WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

西側屋根に着手

2007年10月13日 | ログハウス
 今日から屋根の西側半分の工事に着手した。西側はデッキも付くので屋根は本屋根+デッキ屋根の二段階傾斜となる。今日はログ壁を屋根の傾斜に合わせて整形したところで終了。
 差し入れの鹿肉と赤万願寺とうがらしでプチ焼肉パーティー。
  

曇りがちだったがずいぶん過ごしやすくなってきた。
OZWさんからも新米をいただいた。ありがとうございます。

紫頭巾

2007年10月12日 | ビンボー技
 yuyuさんから丹波黒豆「紫頭巾」をいただいた。おいしいゆで方は塩を入れない沸騰した湯に入れ、再度煮立ったら2分間ゆであげる。好みで塩を振る。下線のところがポイントだそうだ。
 他にも新米コシヒカリ、万願寺唐辛子に伏見唐辛子、ピーマン、大根をいただいた。ありがとうございます。後日、お味の感想を報告いたします。
 ビンボー暮らしにはいただき物はほんとうにありがたい。これもビンボー技の一つ

PETボトルゴミ

2007年10月12日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

 これがビンボー技と言えるかどうかは疑問だが、他に適当なカテゴリを作っていないので。今年の夏はこれまでにも増して暑く、ログハウスや山の作業用についついスポーツ飲料を買ってしまい、空きPETボトルがたまっているので処分することにした。「そもそもPETボトルなんか買わなければいい」と言う声が聞こえてきそうだが(^_^;)?(もう一人の自分もそう言っている)、買ってしまったものは仕方が無い。
 
 PETボトルゴミはかさばる。そこでそのかさを減らす方法をいろいろ試行錯誤してたどり着いたのが、小型ナイフで頭、胴、底に3分割する方法だ。

1)上部口金部分を傾斜のすそあたりで切り取る。
  
2)底の部分を切り取り重ねてゴミ袋に入れる。
  
3)残った胴部分を縦に割り切り、数個分を巻き合わせる。
  

2Lビン17本と500mlビン12本を10Lの資源ゴミ袋に入れたところ。まだ5本分は入りそうだ。作業時間は約5分。
  

 コツ1)複数のPETボトルがある場合、同じ作業は続けていっぺんにやってしまう。一本ずつ分解していては時間がかかる。
 コツ2)丸く切る時、ナイフを持った右手は床などに固定してあまり動かさず、左手で持ったビンの方を回すようにして切ること。一般的にナイフを扱う場合、ナイフの方を動かす切り方は危険が増す。

 ここで紹介した方法は、今のところナイフ1本で簡単にできてベストではないかと思っている。以前、テレビでPETボトルをリンゴの皮むきのように帯状に切ってしまう道具を紹介していたが、店を探しても売っていない。あまり使い勝手が良くないか、値段が高すぎて普及しなかったのだろう。
 皆さんはどうされてますか?もっとよい方法があったら教えてください。


まつたけ!?

2007年10月11日 | まつたけ
昨夜から今朝にかけて雨が降った。金木犀も咲いている。
 
金木犀が咲き始めるとマツタケも出始めると言う。はやる心を抑えて日ごろから「まつたけ十字軍」で整備している近所の山を見に行ってきた。
結果は?
 
 \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/

ん??なにか?

小豆島おまけ

2007年10月10日 | 今日の出来事
 今回の小豆島行きは農村歌舞伎が目的であったが、空き時間に見つけたその他の小豆島の紹介です。

 小豆島と言えばオリーブ。で朝、最初に立ち寄った「東洋オリーブ」の小さな直売所。
 応対してくれた女性社員の方のさわやかで明るい笑顔と、観光地によくあるしつこい売り込みでなく、こちらの知りたいことに簡潔に分かりやすく答えてくれるさりげない商品の薦め方がなんとも心地よく、とても幸せな気持ちになった。朝一番の出来事がハッピーだとその日1日もハッピーになる。ありがとうございました。皆さんもぜひ立ち寄られることをお奨めします。
 
