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テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

豊後・門司~懐古調の小旅行①(豊後高田)

2010-11-21 09:55:31 | 国内旅行ー九州・沖縄
 豊後高田に行きました。松山から小倉までフェリーでいくと朝の5時についてしまいます。そこからJRで宇佐駅まで。目的地に早くつきすぎてしまうので、宇佐八幡を見物していくことに。



 国宝の宇佐八幡本殿です。例によって中にははいれません。右側の大きな楠は、ここにEXILEのメンバーがお参りして大ヒットを飛ばして以来、若い女性に人気の「パワースポット」なのだそうです。女の人って、ほんとに占いだとか霊だとか、非科学的なことがすきだよね。  



 さて、本来の目的地の豊後高田へ。さびれた商店街が「昭和の町」というまちづくりで、観光客を呼び込むようになったところです。この日も、平日なのに、それなりに観光客がいました。



 「昭和の町」ということで、昔の給食を食べさせるお店もありました。いくらなつかしいからといって、あんなまずいもの、よく食べる気になる人がいるものです。この「脱脂粉乳」って、「おもひでぽろぽろ」にもでてきたけど、飲んだことのある上の年代の人の話を聞くと、ウルトラまずくて飲めたものではなかったといいます。その時代に生まれなくてよかったと、つくづく思います。



 偶然、この日から若宮八幡のお祭でした。なんでも日本三大裸祭りの一つなんだとか。街角に貼られたポスターをみていると、通りがかりのおばあさんが話しかけてきて、神社の位置とかを教えてくれました。せっかくなので行ってみると、川の中に巨大たいまつが設置されていました。このあたりの川に、神輿をかついだ裸の人間が突入していくのだとか。



 神社の境内にはお神輿が、すでに鎮座していました。あたりに誰もいなかったので、いたずらをしたい誘惑にかられました。



 まちづくりがうまくいって観光客が来るようになったので、あらたにつくられたとおぼしきお店で昼食をとることに。



 大分の郷土料理のだんご汁(550円)です。味噌仕立てのすいとんという感じです。味噌味だから、それなりにおいしく仕上がっていました。



 このお店はだんごにそば粉を入れているということで、そばの色がついていました。



 食べたのはすいとんという感じのものだったのですが、おみやげ用に売っているだんご汁は、きしめんをもっと幅広にしたような麺でした。



 入館料600円を払って、駄菓子屋の夢博物館へ。



 館内には、おもちゃ、おまけ、ポスター、人形、お面、マンガ、レコードなど、さまざまな昭和時代のサブカルグッズが、これでもかというぐらいに並んでいます。これが、小宮さんという方の個人コレクションだというのだから驚きです。好きな人ならば、一日中いるのでは。ケチケチせずに写真撮影可というところもいいです。ところで、「平成時代」博物館なんてものが将来できたら、いったい何が展示されるようになるのであろうか。



 この博物館のすぐそばにある「大寅屋」。典型的な大衆食堂です。1980年以来、値上げをしていないとのことです。平成になってデフレ基調だとはいえ、1980年といえばバブル景気以前ですからねえ。



 品書きはこの通り。話のタネに値上げしていない店に寄ってから帰ろうと思っただけで、予備知識なしでしたが、この「大寅屋」、地元テレビ局などの取材をよく受けているお店でした。



 オススメだというちゃんぽん(350円)を。スープは白濁していなくて、澄んでいます。長崎よりも、どちらかというと八幡浜ちゃんぽんに近いところが面白いですね。地理的にも、八幡浜と大分とはつながりがありそうだけど、どうなんだろう。「大寅屋」のちゃんぽんの方が、八幡浜よりもしっかりとした味がついていました。麺は、ちゃんぽんめんではなくて、ふつうの太さの中華麺でした。



 ほんとはお祭りをみて帰ればよかったのですが、そうとは知らなかったので宿を小倉にとっていました。というわけで、これにて小倉へUターン。ちなみに、宇佐の方は、鶏の唐揚げ発祥の地なんだそうです。これも試すことができませんでした。残念。

師走の沖縄③(新都心と沖縄定番)

2009-12-23 09:27:35 | 国内旅行ー九州・沖縄
 前回沖縄に行ったときは建設中だったDFSが完成していました。この周辺は再開発され「おもろまち」というオモロイ名前の新都心になっています。



 朱色の屋根の伝統的な沖縄建築をかたどった建物は日銀那覇支店です。



 白亜の現代建築は、沖縄県立博物館・美術館です。沖縄県の建築物がポストモダン風で、日銀の建物が沖縄風というのが、なんとなくオモロいです。



 公設市場そばにある「田舎」。



 沖縄にきた人は必ずたべるであろう沖縄そばですが、このお店はソーキそばが350円と、破格の安さ。



 350円だからといって、量が少ないというようなことは全然ありません。小麦の味がする平打ちの太麺と出汁のきいたスープです。ソーキは柔らかく煮込まれています。



 もう一つの定番、タコライス。地元の人がいく郊外のチェーン店に入ってみました。



 「キングタコス」の店内です。



 「元祖タコライスチーズ」(500円)と、この品だけ「元祖」がついていたので、これにしてみました。そうしたら野菜抜きのものがきてしまいました。通常のタコライスにするには「タコライスチーズ野菜」(600円)を、この店では頼まなければいけなかったと後から気がつきました。スパイシーなソースを振りかけて食べます。いい感じです。国際通りにあるこじゃれた観光客向けの店と違いますから、量はたっぷりあります。次に沖縄に行くのはいつになるかわかりませんが、そのときはぜひタコライスチーズ野菜を食べようと思いました。



