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file .202 Dave WINFIELD【デイブ・ウィンフィールド】

2007-06-14 | VWX
【2001 HOF】
Dave WINFIELD

MLB、NBA、NFL....と、3種目のプロスポーツで
ドラフト指名されたウィンフィールド。
結局、MLBのパドレスに入団するのだが、
マイナーを経る事無く、1年目からメジャーで活躍し
56試合で打率.277 3本塁打 12打点の成績を残す。

翌74年には20本塁打し、その才能の片鱗を感じさせるが
75~76年は、いずれも10本台の本塁打数に終わり、
打撃面においては、伸び悩みを見せていた。

そんなウィンフィールドだったが
77年、25本塁打 92打点、
78年には24本塁打 97打点.......と
ようやく高いレベルで安定した数字を残せるようになり、
79年は打率.308 34本塁打 118打点。
キャリアで唯一のタイトルとなる打点王を獲得し
完全なるブレークを果たした。

81年、高額契約でヤンキースへ移籍。
82年、83年、いずれも30本塁打 100打点以上をマークし、
84年は、同僚のマッティングリーと熾烈な首位打者争いを展開。
最終戦でマッティングリーに競り負けてしまい、タイトルこそ逃すも、
打率.340 19本塁打 100打点を記録。

以後も、ヤンキースでは、
6度の20本塁打以上と100打点以上をマークするなど
看板通りの大活躍を見せる事となった。

が、その一方で、
81年のワールドシリーズでは、22打数1安打と大ブレーキ。
オーナーのスタインブレーナーからは
シーズンの序盤しか華々しい活躍が出来ない
『ミスター・メイ』と皮肉られ、
83年には、練習でのキャッチボール中に、
ボールをカモメに当て死亡させ、
動物虐待のかどでトロント警察に逮捕されるなど
散々な目にあってしまう。

ともあれ、ヤンキースで選手としての絶頂期を迎えたウィンフィールドは
90、91年はエンゼルスで活躍。

92年は逮捕された苦い経験を持つトロントへ移籍、
40才にして打率.290 26本塁打 108打点をマークし
チームをリーグ優勝に導くと、
ワールドシリーズでも、
第6戦で、世界一を決めるタイムリーヒットを放つなど大活躍。

ツインズで迎えた93年には3000本安打も記録し、
95年、43才で現役を退いた。

通算3110安打 465本塁打 1833打点 223盗塁 打率.283
ナ・リーグ、ア・リーグの両リーグでゴールドグラブを受賞するなど
外野守備の評価も高かった。

2001年には殿堂入りを果たす。