紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

安くても良いものか,値打のある高いものか、中間は無い

2013年07月10日 17時21分54秒 | 日記
 ビール大手5社の2013年上期(1~6月)のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の出荷量は、前年同期比0・9%減の1億9929万ケースと、上半期として過去最低を更新。伸びたのは、大3のビールで2・7%増・7549万ケース、過去最高の37・9%のシェアー。
 しかし,大手5社でない地ビールの「クラフトビール」の人気は高く、ビール全体の消費減少傾向に逆行しています。円安での輸入ビール価格アップと、個人消費増大は、「日本産・クラフトビール」のブームを巻き起こすかもしれないと、東京商工リサーチ・・・、「クラフトビールの出荷」は2012年1~8月に前年同期比で「7.7%増えて」いるそうです。地ビール「ヤッホーブルーイング」は長野県の星野リゾートの子会社として1996年に設立され日本最大のクラフトビール醸造所です。昨年の売上高は40%増。今年は倍増で・・・「想定を上回る需要がある」といいます。(此処のクラフトビールは1缶220円、スーパードライは187円、ギネス・エクストラ・スタウトは270円、サミュエル・アダムス・ボストン・ラガーは最低345円です)

 サントリー食品が上場されて株価も初値3100円から、3470円に人気です。実は、サントリーHDの中核は清涼飲料・食品事業が中心の「サントリー食品」が担い、12年12月期の連結売上高のうち約50%、営業利益の約70%を稼ぎ出しているのです。上場の背景にあるのは、国内市場先細りに対する強い危機感で、海外事業(主に買収)への資金作りなんです。キリンも,アサヒも,サントリーも会社が大きいので苦労しますね,小さな数字だと決算の中で埋没するからです。

 5月末には、「キリンホールディングス」東京・中央や渋谷に分散していた本社を東京「中野」へ移転・統合しました。キリンHDの13年12月期は売上高が前期比5%増の2兆2900億円、経常利益が5%減の1320億円で従来予想のままで、国内事業は減収減益見込みです。「過去の延長上の働き方では会社の発展はない」と、此の中野移転で、やや「お堅い社員気質」を柔らかな消費者目線に変える事を狙っています。
 東京・中野といえば、秋葉原と並んでマンガやアニメ、ゲーム、フィギュア、特撮、鉄道など「オタクの街」として知られていますが、JR中野駅周辺の再開発では、早稲田、明治など3大学が進出し、キリン本社も中野に移転しているのです。(キリンホールディングスの2013年1~6月期の連結営業利益は、前年同期比1%増の580億円前後・・・でも、自分で自分の足を食ってしまう「蛸足」覚悟で「大手量販店のPBビール」を引き受ければ・・・簡単にアップするでしょうが、やらない?、でも、我慢強いですね)
 今日も強烈な暑さ、でも朝8時前から畑作業11時に終わり,ジムの風呂です。この世の春を謳歌してる雑草に除草剤を施しました。写真は昨日カラスがキビを狙って食いに来ますので,テグスを張り巡らしたキビ畑です。