そらのコンサート「真冬のクラシック」
2月3日に行って来ました。
「うたひろば」さんの回でした。
ソプラノ田辺千枝子さん、西谷純代さん、
ピアノ(この日は電子ピアノ)片桐寿代さん
で構成されます。
このシリーズ、水曜日の都合で
初めて行くことが出来ました。
なかなか良い雰囲気です。
歌にとっては広くデッドな空間、
この日は電子ピアノにマイク使用で、
演奏者はなかなか大変だったと思います。
しかしそんなことを感じさせないパフォーマンスでした。
例えば、曲によって電子ピアノの音を変えたりとか、
リハーサルで念入りにチェックしたのでしょうが、
歌とピアノのバランスも良かったですし、
ハンディに感じさせない、逆に利用した感じでしたね。
オンブラマイフや野ばらなど、
よく知られたクラシック5曲、
シャンソン2曲(うち1曲は聴衆参加)、
オペレッタ4曲、アンコールではなんと「遥かな友に」。
うたという共通点で、内容盛りだくさんでしたね。
そういう多彩なジャンルでしたが、
お二人ともクラシックにベースを置きつつも、
様々な曲に対応出来る柔軟な声と歌唱力が
素晴らしかったですね。
電子ピアノの伴奏も大変だったと思いますが
アンサンブルが良かったです。
良いものは良い、というスタンスで音楽を捉える
3名の姿勢がとても素敵ですね。
お客さんにただ寄り添うということでなく、
様々な曲へのリスペクトがあるからこそ
素晴らしい演奏が聴けるということだと思います。
9月の単独公演も期待大ですね。
そしてこのシリーズの残り2回の成功も
期待したいと思います。