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分かる人間には分かる秋篠宮家の真価

2014-10-15 09:30:12 | 時評



小和田家の秘密に言及した『週刊新潮』10月9日号は必読!

《日本人必読レポートが週刊新潮(10月9日号)に掲載されています》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com


■知る人ぞ知る小和田家の情報が発売中の『週刊新潮』(10月9日号)
工藤美代子レポート “「皇后美智子さま」の秘録”第18回「正田家と小和田家」に記載されてます。

実際、ここに書かれている情報は承知していましたが、ほとんどの国民は知らないことです。

小生の最新刊『ひと目でわかる「大正・昭和初期」の真実』の41ページに
「そして、昭和天皇の侍従長・入江相政の母親は、白蓮の姉・信子でした。」と、
入江侍従長に唐突に触れたことに、「????」を感じた方は洞察力が優れていらっしゃいます。
保守層の国民にとって入江侍従長で記憶に残っているのは、
最初に「小和田雅子さん」が皇太子妃の候補に名前が挙がったとき
「小和田家は江戸時代まで家系がたどれない」として、
反対され「雅子さん」は候補から外されたのですが、
昭和天皇が逝去され入江侍従長が皇居から去ってからまた
「小和田雅子さん」が皇太子妃候補に復活したのです。

小生が、入江侍従長のことで、書きたかったことを
すべて工藤美代子氏が、論述しています。
この工藤美代子氏の連載は単行本になるでしょうが、
この号の一部は収録されない可能性がありますので、前々号の本多勝一氏が
捏造写真を認めたグラビアページと同じファイルにストックする価値があります。

現在、雑誌に価値のない情報が溢れていますが、歴史的な価値のある記事は、
小生もストックしていますが、今回の工藤美代子氏のページはストックしますよ。

まさか、この小和田恒家の秘密が白日の下に晒されるとは思っていませんでした。
工藤美代子氏が「墓の件にこれ以上分け入るのは今回は避けたい。」と、記していますが、
「墓石を新しくしたとき一部を処分して移設した件」のことなのでしょうが、
天皇家に直接係わることですので明らかにするべきだったと思います。

工藤美代子氏は、「関東大震災で朝鮮人虐殺はなかった」とのレポートを
『SAPIO』に連載していましたが、単行本は別の出版社が発行していました。
また、小生の「朝鮮版朝日新聞の研究」も徳間書店から発行になりました。
いま戦前のタブーに斬り込める出版社は限られてますので、
興味のある方は今週号の週刊新潮は必読保存版です。

【継続はチカラ也!時間があったら凸っちゃおう!~デイリー3凸のコーナー~】
↓ 朝日が記事取消=慰安婦決議の根拠もなくなった!撤回しるっ ↓
慰安婦決議を行った国賊自治体に、決議撤回要求!まずは宝塚市へっ!【国賊自治体の凸先・文例アリ】
http://migigimi.blog.fc2.com/blog-entry-552.html




【秋篠宮家】佳子さま “学習院大学中退の理由”
2014年09月19日
http://it.2chblog.jp/archives/1009541296.html





2014/09/19(金) 08:34:07.13 ID:???0.net

紀子さまの48才の誕生日となる9月11日、宮内庁は突如、次女・佳子さま(19才)が学習院大学文学部教育学科を8月31日付で中退されていたことと、来春、国際基督教大学(ICU)など、他大学を受験されることを発表した。

(以下省略:反日でなる女性セブンの記事など、何の意味もない、)

※女性セブン2014年10月2日号
http://www.news-postseven.com/archives/20140918_277150.html




日本が好きなだけなんだよ


2013.06.12 Wed 21:15
Edit
分かる人間には分かる秋篠宮家の真価
狙われた皇室

http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-986.html


誤解と偏見  秋篠宮 2013年5月13日 井沢満ブログ



お会いした、というのも不遜なほどの、僅かなお目にかかり方であったが、秋篠宮ご夫妻につかの間、接したことがある。

某 映画の試写会で、私もどういうものか来賓席を頂戴して同じエリアに秋篠宮ご夫妻がいらして、私ごとき者にもお辞儀をたまわり、恐縮した。紀子スマイルが美 しく、秋篠宮も穏やかに腰低くあらせられ何と気持ちのいいカップルだろうと、記憶に残った。まだお二人もお若い、昔のことである。

