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file.161 Edgar MARTINEZ【エドガー・マルチネス】

2007-02-21 | MNO
【ミスター・マリナーズ】
Edgar MARTINEZ

『ミスター・マリナーズ』エドガー・マルチネスは、
82年、マリナーズに入団。
サードのレギュラーを獲得したのは、90年。
この年、144試合に出場し、打率.302、11本塁打をマーク、
27歳にして、ようやく掴んだ定位置であった。

92年、打率.343、18本塁打で初の首位打者を獲得、
初のオールスター出場も果たし、ケン・グリフィーや、
ジェイ・ビューナーといった選手と並んでチームの主力選手となる。

92、93年は怪我の影響で調子を落としたマルチネスだったが、
指名打者に徹し始めた95年から、その打棒が火を噴く事になる。

95年、打率.356、本塁打29、打点113で、
2度目の首位打者を獲得し、
マリナーズ初の地区優勝に大きく貢献したマルチネスは、
2001年まで7年連続の打率3割以上を記録し、その安定感を見せつけ、
6度の100打点以上を叩き出し、無類の勝負強さを見せつけた。
特に2000年は、37歳にして、
打率.324に加え、37本塁打、145打点と、大爆発。
打点王を獲得し、チームのプレーオフ進出に貢献した。

ケン・グリフィーや、ランディ・ジョンソン、A-Rod、イチローなど
キラ星のごとく輝くスター選手が多く在籍したマリナーズだが、
マルチネスは、そういった選手の入団、退団を横目に、
自身はマリナーズのために、持てる力を存分に発揮し続けた。
チーム初のフランチャイズヒーローであり、人格者、
選手生活晩年、地元では誰よりも大きく、暖かい声援を受けていた。

また斜視という目のハンデを背負いながら、
通算2247本の安打と1283もの四球を記録した
努力の人でもあった。

2004年、現役を引退したが、
この年、ロベルト・クレメンテ賞を受賞。
幼い頃からプエルトリコで育ったマルチネスにとって、
この賞の受賞は、何よりも嬉しかったに違いない。

dedicate to Mr.K.............so long!!


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