 那覇市内にはいたるところにステーキ屋さんがあります。昔の沖縄旅行をつづったものを読むと、沖縄旅行の楽しみに安いステーキを食べることがあげられているのをみたことがあります。牛肉輸入自由化前の、牛肉がバカ高かった時代の話ですね。そんな伝統がいまだにあるようです。円高還元とあり、USビーフが売り物になっています。もちろん高級店には石垣牛などもおいてありますが、値段は跳ね上がります。



 これが1ポンドステーキ(1980円)です。和牛とちがって、噛みごたえがあります。固いといえば固いのですが、これがいいという人もいるようです。脂身がないので、わりと簡単に食べきることができます。



 さて、松山にかえってきたら、寒さが身にしみますネエ。生きているうちに地球温暖化してもらいたいものです。そうしたら、四国も沖縄のような気候になって、呑気にくらせるのに。

師走の沖縄②(沖縄料理)

2009-12-22 10:08:29 | 国内旅行ー九州・沖縄
 国際通り近辺の飲食店では、「生ビール1杯100円」なんていうセールをやっているお店が何軒もありました。デフレ時代のあらわれなのか、観光の閑散期の特売なのか、よくわかりませんが。沖縄の料理といっても、今では広く知られるようになり、松山市内にも沖縄料理店が複数存在する時代ですから、別に珍しくもないかもしれません。まあ、自分のための覚書として。ます定番中の定番、ラフテー。みやげ物にもなっていますよね。柔らかく煮込まれていて、いつもどおりのおいしさです。



 島らっきょ。シャキシャキしています。



 ゴーヤは季節はずれということで、麩チャンプルーに。ゴーヤと違って、苦味がないかわり食べやすいかも。まあ、刺激がないといえば、ないのですが。



 これは、はじめて食べました。山羊刺し。琉球方言の料理名が品書きに書いてあったのですが、わすれました。「シ」ではじまる言葉だったような気がします。ジンギスカンで食べる羊肉の味を、もっと濃くしたような独特のクセのある味があります。薄く切ってありますが、しっかりとした歯ごたえがありました。



 ブタの耳のミミガーの和え物ですね。これも定番ですね。



 島豆腐の揚げだし豆腐。豆腐がトロリとしていて、カマンベールチーズみたいな食感でした。



 とうふようです。泡盛の味がしますから、お酒に弱い人はこれだけで酔うでしょう。



 ポークソーセージ。じゃがいものようなものはニンニクの塊です。沖縄の人は豪快です。



 ブタの軟骨。あたりまえですけれどコリコリします。



 もうちょっと食べたのですが、以下省略。ほんとうは泡盛でもゆっくりやりながら食べればよかったのですが、特売品は徹底攻撃せよ、という家訓にしたがって生ビールをがぶ飲みしました。おかげで腹はタポタポです。そのわりに代金は安くて済みました。今度、同じような品を松山の沖縄料理店で注文して、いくらぐらいになるか実験してみたいな、と思いました。



師走の沖縄①(市場散策)

2009-12-21 15:04:19 | 国内旅行ー九州・沖縄
 今年最後の出張は沖縄です。那覇空港は、同じ海辺の空港である松山空港と比べて、波があるのでかっこいいですね。リゾート気分になります。



 ちょうど日本上空に寒波が居座っている時期でしたので、避寒になり幸運でした。やはり暖かくて、コートは要りませんでした。ゆいレールで中心部へ。



 観光客向けのお店が軒を連ねる国際通り。2泊3日の沖縄行きといっても、飛行機の飛ぶ時間の都合で、3日目は飛行機に乗るだけ、初日も午後2時過ぎの那覇着ですので、ほとんど観光につかえません。というとで、国際通り近辺を散策してみました。



 焼き紅イモです。食べてみなかったので、どのような味かは残念ながらわかりません。



 ハブ酒。う~キモい。ヴェトナムにもコブラ酒があったけど、毒蛇をつけると何かいいことあるのかいな。



 公設市場に続く通りの市場本通り。



 公設市場内の肉屋さん。定番のブタの頭くんが鎮座していました。



 魚屋さん。あの青い魚を見ると、沖縄に来たなあ、と感じます。



 公設市場そばの酒屋さんの看板ネコ。敷物がしかれ、定位置が確保されています。割れ物のそばに寝かせているということは、もうあまり活動しなくなった老ニャンでしょうか。なでても微動だにしませんでした。ただただねむ~い。



 ネコにカツオ節、ということで乾物屋さん。那覇市内は、観光地といっても首里城ぐらいしかなくて、案外いってみようかというところが少ないのではないでしょうか。でも、こういった市場やみやげもの屋さんをまわっているだけで、けっこうたのしいですね。



 公設市場のそばにある飲食店。「大麻ビールあります」との貼り紙。「大麻料理各種アリ」とも。大麻って、飲んだり食べたりする分には合法なのだろうか? う~む。



 「大麻料理」の貼り紙をみたらお腹がすいてきました。次は晩飯ですね。