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file .248 Rollie FINGERS【ローリー・フィンガース】

2008-04-23 | DEF
【ひげ】
Rollie FINGERS

スライダーと速球を武器に持つ
メジャーリーグ史上、屈指のフォトジェニックな投手である。

フィンガースは、1968年、アスレチックスでメジャーデビューを果たす。
71年までは、先発、リリーフの両方で登板、
そこそこの結果は残したものの、ブレーク....とまでは行かなかった。

が、72年からリリーフに定着すると、結果が出始め、
この年、11勝21セーブ、防御率2.51、
守護神に定着し、チームをリーグ優勝に導くと、
レッズとのワールドシリーズでも6試合で1勝2セーブと活躍し
世界一に大きく貢献した。

その後も、
73年、7勝22セーブ、防御率1.92
74年、9勝18セーブ、防御率2.65...
キャット・フィッシュ・ハンターやヴァイダ・ブルーといった面々と共に、
安定した投球でチームを支え、
72年~74年のアスレチックス、3年連続の世界一に貢献。
74年は1勝2セーブで、ワールドシリーズMVPにも輝き、
黄金時代の立役者の一人として、おおいに、その力を発揮した。

75、76年も二桁勝利及び20セーブ以上をマークしたフィンガース、
77年、FAでパドレスへ移籍し
リーグが変わるも、そのピッチングに影響は見えず、
8勝35セーブの好成績。
78年も37セーブ、2年連続でリーグ最多セーブに輝き、
その地位を揺るぎないものにした。

81年、トレードで、
今度はブルワーズに移籍。
再び、アメリカンリーグでのプレーとなったが、
この年は、フィンガースにとって、
キャリア中、屈指のシーズンとなった。
6勝28セーブ、防御率1.04。
チームを地区優勝に導き、
サイ・ヤング賞とシーズンMVPのダブル受賞。
リリーフ投手としてはメジャー史上初の快挙である。

82年、29セーブ、防御率2.60。
83年は故障で棒に振ったが、
84年、華麗に復活、23セーブ、防御率1.96をマーク。
齢30台後半にして、翳りの見えない投球を見せていた
カイゼル髭のリリーバー、フィンガースであったが、
85年、17セーブをマークするも防御率5.04と成績を落とすと、
この年、38歳で現役を引退、
輝かしいキャリアにピリオドをうった。

通算114勝、341セーブ、防御率2.90

1992年に殿堂入りを果たしている。