・・・・ということを話したら、眉をひそめた人がいる。わけを聞いて驚いた。「紀子様は計算高くしたたかで・・・云々」その後周辺に聞いてみたら、同じ感想を漏らす人が一人ならずいてまた驚いた。

聞 けば、男子をご出産のタイミングが、どうも紀子さましたたか、の印象の根源らしい。それならお気の毒である。紀子様は、東宮雅子妃との関係で第三子を出産 をしてはならぬ、と陰に陽に圧力をかけられていた。庶民なら暴れてもいい人権侵害だが、皇室は特殊である。紀子様は耐え、従った。

そして時が経ち、雅子妃にいよいよ第二子の出産の可能性がないことがはっきりしたとたん、紀子様に手のひら返しして今度は、やれ産めそれ産め。男子をなせ。心が弱い方なら、そこでプレッシャーに折れたと思う。しかし耐えぬいて、ご出産、男子だった。

そしたら、男子をタイミングよく生んだことが計算高い、したたか、だという印象を広めたようで、人の噂というものは本当にしょうもない。もっとも何者かが秋篠宮と紀子様に関するあることないことを、触れまわり噂を流していた形跡もある。

東宮の豊かな歳費に比べれば、慎ましい予算をやりくりして、公務は東宮ご夫妻の10倍、20倍。お遊びと静養にもめったに出られない。お世継ぎまでなして悪口を言われる紀子様をお気の毒だと思う。出来過ぎる嫁はとかく反感を呼ぶというのもありそうだ。

現 在、ご夫妻、お嬢様お二人、時には悠仁さままで含めて、ご公務にフルに励んでいらっしゃり、神事も怠らず、このご一家で皇室は今、支えられているというの に。将来の天皇陛下を擁しているご家庭なのに東宮に比べ護衛が希薄なのも、皇室典範の決め事とはいえ、心配で理不尽なことではある。

多少 はオーラも分かる者として言わせていただけば、紀子様も秋篠宮殿下も澄んでいる。悠仁さまのオーラの半端無さは、芸能界でスターのオーラに慣れている人が 指摘する。私も感じる。比べるのは、不適切かもしれないが、新人俳優を見て、すーっと視線を惹きつけられる人がまれにいて、するといずれ必ずスターにな る。まだ外したことがない。悠仁さまにそれを感じる。悠仁さまのオーラはスターのそれとは異なり、ちょっと神的なものも感じる。言うに言われぬ存在感。

こういうお子様の母であるということは、きっと凄いことなのだろう。いずれは天皇陛下と呼ばれる我が子。不憫、と思う気持ちも時に動くのではなかろうかとも想像する。お健やかに育たれ、無事ご即位の時を迎えていただきたい。日本という桧扇の要は皇室である。

それにしても、いずれ悠仁さまと結ばれ妃と呼ばれる小さな女の子もこの日本のどこかに誕生しているのかもしれない。そう思うと行く末を見届けたい思いもあるが、まず私はもうこの世にはいないだろう。

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(コメント)
秋篠宮家に関するデマを現在、執拗に流しているのは、創価学会、統一教会、ワールドメイト辺りが主体だと思われるが、邪教の僕や闇の生物達がいくら嘘を垂れ流しても、分かる人間には通用しないものである。

盲 人の見ざるは日月の咎にあらず、という諺があるが、太陽や月を盲人が見られないのは、太陽や月のせいではない、という意味である。誤解や偏見が多いのは秋 篠宮家にも責任がある、ともっともらしく言う人間が居そうだが、そういう愚かな人達には、上記の諺を謹んで進呈したい。

小和田家の後ろ暗さ、雅子妃の入内の経緯や、秋篠宮家についての悪質なデマを流した皇族がいたことについては、過去の記事を参照して欲しいが、秋篠宮紀子妃殿下の経験された御苦労が、いずれ大輪の花となって報われることを望む次第である。

最近、当ブログの更新頻度が激減していますが、仕事が激務なため消耗が激しく、かくなる次第となっていますので御了承下さい。

安倍晋三首相の「いわれなき中傷」発言に時代の風を感じる。

2014-10-12 10:13:25 | 時評
朝日慰安婦誤報の記事から随分時間が経た様に思う。その間に日本国民の意識は
嫌韓に大きく振れた。仁川アジア大会は韓国が、スポーツ精神など何等も理解しない状況を
連日報知せしめた。