中山の千枚田

 歌舞伎舞台場の周囲に広がる棚田。忙しかった農作業も一段落して農村歌舞伎の行われる秋、重なる田んぼの畦の緑とその等高線に沿って咲く曼珠沙華の赤とのコントラストが美しい。香川県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれている。

大阪城残石資料館
 
 大阪城石垣の巨石が小豆島から切り出され、海を渡って運ばれたのは有名。定番観光コースではあるが、往時の道具や技術を偲ぶことができる。

 正面舞台のような展示館には、意味不明なこんな巨像も。大阪城つながりの縁であろうか、個人的にはツボにはまってしまう像ではあった。


ログハウス民宿 「さといも」

 20年前にご主人が一人で建てられたそうだ。丸太材は古電柱。もう1棟、ダグラスファーの立派なログハウスも建てておられるが、私は断然こっちが好き。左手眼下には海が広がる絶好のロケーションだ。

 「さといも」の庭に生えていた不思議な植物。
  
 直径6cmくらいの、ほうずきのような風船状の実?がなっていた。実の周囲には5~10mmの毛がはえている。手で打ち上げると紙風船のように空に舞う。
 どなたか名前や原産地をご存知でしたら教えてください。「さといも」のご主人もご存じないそうです。

「ビジェット」って分かりますか?

2007年10月09日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・
 ♪みーん、みーん ダイハツ ミジェットは~...。むかし、「ミジェット」という軽オート三輪があった。が、関係ない。
ビジェットとはビジネスジェット機(自家用ジェット機)のことである。

 新聞によると9月下旬、アメリカでビジネスジェット機の見本市が開催された。あの燃えまくった「ボンバル」も格安ビジェットを出してるらしい。日本からはホンダが自社製ビジェットを初出展した。日米中を先頭にした格差社会により富の集積した好景気業界での需要が増えると見込んで、トヨタ始め他の重機械メーカーも関心を示しているという。

 ホンダビジェット1機6億円だそうだ。300万円のハイブリッド車約200台分の「環境への配慮」がビジェット1機で吹っ飛んでしまうのだ。一方でハイブリッド車を出して環境問題に積極的な優良会社を演出しながら、もう一方でこのような資源食いの「ギャル曽根型環境破壊機」を出すなんて、なんかおかしくありません?

小豆島農村歌舞伎(2)

2007年10月09日 | 今日の出来事

今回のプログラム
 
1幕は踊り、2幕は子供歌舞伎。
 

    こいのたよりやまとおうらい ふういんきり
3幕 恋飛脚大和往来 封印切
 遊女の身請けを競い合う忠兵衛と八右衛門。八右衛門に金がないことをなじられた忠兵衛は預かっていた金に手をつけてしまい..。

4幕 義経千本桜 鮓屋
 源氏に敗れ落ち延びた平維盛は、忠臣の弥左衛門が営む鮓屋の奉公人弥助として身を隠していた。弥左衛門には女房、お里という娘、不肖の息子権太がいる。
 この人男です!→

 ある日、維盛の妻子が訪ねて来るが、源氏の追っ手も後を追ってくる。
  維盛と妻子(全員男優)

お里は維盛と妻子を逃がし、弥左衛門は維盛の偽首を用意し追っ手をやり過ごそうとする。陰で聞いていた権太は、維盛らを捕らえて褒美をもらおうと後を追う。
 追っ手がやってきたところへ権太が維盛の首と生け捕りにした妻子を連れてくる。追っ手は権太に褒美を与え妻子を引っ立てて帰っていった。
 
 主君を裏切ったことを怒った弥左衛門は権太を刺す。しかし刺された権太が言うには「あの首は親父殿が用意した偽首。捕らえた妻子は自分の妻子だ」。土壇場で忠義を尽くそうとした権太であったが、日ごろの素行悪く父にはその忠心が伝わらず刺されてしまうという悲劇に..。

