
 反して、私の同級生の一人は小企業・紙屋さんの専務(65歳後顧問)・・・60歳から年金をもらい始めて、会社からは「其の受給年金額を引いた、金額の月給」を、70歳まで給料としてもらっていました。・・・もう一人は、有る「宗教団体のS・K・G高校教員」で,彼も学校から60歳で年金を貰う様に手配されて、其の時の“年金額を差し引いた給料”・・・で63歳迄働いていました。  結果は、私の年金は、年金基金分も合わせて比較すると・・・彼等は半分に近い年金だったのです。・・・結論から言えば、貰わずに、「逆に払い続ける」と・・・「年金は増やして」もらえるのです(勤め先次第ですが、知ってて損はしませんから)。

 昔、紀貫之の「流刑地」でもあった土佐です、此の現実悲しいなんて云っては居れません・・・でも、就職先と、将来での「老後生活・年金」(農村漁村の方々の年金は月・4万円強ですから)が違って来ますから、勤め先の会社が半分出してくれる「厚生年金も無く」アルバイトに頼る若者に取っては重大です。
 四国経済産業局31日発表の4県の2016年の工場新設件数は、15年比21%増の52件と4年連続で増えました。  大型案件では・・・高知以外の3県で、総面積は2.4倍の83.5ヘクタール。(低金利や各県の助成制度)県別では香川が16件で32.1ヘクタール、愛媛が22件・・・。

  世界中で「印刷紙」冷えの中(米国・2016年年間「紙・板紙生産量」合計が前年比0.9%微減の「約7千8百万トン」で、5年連続のダウン)・・・、現時点で製紙・抄紙機の新設は「コンテナーボード生産」(米国・2月コンテナーボード工場の稼働率は97.8%で、1月の96.5%より上昇)か・・・「テイッシュ生産」の分野だけです。
 イタリア「Gapcon社」(2017年よりチェコのPAPCELグループ傘下)が、ボリビアの製紙メーカーCopelme社へ新たなティッシュ・ラインを供給することで、契約を取り交わしたそうです。新ラインの抄き幅は2,760㎜、運転スピードは分速1,600mと・年3万t。
 カナダ「Resolute Forest Products社」は、米国テネシー州Calhounの同社工場の「ティッシュ・ライン」が無事稼働開始したと公表・・・2018年半ばにフル稼働での操業を見込んでいて、ティッシュ生産部門は、家庭向けのバスルーム用や紙タオルなどの高級自社ブランドのティッシュを年間6万トン(6万6千ショートトン)の生産能力です。

  「古紙」です。 製紙原料・段ボール古紙の4月積み輸出価格が大幅に下落したそうです。・・・関東製紙原料直納商工組合(東京)の4月積み価格は、1キロ「20.5円」と前月に比べ「22%」(3月積み入札の平均落札価格は1キロ26.4円)と安い・・・。 原因は、需要が好調すぎて、メーカーが「段原紙」を造り過ぎたのです。
 (それでも、私の知ってるひところの12円〜15円ぐらいからすると高いですね。中国が原料を日本に頼ってるので、日本国内メーカーも値が高くなっていて災難ですね。 日本の段ボール古紙は「選別」が行き届いているので「優良品」なんです)
 中国での段ボール原紙需要は発送用の段ボール箱が、「インターネット通販」の拡大で伸びているので・・・それを見込んで「中国国内の製紙会社」が増産を続けたので原紙が余って来たのです。