従軍慰安婦などとは、全くプロバガンダ用に作られたもので、韓国が尾ひれを付けた言われないものと、自覚するようになった。韓国は、慰安婦聞き取り調査を公開するが、日本に対する
反論は、慰安婦自身の言葉のみである事が、現実に表明されただけである。

朝日新聞と左翼言論が作り上げた幻想は脆くも崩れた瞬間である。

メデイアの言葉狩に遭遇して幾多の日本政治家は討ち死にを余儀なくされた。

9月19日の自民党の国際情報検討委員会の決議は、政治家が決定した見解と言う意味でも
重要である。これまでの融和路線からの乖離を望みたい。

この間にメデイアが用意したのは、民主党が主体になった、在特会との写真ばかりであり、
国会はスキャンダルの場と化した。レンポウのうちはもブーメランとなった。
左翼、反日メデイアの野望は潰えた。



2014.10.11 08:55更新
日韓首脳会談行わず 来週のASEM 政府高官「必要ない」

http://www.sankei.com/politics/news/141011/plt1410110013-n1.html

安倍晋三首相は16、17両日にイタリア・ミラノで開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に合わせた韓国の朴槿恵大統領との個別会談を行わ ない方向となった。政府高官が10日、韓国検察当局による産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の在宅起訴を受け、「韓国はことの重大性に気付いてきた。そも そも(朴大統領と)会う必要がない」と語った。閣僚からも同日、在宅起訴をめぐり、批判が相次いだ。
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は 記者会見で「民主国家ではあるまじき行為だ」と改めて批判した。石破茂地方創生担当相は「健全な民主主義国家で健全な言論が保障されることは大原則だ。内 政干渉めいたことを言うつもりはないが、民主主義で報道の自由はあくまで守られねばならないということに尽きる」と韓国側の対応に不満をあらわにした。下 村博文文部科学相は「産経だけを訴追したのはいかがなものか。韓国メディアを引用して名誉毀損(きそん)に当たるのであれば、外国の報道機関は韓国の記事 を参考にしては書けなくなる」と指摘。山谷えり子国家公安委員長は「遺憾に思っている」と語った。





2014.9.15 23:18更新
慰安婦聞き取り映像を公開 韓国団体
http://www.sankei.com/world/news/140915/wor1409150047-n1.html



韓国で戦後補償問題に取り組む市民団体「太平洋戦争犠牲者遺族会」は15日、ソウル市内で記者会見し、慰安婦問題をめぐる河野洋平官房長官談話の作成過程で日本政府が実施した元慰安婦の女性に対する聞き取り調査の映像を公開した。
 聞き取り調査は河野談話発表直前の1993年7月にソウルの遺族会事務所で行われた。遺族会は日本側と映像を公開しないことで合意していたが、「安倍政権が談話を極度に傷つけているため、証言の証拠が存在することを知らせる」として公開に踏み切った。
  調査は16人の女性を対象に実施されたが、遺族会は表に出ていない人もいるなどとして、一部を編集した17分間の映像を公開した。映像では2人の女性が 「日本の巡査と朝鮮人に両腕をつかまれ連れて行かれた」「言うことを聞かないからといって腕をねじ曲げられた」などと話している。(共同)



2014.9.17 10:50更新
朝日新聞批判、「慰安婦問題を歪曲する動き」 韓国政府「本質ごまかす広報戦」と警戒
http://www.sankei.com/world/news/140917/wor1409170016-n1.html

韓国政府当局者は16日、慰安婦問題で「女性を強制連行した」とする吉田清治氏の証言記事を取り消した朝日新聞に対し強い批判が出ていることをめぐり、慰安婦問題全体がでっち上げられたように歪曲する動きが日本で強まっていると指摘した。
 当局者は、日本が国際社会で「本質をごまかす広報戦」を展開し、韓国との協議でも記事取り消しを活用する可能性があると警戒感を示した。
  当局者は「問題の本質は慰安所で女性が自由を奪われ尊厳を傷つけられたことにあり、女性が本人の意思に反し慰安所に連れて行かれた強制性があるとの事実に 変わりはない」と主張。「記事取り消しを根拠に慰安婦動員の強制性を否定することは、過去の過ちを隠蔽しようすることだ」とした。
 募集時や移送段階の強制性は連合国軍や極東国際軍事裁判の資料でも確認できると主張した。(共同)



