少しずつ書き足していきます。
前日18日、合唱は15:30集合。
遠方なので助かりました。
初めてのオケとの合わせ。
というか、来る最中考えたのですが、
実は僕、プロオケと演奏するのは多分初めて。
大合唱の経験はあるけど、
助っ人的なポジションだったので、
何だか未知の領域。
実際、合わせは、いろいろな事故がありました。
正直言うと、なんだかふわふわした感じ。
合唱はただただ一生懸命。
オケのサウンドはリハーサル仕様に聴こえて。
僕自身は、初めての経験に、
対応していくのがやっとな感じ。
これが、合唱自体がフェニックスで初めての人なら、
もっと大変だっただろうと。
当たり前だが、指揮者が練習より遥か彼方に。
オケの分だけ、当たり前ですが。。。
そして、オケの音を聴いて歌うと縦が揃わなくなる。
そして、みんな必死なので、
他パートの音を聴こうにも良く聴こえない。
皆一生懸命すぎて、そういうサウンドになっていた。
膿は全部出た感じ。
でも、前日、何か、もっと一つにまとまれるのでは、
そんな思いを持ちつつ家に帰りました。
帰る最中、いろいろ思うことがあって、
帰ってからMLにメールを流しました。
ちょっと引用してみます。
件名 「Nun danket alle Musik ! 」
全ての指導者に感謝しよう
全てのスタッフに感謝しよう
全ての演奏者に感謝しよう
全ての聴衆に感謝しよう
全ての団員に感謝しようそして、私たちをここに結びつけた、
全ての音楽に感謝しよう!
私たちの歌をもって!
明日が良き日となりますように。
これ、真意を理解してもらえなかった方もいるようなので、
少し書くと、
この「讃歌」の”肝”である曲が8番のコラール。
7番で、合唱が高らかに「夜は過ぎ去った」と歌います。
そのままアタッカで8番へ。
8番は2ページ分がアカペラ。
その冒頭歌詞が、「Nun danket alle Gott ! 」
訳すと、「さあ、全てを神に感謝しよう」となります。
訳のみを続けると、「我らの心と口と手を持って」と続きます。
この8番に込められた願いが、この曲の”肝”。
この演奏会について、
僕は歌うだけだったが、
自分も裏方作業をすることがあるので、
この演奏会がどれだけ大変な事業かは分かっていました。
そのことを考えていたら、この8番は、
この「讃歌」の”肝”であるだけでなく、
この演奏会自体の象徴でないかと思ってきたわけです。
そして、8番の冒頭の歌詞をもじった上記の詞を
MLに流したわけです。
読んで、「何かっこつけてるんだ」という人もいたでしょうが、
かっこつけて書いたので(笑)、いいのです。
僕の心からの願いだったので。
この演奏会に関わるあらゆるものに感謝し、
また、私たちをこの場に結びつけた音楽に感謝し、
それを私たちの歌で表現する。
帰りの車中、
僕は、基本的なところへ立ち帰ることが出来ました。
結局のところ、一人一人が、
音楽を尊重し、音楽に謙虚で在れるか。
そうすれば、音楽は、きっと、そこにいてくれるはず。
そう思い、
僕は明日の演奏を夢に、眠りにつきました。
(つづく)
前からチケットは買ってあったんですケド。
合唱良かったですよ。
席が後ろの方だったので、歌詞はあまり聞こえませんでしたが、ハーモニーがとても良かったです。
でも一番音が飛ぶ位置にオケがいたので、合唱には不利でしたね。
オケピットが欲しいと心から思いました。
合唱メンバーに長岡市長の森さんがいたので、ぜひその旨お伝え下さい(^-^)
長岡市立劇場は、残念ながら
音響の良いホールではないので、
豊かな声量と、豊かな響き(弱音のサウンドなど)を両立することが
非常に難しいと思いました。特にオケ相手なので。
しかし、明日にでも書きますが、
結果的には、その「弱音」の方が、
当日は良かった気がしています。
歌っていて楽しかったですが、
これまで、長岡の演奏会は聴衆として聴いて来たので、
客席で聴いてみたかったなと。
DVDを頼んだので、今から楽しみです。