 関西では不肖の息子を「ごんた」というが、その語源はこの物語の「権太」に由来しているという。
 
 舞台の向かって右手に謡い手と三味線が控えているのだが、この謡い手の方、豊かな声量といい、歌舞伎独特の節回しといい、その力量は相当なものだ。
 芝居は俳優の台詞と合間に入る謡いとの絶妙の掛け合いで進行していく。現代演劇ではあまり見られない演出手法だが、演技の進行を掛け合いで復唱することにより印象づけたり、物語の進行に対する理解を助ける上で非常に効果的だ。この手法は、マンガ「ちびまる子ちゃん」でも使われていて、登場人物の台詞とどこからか聞こえてくる語りの掛け合いが独特の可笑しみを演出している。その原点はこの歌舞伎にあるのではないかと思わせる舞台テクニックだ。
 
 観客席は段々畑のよう。
 

 観客は集落ごとに皆で作ってきた割合弁当を食べ、酒を飲んでくつろぎながら観劇する。たいへんアットホームな雰囲気。
 
上の左写真の岡持ちのような木箱に右の写真のような小さい弁当箱が10個くらい入っている。

<つづく>
 
 


小豆島農村歌舞伎(1)

2007年10月08日 | 今日の出来事

 10月7-8日、小豆島の伝統芸能、中山農村歌舞伎を見に行ってきた。
予想を大きく超えて素晴らしい芸能であった。
 小豆島は「二十四の瞳」だけではない。むしろ単に小説と映画の舞台を再現してあるだけの「二十四の瞳」分教場跡地なんかよりもずっと見る価値があると思う。もちろん小説自体の文学的な価値とは別の話。ぜひぜひ見に行ってください。

さてそのぶたいですが、なんと、前座が瀬川瑛子さんだった!!
  
 実は瀬川さんは、「NHKたかまつ」の「♪笑ってうたって♪しあわせ家族」という、「ドッキリカメラ」の引っかけ偽番組みたいなタイトルのローカル番組の録画撮りでした。リポーターとゲストが香川各地の一般のご家庭を訪問するという番組らしく、今回は瀬川さんが小豆島のご家庭を訪問され、その締めの歌謡ショーを歌舞伎上演の前に組み合わせたというわけでした。

 今回の小豆島もたくさんのおもしろい発見があって書きたいことは山ほどあるのですが、今日はくたびれて書く元気が無いのでおいおい連載でその素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。


自動車乗り合い制度はどう?

2007年10月06日 | ログハウス

 今日はようやく秋らしいさわやかな一日で、参加者が少なかったわりには仕事もはかどり、屋根片側の断熱ボードと防水シート張りを一気に完了した。急勾配の屋根なので命綱に頼っての作業だが、クライミング経験のあるAさんに初歩のクライミング技術を教えてもらいずいぶん役に立った。まったくこのグループのメンバーはいろんな知識や技術を持った人が多士済々で勉強になる。
 
 今朝ログサイトへ向かう途中でヒッチハイク青年をピックアップした。ログサイトを見学した後、再びヒッチで鳥取へ向かって旅立っていった。うまく鳥取行きの車をつかまえることができただろうか。
 私が学生のころは、ヒッチハイクをよく見かけたものだ。北海道を旅行したときはヒッチだらけで車の取り合い状態だったこともあった。最近はほとんど見かけない。豊かになったということか。しかしヒッチハイクには全く接点の無いもの同士の出会いがあり新しい世界が開けるワクワク感もあるし、交通費を節約することにより環境負荷を少しでも小さくできてささやかなエコにもなる。街を走っていると運転手一人だけの車がいかに多いことか。

 どこかは忘れたが、乗合自動車通勤をして交通費を節約している話が新聞に載っていたことがあった。京都では路面電車復活論議がされているが、車の乗り合い制度も交通緩和と環境負荷軽減の有効な手段として考えてみてはどうだろうか。新しく交通機関を作ったりするのに比べれば経費も格段に少なくてすむだろうし。


ネズミ?

