鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

東北地方特急網大改善

2015年10月13日 | 東北
本稿では東北地方の特急拡充を図るための提案を行う。

1.仙台~山形~米沢/~新庄~酒田の特急を走らせよ
 仙台から山形方面は需要が多いが現在は特急が走っていない。また山形県内の酒田から山形を直接むすぶ特急も存在しない。そこで仙台~山形~米沢に特急「せんざん」、仙台~山形~新庄~酒田に特急「もがみ」をそれぞれ走らせるべきである。これにより山形県内が特急で結ばれるうえ東北地方の中心地仙台ヘのアクセスも大幅に向上する。さらに仙台から先、仙台空港まで乗り入れてもよいだろう。問題は山形線内の軌間の違いだが、フリーゲージトレインを使用すれば全く問題ない。フリーゲージトレインは新幹線での運用を想定しており高速化に難があるため未だ実用化されていないが、在来線特急であれば速度的に問題なく使用できる。このような特急を今すぐ走らせて利便性を向上すべきである。

2.特急「三陸」:仙台~宮古(~八戸)
 三陸沿岸は三陸鉄道や大船渡線などいくつかのローカル線が通っているが、仙台や東京からは鉄道利用は遅すぎてまったく利用されていない。この状況を打破するために仙台から三陸沿岸の宮古、さらには八戸まで特急「三陸」を走らせるべきである。震災復興の助けにもなろう。

3.特急「希望」:郡山~相馬
 相馬線構想でも書いたが、郡山~相馬まで特急「希望」を走らせるべきである。

4.特急「磐城」:郡山~いわき
 こちらも完全にローカル化している郡山~いわきに特急「磐城」を走らせる。需要的にはレールバス特急で十分であろう。

5.特急「あいづ」は新潟まで運転せよ
 特急「あいづ」は郡山から会津若松までの運転であるが、その一部を新潟まで運転すべきである。会津若松~新潟は非電化のため新たな気動車が必要だが、利便性向上のためならば新造に躊躇はいらない。