藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

見かけなくなった「サナトリューム」

2020-04-24 09:12:19 | 日記・エッセイ・コラム

戦後、広島の近郊の海岸や、高原地帯でも温暖な地に多くのサナトリュームが有った。 宮島沿線の日当たりのよい場所に確か四か所、少し山間部に入った「原」と言う村に、又すぐ近郊に。 呉線の沿線にも、と言うほどサナトリュームが点在していたが、今ではそのほとんどが見当たらない。 それだけ結核患者が減ったのかと思ったが、そうでもないそうだ。 薬が開発されて、又手術が進歩したため必要無くなったそうである。 しかしそれでも何れの手当ても効果が無く、療養する以外に治療方法が無い人もあるそうだ。 結核を侮った人が陥るそうである。 ある面コロナににているそうだ。 混雑する処へ出入りする人。 日常生活が不規則な人、パチンコ、麻雀に耽る人‥‥、ある共通点があるそうである。 戦前は、机に噛り付いて勉強し、お日様の恩恵を受けない人がかかる病気だった様だが、現代では節制した生活をしない人や、不衛生な仕事の従事者が十分な防護をしないで作業した場合罹患するそうである。 昭和四十年代には、周りに結核に罹患経験者が多くいたが、近頃はあまり聞かないのは、早期発見出来る事と、BCGや、薬の進歩のお陰で家庭内で療養できるからだそうである。 決して患者の数は減っていないそうだ。 ただ、乳幼児における予防接種の効果は抜群だそうで、感染しても重篤化しないそうである。 嘗て昭和三十四年、広島市近郊で赤痢が大流行した。 全国的にも流行した。 元は山口県の光市が発祥地であるが、瞬く間に広がって、広島近郊の町村はパニック状態になった。 その時、多くあったサナトリュームの病室を転用して患者を隔離したことが有った。 今回のコロナの爆発的蔓延は、その時に似ている気がする。 赤痢の蔓延時は猫が介在した。 野良猫が菌を運んだのだ。 ネズミの駆除をしてくれるので、ついつい野良猫に餌をやっていたことが裏目に出たのだった。 野良猫退治は、保健所の職員が動員されて連日行われた記憶がある。 現在そのような事をやると、保護団体が黙ってはいまい。 しかし、コロナもまた猫に疑いが掛かり始めている。 同じコロナに感染することが判明したからであろう。 猫からの感染が証明されたら‥…、何だか最悪な結果が予想されてきた。 感染経路不明者があまりにも多すぎる。
 ところで、「アベノマスク」は全品回収だそうだ。 郵便料金はだれが払うのだろうか?‥‥。  

コメント
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