2014年10月4日(土)
しんぶん赤旗
「慰安婦」問題 首相の「いわれなき中傷」発言
国際社会の批判に挑戦

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-04/2014100402_02_1.html

安倍晋三首相が3日、日本軍「慰安婦」問題で「日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」と発言したことは、日本軍の 関与を認め謝罪を表明した「河野官房長官談話」(1993年)を「継承する」とした自らの立場を否定する、二枚舌的態度を示したものにほかなりません。
核心の否定
 安倍首相は9月14日のNHK番組で、朝日新聞が、過去に掲載した「慰安婦を強制連行した」とする吉田清治氏の証言の記事を取り消したことに関 し、「世界に向かって取り消していくことが求められている」とし、「事実ではないと国際的に明らかにすることを、われわれも考えなければならない」と述べ ていました。3日の首相発言で、それが日本軍「慰安婦」制度が性奴隷制であったという核心を否定するものであることが明確になったのです。
 「朝日」が取り消した「吉田証言」は、「河野談話」の根拠とされたものではなく、その取り消しで「河野談話」も、性奴隷制としての「慰安婦」制度の本質も、揺らぐものではありません。「吉田証言」が「河野談話」の根拠であるかのようにねじまげてきたのは首相らの側です。
 質問に立った自民党の稲田朋美政調会長は、国連勧告や米下院、台湾、オランダ議会などによる非難決議を名指しし、「今後どのように日本の名誉回復 をはかっていくのか、具体策を真剣に検討する場を党のなかに新たに設けたい」と、対外調査・情報発信のための特命委員会設置を表明しました。
自民の決議
 自民党は党の国際情報検討委員会の決議(9月19日)でも「朝日」の記事取り消しで「性的虐待も否定された」として、性奴隷としての「慰安婦」制度の本質を否定しています。政府と政権党が一体となって、国際社会の批判に挑戦する大暴走を始めています。
 『週刊現代』10月11日号は、「世界が見た『安倍政権』と『朝日新聞』問題」という特集で、「ヒステリックな朝日叩(たた)きによって、日本の 国際的イメージは、恥をさらすことになっています。安倍政権は戦時中の責任を回避しようと必死になっていると映る」などの海外コメントを紹介。「日本人が 考えている以上に世界が日本を、急速に見放しつつある」としています。
 外交的にも亡国の道を突き進む安倍政権に、厳しい批判がますます強まっています。 (中祖寅一)




安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論

2014-10-08 03:06:01 | 時評

自民党結党以来の安保問題の進展が見えたのに、民主党は何を思ったのか、
3度も党内議論を変節させている、最終は反自民が政策と言う有様では、誰にも信頼されない。

民主党は、田城郁議員が集団的自衛権 撤回を迫った、と書くが迫力不足は否めない。
http://www.dpj.or.jp/article/104963

「閣議決定の撤回を強く求める」ならば、「村山談話」の成立時の不透明さを指摘する。
「村山談話」「河野談話」は撤回されて良いものである。民主党、田城郁氏の十分な議論とは
何を指していっているのか、意味不明である。今年の閣議決定前後を言っているなら勉強不足である。
国民を守らない民主党と言う意識は定着している。安保問題に対する民主党の立場は国民には
不安が伴う。

東京新聞の記事で、自衛権の行使の要件は緩和されたのか、と言う問いに、答えることが可能であろうか。
個別的自衛権の行使に同じ要件で、自衛権の行使は自国防衛に遜色ないものか、グレーゾーン事態の論議を忘れた安全保障論議には、瑕疵はないのか、東京新聞の記事には疑問が先にたつ次第である。
国の存立は、憲法存立の根幹である。必要最小限とは、仮想敵国の軍事力と勘案される。
アジアでも稀有な軍事小国が、仮想敵国からの侵略を阻止しえるかの論議も為しに為される集団的自衛権 とは、一体何処の空論であろうか。


安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論
2014.10.4 05:00
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n1.html

