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file.089 Tony LaRUSSA【トニー・ラルーサ】

2006-10-24 | JKL
【弁護士資格を持つ監督】
Tony LaRUSSA

62年、アスレチックスと契約したラルーサは、
18才の若さでメジャーデビューを飾った。
が、結局ケガとの戦いもあり、プレーヤーとしては
通算132試合の出場と打率.199という数字しか残せず引退。
同じ「ショートのポジションで18才デビュー」した
ロビン・ヨーントやアレックス・ロドリゲスのようにはいかなかった。
自らの力量と限界を悟ったのか、
72年、フロリダの法律学校に通いはじめ、努力の結果
見事学位を取得する。
その後、弁護士資格も取得するが、ラルーサの野球人生は続いた。
カージナルスのマイナー監督を経て、1979年には
晴れてホワイト・ソックスの監督に就任。
83年にはチームを地区優勝に導くなど、結果を出すも
86年には解任の憂き目にあう。

87年、解雇されたラルーサを古巣アスレチックスが
監督として迎え入れる。
ラLーサの名将としての歴史はここから花開く。
デニス・エカーズリーをクローザーに転向させ、
投手の分業制を確率。
リッキー・ヘンダーソン、ホセ・カンセコ、マーク・マグワイアなど
タレント揃いのチームを見事まとめあげ、
チームバッティングや走塁の意識を高め、
88年から3年連続でリーグ優勝、
89年にはワールドチャンピオンに輝いた。
その後、96年にカージナルスの監督に就任し、
96、2000、2002、2004、2006年と
地区制覇及びリーグ優勝に輝いている。
2006年、ワールド・シリーズで
かつての盟友ジム・リーランド率いるタイガースと対戦。
この両将、勝てばいずれも
「ナ・リーグ、ア・リーグの両方で世界一」の
称号を得る事になる。


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