2007年10月05日 | チェンソーカービング

 マツタケ山へ行ったついでに久しぶりに間伐材でカービングの練習をした。
左はフクロウ、右は...来年の干支、ネズミ?

実は訳あって鹿を彫りたかったのだがまだ未熟でネズミのようになってしまった。

このところフクロウばかり練習しているがなかなかうまくならない。我流ではなかなか上達できないと感じたので来月からカービングの倶楽部に入って教えてもらうことにした。
 今月、信州でチェンソーカービングキャンプというのが開催され、初心者講習会もあるというので申し込んだ。主催は伴塾長。世界チャンピオン城所氏、栗田師匠と並んでこの世界では超有名な方だ。チェンソー彫刻で日展にも入選されたことがあるという。
 チェンソーカービングはまだまだマイナーだがいずれ愛好者が増えることは間違いないと思う。趣味性、芸術性、エンターテイメント性に加えて、結構体力も要求されるのでスポーツ性もある。ゴルフなんかよりよほど健康的で環境負荷も小さいと思う。
一日やってると腕が棒のようになる。もう少し若い頃に始めればよかったと思うが、自分が若かった頃にはチェンソーカービングそのものが無かったのが残念だ。
 
 普及する上での問題点も、もちろんないわけではない。チェンソーという取り扱いを誤れば大怪我につながる道具を使うし、騒音(好きなものには心地よい音でもあるのだが)、大量に発生する切り屑だ。住宅地や都市部ではなかなかできない。その分、広い自然の中でやれば爽快でもある。
 ガソリンとオイルを使うことに難色を示す人もいるが、エンジンは原付以下だし車で走り回ったりする遊びに比べれば格段に消費量は少ない。ソーチェーン潤滑のためのオイルも最近は生分解性のものが売られている。少々値ははるけれど。


祝・就職 \(^o^)/

2007年10月04日 | 今日の出来事

 今日はめでたい日であった。ムスメの就職が決まった!
美術系短大を卒業したものの正社員になれず、しばらく契約社員で働いていた。健保、厚年、雇用の最低限の社会保険はあったものの有休も残業手当も退職金も無い。
今度は正社員で、内容もやりたかった仕事のようだしまあ、とにかくよかった。メデタシ、メデタシ。

 格差社会、ワーキングプア、ネットカフェ難民、特に若者のそれが問題となっている。労働者派遣業法によって手配師が法的裏づけを得て以来、派遣と請負を巧妙に組み合わせた二重ピンハネで使い捨てにされてきた若者達が、人間らしく働ける環境を求めて声を上げ始めている。
 つい半年くらい前まではそうした若者達に自己責任論を根拠に「ニート」という蔑称を浴びせ、怠け者の当然の帰結のように言っていた評論家やマスコミが、いつの間にか黙り込んでしまい「ニート」も早や死語になりつつある。「ニート」論の誕生と背景については「ニートって言うな!」(2006光文社新書)のすぐれた分析がある。
        
 
 ようやく希望の持てそうな職場を見つけられたムスメは幸運なのだろうか。ここ4年ほどの間に10件近く応募しては不採用とされ続け、採用されてもタバコの煙と深夜に及ぶ長時間労働の職場にも耐えながら技術を磨いて努力してきた。

 封建時代には体制を維持するための厳然とした身分制度があった。今、親の年収によって学歴と階層が固定化される傾向が出始めていると、マスコミなどでも語られるようになってきている。東大生の親の年収が他大学生のそれよりも高いということで東大は学費軽減の援助策を打ち出した。もちろん塾通いもできず学費捻出に苦労しながら大変な努力をして世に出る幸運な者もいるにはいるだろうが少数だろう。そうした少数例を前提に語られてきた「勝ち組、負け組」だの「頑張ったものが報われるのは当然」といった論理の裏にある意図を考え直すべき時期にきているのではないだろうか。