 臨時国会の焦点となっている集団 的自衛権の行使容認に向けた政府の閣議決定をめぐり、安倍晋三首相と民主党による攻防の火ぶたが切って落とされた。民主党は衆院解散を見据え、徹底抗戦の 構えで3日の衆院予算委員会に臨んだが、首相に次々と論破される場面が目立った。集団的自衛権の見解をあいまいにする民主党の体質が、攻めきれない迫力不 足の要因になっているようだ。
 「首相は現場を知らない!」  こう舌鋒(ぜっぽう)鋭く迫ったのは民主党の辻元清美氏。首相追及のターゲットに絞ったのは、政府が集団的自衛権の行使対象として例示した「邦人を輸送する自衛隊の米艦防護」だった。
  辻元氏は、平成9年に自衛隊と米軍の役割分担を定めるため改定した「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の審議に自身も参加したことに言及し、 「邦人救出は米国に断られたのではないか」と詰め寄った。米軍は邦人を救出しないのだから、「米艦防護」の事例は現実性がなく、集団的自衛権の行使容認は 不要だと印象付ける狙いがあったようだが、返り討ちにあった。
  首相は「米国は義務化は困るということだ。当然協力はする」とばっさり否定。その後も辻元氏は批判を繰り広げたが、そのたびに首相に反論され、平行線に終 わった。  この日、最後に質問に立った民主党の枝野幸男幹事長は、政府が7月の閣議決定で盛り込んだ「武力の行使の3要件」(新3要件)を、従来の自衛権発動の3 要件と比べ、「(武力行使の対象が広がる)歯止めになっていない」と批判した。
 だが、首相から「枝野氏の発言は国民の多くが誤解する」と反論を受け、時間切れで中途半端に終わった。幹事長として党内の意見集約を進めなければならない立場を考慮したのか、明確な考えを打ち出せず、質問はパンチ力に欠けた。
 民主党は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に反対の立場だが、今後の安全保障の根幹となる集団的自衛権の行使容認をめぐり、党の明確な見解は定まっていない。党内をまとめきれない民主党を見かねた閣僚の一人は常々こうつぶやいている。
 「党内が安全保障で分かれていたらダメだ。それを一緒にしたのが小沢一郎(生活の党代表)さんだ」(峯匡孝)


(集団的自衛権行使における)明白な危険の範囲「まさに明白」首相、不明瞭な答弁(東京新聞)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/362.html
投稿者 JAXVN 日時 2014 年 10 月 04 日 09:41:56: fSuEJ1ZfVg3Og

「明白な危険の範囲「まさに明白」 首相、不明瞭な答弁

 安倍晋三首相は三日の衆院予算委員会で、集団的自衛権を行使するかどうかの判断基準になる「新三要件」のうち「国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」の「明白な危険」の範囲に関し「明白な危険とは、まさに明白だ」と述べた。首相は集団的自衛権をはじめ政権の重要政策に関し「丁寧な説明をする」と口にするが、現実は伴っていない。首相の言葉を考察した。 (木谷孝洋)
 予算委で「明白な危険」の範囲を質問した民主党の枝野幸男幹事長は「あいまいだ」と追及。だが、首相は「(要件は)結構厳しい。あいまいではない」と取り合わなかった。枝野氏は「明白な危険の範囲がどこまでか全く答えがない」と批判し、政府の判断次第で歯止めなく広がっていく恐れがあると指摘した。
 首相の言葉は丁寧さが足りず、国民を説得しようという姿勢が感じられないことが多い。
 安倍政権が七月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定してから、初めて迎えた本格的な国会。当然、行使を認める必要性などが論戦の大きな焦点になる。
 しかし、首相が九月二十九日に行った所信表明演説に「集団的自衛権」の文字はなかった。民主党の海江田万里代表が各党代表質問で「議論拒否の姿勢だ。国民に丁寧に説明すべきだ」と求めると、首相は「議論拒否の発想はない」と反論しながら、行使容認を反映させた関連法案に関し「膨大な作業のため、少し時間がかかる」と述べるにとどめるなど、必要性の詳しい説明はなかった。
 先の訪米での国連総会一般討論演説では、持論の「積極的平和主義」について「人間を中心に据えた社会の発展に骨身を惜しまなかったわれわれが獲得した確信と、自信の、おのずからなる発展の上に立つ旗」とだけ説明。海外での自衛隊の活動拡大という重要な意味には触れなかった。
 論理より感情に訴える面も目立つ。
 集団的自衛権の必要性を唱えた五月の記者会見が典型例。邦人輸送中の米輸送艦を守れるようにすべきだと訴え、赤ちゃんを抱いた女性や少女の絵を掲げ「船に乗っているお母さんや多くの日本人を守ることができない」と力説した。
 式辞では真意を疑われるケースもあった。
 首相が八月、広島市と長崎市の平和式典で行ったあいさつは、冒頭と末尾が昨年と酷似していて「コピペ(文章の切り貼り)」と指摘された。長崎市のあいさつは、核廃絶など政府の取り組みを説明する部分まで、三日前の広島とほとんど同じ表現。長崎市民が今年、初めて聞いた言い回しは皆無に近かった。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100402000145.html

