鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

リニア中央新幹線(計画) 改善案

2015年11月01日 | 東海 JR
1.鷺沼駅を建設せよ
 リニア中央新幹線は1県1駅の方針のようだが、神奈川県に限ってはもう一つ駅を設けてもよいと思う。それはずばり際沼駅である。鷺沼は武蔵野高速鉄道によって埼玉、横浜方面と直結する。即ち横浜などからリニア中央新幹線を利用する際は最も便利な駅になるのである。武蔵野高速鉄道の建設が前提となるが、リニアにも鷺沼駅を設けるべきである。

2.京都と奈良は間の「京奈良」に
 リニアの経由地をめぐって京都と奈良で決着がついていないが、ならば両者の間に「京奈良」駅をつくればよいのではないか。ちょうど関西学研都市の付近であり、今後の発展が期待できる場所である。

3.成田空港へ延伸せよ
 リニア中央新幹線を更に活かす手として成田空港延伸を提案したい。これによって首都圏だけでなく名古屋や関西の住民にとっても成田空港が利用しやすくなる。成田は東京の国際空港としてのみならず日本の国際空港としての地位を得ることになろう。

4.そもそもリニアである必要があるのか
 ここで根本的な問題に立ち返るが、そもそも中央新幹線はリニアである必要はあるのであろうか。というのもJR東日本が2020年代までに新幹線の時速400㎞化を目指すとされ、仮にこれが実現可能であれば時速500㎞のリニアとはさほど差がなくなるからである。むしろ鉄軌道の新幹線にしたほうが広島や岡山から直通列車を走らせることができ、新大阪での乗り換えが解消され、かえって実質所要時間は少なくなるのではないか。今後の速度向上次第であるが、時速400㎞が可能であれば必ずしもリニアにする必要はないかもしれない。


鷺沼駅と成田延伸