環境(エコ)ブーム

2007年10月03日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

 90年前後から洪水のように環境関連の啓蒙書や環境危機を煽る本が続々と世に出ている。流れに乗ったほうが得、便乗すれば儲かると見てか、世はあげて地球環境ブームである。一部「抵抗勢力」や冷静公平に分析しようという動きはあってもその勢いに押されてか影は薄い。
 
 
 そんな中で珍しく注目を浴びた抵抗本が「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(2007 武田邦彦)。「たかじんのそこまで言って委員会」でも取り上げられ、書店でも平積みになっていた。
 
 環境問題は物理、化学のように実験で検証することが難しい。それが百家争鳴たらしめている要因だろう。

 なぜ環境・エコブームなのか。これには「反テロリズム」と並んで体制維持を目論む深いウラがあるのではないかと思うのだが、その考察をしようと書き連ねていたところでExplorerがダウンして文章が飛んでしまった。プログラムにもそういう仕掛けがあるのかと思いたくなる。


プラゴミ収集日初日

2007年10月02日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

 9月30日からため始めたプラゴミ3日分である。分別してみると、わが家の家庭ごみの半分弱くらいがプラゴミ、その大半は食品のパッケージであった。今さらながら消費者生活がいかにプラゴミに依存しているか、あらためて思い知らされる。次に多いのが紙ゴミで3番目が生ゴミだ。
 今日はいよいよプラゴミ収集日初日だ。ゴミ出し場を共有するわが隣組は6軒だが、今日出したのはうちともう1軒の2軒だけだった。他のご家庭では少ないのでまだためておられるのか、家庭ゴミに入れておられるのかは分からない。
 前にも書いたように、プラゴミ分別を真面目にきちんとやろうとすると家庭にものすごい負担を強いる。ほとんど嫌がらせといってもいいくらい気を使うし面倒だ。いずれ、半年もしないうちに「うまくいかない」との新聞報道がなされるだろうことは目に見えている。
 そもそもゴミになるようなプラスチックパッケージを使わなければ良いのだ。昔よく近くの商店がやっていたように古新聞の自家製袋とか、豆腐は持参の容器で持って帰るとかリサイクルや代用品のアイデアはいくらでもあるだろう。屋上屋のような容器の上からさらに帯やシールを貼るようなこともやめればいい。納豆は納豆だけでいい、カラシやタレはつけなくていい。プラスチックのパッケージは消費者が便利なように使われていると錯覚するが、実は製造・販売側の都合なのではないだろうか?


米ヌカ

2007年10月01日 | ビンボー技

 田舎に行くとあちこちにコイン精米所がある。たいてい余った米ヌカが、「ご自由にお持ち帰りください」の張り紙とともにどっさり置いてある。我が家は京都市内だが比較的田舎っぽさが残っている地域でコイン精米所もちゃんとある。農家は米をモミか玄米で保存し必要なときに精米するから、コイン精米所をいくつかあたれば年中ヌカは手に入る。稲刈り時期の秋は特に多いような気がする。

 米ヌカはヌカ漬けや肥料、洗剤の代用にといろいろ使い道があり、ビンボー生活には欠かせない。我が家でももらって帰って、ドボ漬け(京都ではヌカ漬けのことを“ドボ漬け”という)作りに、家庭菜園の肥料に、食器洗いに使っている。生協で米ぬか石鹸というのを売っていたが、ヌカそのままでも十分油汚れも良く落ちる。たぶん、合成洗剤のように油分を包み込むのではなく吸着して取り去るのだと思う。他にも私の知らない使い道がまだまだありそうだ。よく乾燥させればコタツやアンカの燃料にもなりそうだ。どなたか他にも良い使い道をご存知だったら教えてください。