一方、産経新聞はこう報道しています。
「安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論

 臨時国会の焦点となっている集団的自衛権の行使容認に向けた政府の閣議決定をめぐり、安倍晋三首相と民主党による攻防の火ぶたが切って落とされた。民主党は衆院解散を見据え、徹底抗戦の構えで3日の衆院予算委員会に臨んだが、首相に次々と論破される場面が目立った。集団的自衛権の見解をあいまいにする民主党の体質が、攻めきれない迫力不足の要因になっているようだ。
 「首相は現場を知らない!」
 こう舌鋒(ぜっぽう)鋭く迫ったのは民主党の辻元清美氏。首相追及のターゲットに絞ったのは、政府が集団的自衛権の行使対象として例示した「邦人を輸送する自衛隊の米艦防護」だった。
 辻元氏は、平成9年に自衛隊と米軍の役割分担を定めるため改定した「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の審議に自身も参加したことに言及し、「邦人救出は米国に断られたのではないか」と詰め寄った。米軍は邦人を救出しないのだから、「米艦防護」の事例は現実性がなく、集団的自衛権の行使容認は不要だと印象付ける狙いがあったようだが、返り討ちにあった。
 首相は「米国は義務化は困るということだ。当然協力はする」とばっさり否定。その後も辻元氏は批判を繰り広げたが、そのたびに首相に反論され、平行線に終わった。
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n1.html
 この日、最後に質問に立った民主党の枝野幸男幹事長は、政府が7月の閣議決定で盛り込んだ「武力の行使の3要件」(新3要件)を、従来の自衛権発動の3要件と比べ、「(武力行使の対象が広がる)歯止めになっていない」と批判した。
 だが、首相から「枝野氏の発言は国民の多くが誤解する」と反論を受け、時間切れで中途半端に終わった。幹事長として党内の意見集約を進めなければならない立場を考慮したのか、明確な考えを打ち出せず、質問はパンチ力に欠けた。
 民主党は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に反対の立場だが、今後の安全保障の根幹となる集団的自衛権の行使容認をめぐり、党の明確な見解は定まっていない。党内をまとめきれない民主党を見かねた閣僚の一人は常々こうつぶやいている。
 「党内が安全保障で分かれていたらダメだ。それを一緒にしたのが小沢一郎(生活の党代表)さんだ」(峯匡孝)」
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n2.html

参考
「史上最低の防衛相」が民主党副代表で大丈夫か 安倍首相に軽くかわされ…(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/285.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 10 月 02 日 14:17:42: AtMSjtXKW4rJY  



【参院本会議】「集団的自衛権に関わる閣議決定は撤回すべき」田城郁議員
2014年10月02日
http://www.dpj.or.jp/article/104963

参院本会議の代表質問2日目となる2日、民主党会派3番手となる田城郁議員が質問に立った。田城議員は(1)集団的自衛権(2)原発再稼動(3)外交姿勢(4)ヘイトスピーチ(5)女性の活躍(6)沖縄米軍再編――について安倍総理の見解をただした。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定については、「安倍総理は国民の声に耳を傾けることなく、国会での追求を逃れてきた」と批判し、「公での議論を素通りし 不透明なままに決めた閣議決定の撤回を強く求める」とした。関連法案の審議が来年度に先送りされたことについて「政治的思惑から先送りし、十分な審議もせ ずに強引に成立させることがあってはならない」と懸念を示した。
原発再稼働については、福島原発事故の対応が収束していない中で川内原発 の再稼動手続きが拙速に進められていることを批判。「予知不能であった御嶽山噴火は自然からの警鐘と受け止めるべき」と述べ、桜島から50キロしか離れて いない川内原発の再稼動については地震や噴火の影響をより慎重に考慮すべきだと主張した。安倍総理は、「川内原発の審査では、桜島を含む周辺の火山で御嶽 山の噴火よりもはるかに大きい規模の噴火が起こることを前提に厳格な審査を行っており、再稼動に求められる安全性は確保されている」と答弁した。
 中国・韓国との外交姿勢については、安倍総理が靖国神社参拝断行などによって「日本の孤立化を招いている」と批判した。また、9月25日に岸田外相が尹 炳世(ユン・ビョンセ)韓国外相と会談した際に「河野談話は継承し見直さない」との政府方針を伝えたと報じられていることについて、安倍総理に確認した。 安倍総理は「(河野談話を)見直す考えはない」とだけ答え、「継承する」と明言することを避けた。
 ヘイトスピーチについては、在特会など排外主義的団体の言動が国際的にも批判されている状況を踏まえ、具体的にどう対応するのか尋ねた。また、今回の改 造人事では、河野談話やヘイトスピーチについて政府の公式見解とは異なる考えを持った議員が任命されていると指摘し、安倍総理の見解をただした。安倍総理 は「一部の国・民族を排除しようという言動は残念であり、あってはならない」と答弁しつつ、「ヘイトスピーチの規制については、個々の事案の具体的状況を 検討する必要があり、一概に申し上げることは困難」「自民党での検討や国民的議論の深まりを踏まえて考える」と述べ、政府として直ちに検討する考えのない ことを明らかにした。
民主党広報委員会



