藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

戦後の配給を思い出す

2020-04-23 09:31:07 | 日記・エッセイ・コラム

  食料の無い時代、戦後の配給は貧乏人には救いであった。 しかしながら、何処か「アベノマスク」に似ている気がしてきた。 焚いてもかび臭い外米や、痛みかけたサツマイモを、手帳をもって貰いに行った。 こうゆう仕事は長子の仕事だった。 親は働きに出かけていたからだ。 貰った外米を、幾度も洗って炊いたが、親戚からもらってくる内地米のヤミ米との違いは明らかで、カレーライスで食した記憶がある。 勿論肉抜きだ。 いれてもくず肉。 それでもお腹は満たされたのは確かだ。 「アベノマスク」は、不評を通り越している。 大手商社のいい加減さが手に取るようだ。 こんな時はどんな言い訳もできると踏んで、濡れ手に粟の商売を総理に売り込んだに違いない。 しかも談合で。 入札の公示などどこでも見かけていない。 建設業界で、長く営業していた関係で、暇が有ったら入札関係の公示を閲覧する癖が未だにある。 マスク入札の公示は、見たことが無い。 どさくさ紛れに、総理の御友達で出来上がった、持ち上がった儲け話であろう事がうかがえる。 一人の参議院選挙の裏金に一億五千万円出した安倍総理。 懐が寂しくなってきたので、埋め合わせでも考えたのだろうか。 私の住む町内では、役員の方の発案で、マスク用生地を手に入れて、住人一人当たり二枚の生地を配布された。 簡単な方法で作れるタイプの生地である。 それでも、高齢者で無理な方は、女性軍の応援部隊が、今正に奮闘して縫っている。 「アベノマスク」より、上等な物が出来上がっている。 我が家の奥様も、老眼鏡をかけて只今奮闘中である。

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