藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

民間施策が政治を上回る

2020-04-18 08:59:57 | 日記・エッセイ・コラム

生命保険会社の中に、今回のコロナで死亡した方たちの補償について、災害扱いとして特別保証を適用するそうだ。 素晴らしい事である。 先ずその発想が素晴らしい。 単なる病気ではなく、治療方法が確立されていない疾病に対し、事故扱いをするという。 こうした事こそ政治が誘導すべき事であるが、民間に先を越されてしまった。 硬直したお役人の頭では、到底発想できまい。 言うなれば、第三次世界大戦並みの大事件、事故である。 我が家の奥様、私の保険はお掛けでないのだ。 原爆被ばく者手帳が有るから、医療費がかからないからである。 死んだ後に、お金など要らないという考えであったが、お孫様など考えたら、やはりかけて置けば良かったとお思いに成り始めたらしい。 いたって欲のないお方だから、自分の事等どうでも良いが、お孫様を考えた時、少し考えが変わってきたようである。 それにしても、この保険会社の発想こそ保険の原点であろう。 儲かったからゴッホの絵を買い込むより、掛け金を払ってくれた庶民に還元する方が社会貢献に成ること間違いない。 今時こそ、ゴッホの絵を競売に出して、そのお金でコロナ研究者の支援を行うべしと言いたい。 新宿のビルの中で鎮座させているより、真に日本人、いや世界の人々に役立つ保険会社に成るだろうと思うのだが、経営者の皆さんいかがお思いでしょうか。