「親朝日」勢力による慰安婦問題継続の“工作活動” 藤岡信勝氏が指摘

2014-10-06 17:15:55 | 時評
折角、歴史の転換点が見えたのに、引き戻されるのは嫌です。
揺り戻しが自然に起こるのは経験済みだが、人為的に引き起こされるのには、警戒を要する。

拓殖大学の藤岡信勝客員教授の意見には、賛成する。
河野談話でも、河野洋平氏が記者会見で強制性を付加したのも論じられるべき点である。河野談話も、吉田証言からの認識の変化については、
論じるべき点が多い。


「親朝日」勢力による慰安婦問題継続の“工作活動” 藤岡信勝氏が指摘

夕刊フジ 10月6日(月)16時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000008-ykf-soci

朝日新聞が慰安婦問題の大誤報を認めてから2カ月が過ぎた。世界に「慰安婦=性奴隷」という事実無根の宣伝が広まるなか、朝日による日本と日本人の名誉を回復させる動きは鈍い。一方、「親朝日」勢力による問題継続の“工作活動”も始まっている。慰安婦問題を徹底追及してきた拓殖大学の藤岡信勝客員教授が迫った。 

 朝日が8月5、6日に掲載した、慰安婦報道の検証記事は欺瞞(ぎまん)に満ちたものであった。産経新聞からコメントを求められた私は「白旗を掲げつつ進軍ラッパを吹くようなものだ」と評し、「朝日新聞はその代償を払わされることになるだろう」と予言した(8月8日付)。その後の経過は、私の予言通りになった。

 朝日は未練たらしく、8月28日には追加の小特集記事を掲載し、河野洋平官房長官談話には吉田清治証言は影響していないとして、談話見直しに反対するミニ・キャンペーンを張った。

 しかし、強気の姿勢もここまで。その後、ジャーナリストの池上彰氏のコラムを一時不掲載にしたことなども響いて、9月11日、ついに木村伊量社長が記者会見を開いて謝罪する事態に追い込まれた。

 私は朝日問題に関して、現時点で論ずべき2つの論点を提起したい。

 第1は、朝日の犯したのは、うっかり間違いの「誤報」なのか、意図的に事実をデッチ挙げた「捏造」なのか、という問題である。植村隆記者は1991年8月11日付の大阪本社版社会面で、慰安婦の過去をカミングアウトした第1号、金学順(キム・ハクスン)さんの証言を記事にした。

 しかし、植村記者は「だまされて慰安婦にされた」とは書いたが、「14歳のとき、母親に40円でキーセンに売られた」という重要な事実を書かなかった。また、金さんが「女子挺身隊の名で」連行されたと書いたが、本人は一言も女子挺身隊には言及していないのである。

 取材対象が言ってもいないことを付け加えたのなら、植村スクープは完全な捏造といわれても仕方ない。このことは、9月末放送のテレビ朝日『朝まで生テレビ!』でも珍しく合意された。

 《朝日は8月5日の検証記事で、金さんがキーセンに売られたと明らかにしたのは『91年8月14日に北海道新聞や韓国メディアの取材に応じた際』とし、女子挺身隊については『当時慰安婦と挺身隊の混同がみられ、植村氏も誤用した』と説明。『意図的な事実のねじ曲げはない』とした》

 第2は、吉田証言を虚偽として取り消しても、「慰安婦問題は厳然として存在」しているのかという問題である。一部メディアなどは、慰安婦問題を「継続」することに躍起になっている。今、最大の争点はここにあるといってよい。

