鉄道改善案

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E235系は製造を中止せよ

2015年12月01日 | 鉄道車両
1.不細工なうえトラブル続きのE235系は製造停止せよ
 昨日登場した山手線E235系であるが、登場初日からトラブルが発生した。JR東日本にすれば出鼻をくじれた格好になるが、そもそもこれはJR東日本の失態であり、身から出た錆ともいえる。というのも、この車両のデザインは日本を代表する山手線の車両としては許容できるものではないからである。
 具体的には前面上枠が直線であるが、これが目の錯覚により凹んで見えてしまい、見る者の頭を狂わせる。さらに全体的に非常に安っぽい印象を受ける。このような車両では山手線さらには東京の価値を下げてしまう。せめて技術だけは超最新式で完全に申し分ないものであろうと期待していたが、蓋を開けてみればトラブル続きのあり様である。もはやハード、ソフトともダメでは先が思いやられる。欠陥のあるE235系は製造を中止して、今後の量産計画は完全に白紙化すべきである。

2.JR東日本は水戸岡鋭治氏や木村一男氏の力を拝借せよ
 ここ数年、JR東日本の製造する車両は不細工すぎるものが多い。この傾向は特に特急車両に顕著であったが、E235系でついに通勤車両まで波及してしまった。その原因の一つとして、専属デザイナーである奥山清行氏が挙げられるだろう。氏はJR東日本のE3系山形新幹線改造車、E3系「とれいゆ」そして今度登場するJR東日本のクルーズトレインなどのデザインを手掛けているが、多くが鉄道車両の魅力を壊してしまう酷いデザインである。これらのデザインは鉄道ファンにとって到底受け入れることはできないだろう。氏はもともと車のデザイナーであり、鉄道デザインは素人である。確かに芸術家としては優秀なのだろうが、鉄道車両のデザインには向いていない。
 JR東日本の製造車両の醜悪ぶりを是正するにはやはり水戸岡鋭治氏の力を借りるしかない。水戸岡氏は「ななつ星in九州」をはしめ多数の特急車用を手掛けており、その実力は折り紙つきだ。JR東日本も水戸岡氏の力を借りればこれまでの不細工ぶりがウソのように洗練された美しい車両を量産できる。
 またJR東海やJR西日本で手腕を発揮した木村一男氏を招へいしてもよいであろう。木村氏は日本一カッコいいJR東海「しなの」の383系や現有特急車両では最も美しいJR西日本287系などを手掛けている。そのデザインセンスは天性のものがあり、鉄道車両デザイナーとして彼の右に出る者はいない。
 JR東日本は業界トップなのだから自ら鉄道の価値を下げるような醜い車両ばかり量産してはいけない。今すぐ専属デザイナーを選び直して醜悪車両の増産を根絶すべきである。