 継続派は集団錯誤に陥っている。吉田氏の創作した「奴隷狩り」のイメージが、慰安婦問題のすべての原点なのである。それ以前に、慰安婦の強制連行などを問題にした人はいない。吉田氏の嘘は1982年から、現代史家の秦郁彦氏による韓国・済州島の現地調査で虚偽がバレる92年までの10年間、誰も疑うことなく、ノーマークで闊歩(かっぽ)した。

 この10年の刷り込み効果なしに、慰安婦問題は存在しなかった。吉田証言が否定された今、慰安婦問題はすべてが消滅する。これをこそ、「直視」すべきである。

最終更新:10月6日(月)16時59分

夕刊フジ

天安門事件とテレサ・テン

2014-10-05 16:26:53 | 時評



天安門事件とテレサ・テン

テレサ・テン 「もっとも影響力のある文化人」と「天安門事件」


作家・廖真佩
 【大紀元日本12月22日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d15289.html

 今年8月、中国大陸のメジャーサイト「中国ネット」は共産党政権が中国を支配して60周年を機に、「もっとも影響力のある文化人」というネット投票を主催した。しかし、皮肉なことに、共産党政権が一番手を焼いてきた歌手、テレサ・テンが850万票、全票数の1/3の得票で、トップの座に輝いた。

 中国大陸の人が初めてテレサ・テン(中国名:麗君)を知ったのは80年代初頭、「何日君再来」という歌が爆発的なブームとなったのがきっかけだった。ほどなくして、当局は台湾の歌手である彼女の歌が反政府感情を煽るのではないかと恐れ、彼女の歌を不健全な歌と位置づけ、販売ならびに所持を禁止した。しかし、それでも、人々は当時の大陸の「お堅い」歌に疲れ、彼女の人間味あふれる歌に癒しを求め、こっそり聞き続けた。

 時がたち、1987年、大陸と台湾の関係が改善され、テレサ・テンの歌も巷でたくさん聞こえるようになったが、それも長くは続かなかった。1989年6月4日、中国で民主化を求める学生達に、政府が武力弾圧・虐殺を繰り広げ、いわゆる「天安門事件」が起きた。テレサ・テンは香港で行われた弾圧抗議集会で、「民主万歳」と書いた鉢巻き姿で、「私の家は山の向こう」という歌を歌い、自ら大陸の学生達への支持と民主化実現を訴えた。

 天安門事件直後、日本でのテレビ出演を予定していたテレサは急遽日本行きを取りやめ、香港に残ることを選んだ。当時日本テレビの生放送で、香港からの中継が放送され、その時テレサは「日本にとても行きたかったのですが、ちょうど今の中国はこのような状況だから、香港にいたいのです」と話し、涙を堪えながら「香港」という歌を悲しみと信念を込めて歌いきった。

 テレサはその後も毎年、天安門事件を記念する行事に参加した。天安門事件前、大陸でのコンサートを熱望していたのも、事件と早すぎる死で、実現することはなかった。

 「もっとも影響力のある文化人」投票で、テレサ・テンに投票した人々は、彼女の歌に投票したのか、彼女の人柄に投票したのか、彼女の信念に投票したのか、彼女の民主を愛する精神に賛同し、投票で自分の意志を表したかったのかは、このクリックされただけの数字ではわからない。しかし、天国にいるテレサは、きっと自分の歌だけでなく、天安門事件も、当時の学生の精神も忘れるなと、彼女のあの澄んだ声で語りかけているに違いない。

(翻訳編集・心明)





テレサ・テンという、アジア最強コンテンツ 死後も10億人を魅了する魔力
http://news.livedoor.com/article/detail/7544553/

この連載コラムでは、中国のみならず、台湾、香港、東南アジアを含む「グレーターチャイナ」(大中華圏)をテーマとする。私は20代から40代前半の現在まで、留学生や特派員として、香港、中国、シンガポール、台湾に長期滞在するチャンスに恵まれた。そうした経験の中で培った土地勘を生かし、「大中華圏」 での見聞を硬軟取り混ぜて皆さんにお伝えしていきたい。

テレサ・テン(中国名・麗君、デン・リージュン)の生誕60年を記念した特別展「追夢――永遠的麗君展」がいま台北で開催されている。

死後20年近くが経つにもかかわらず、われわれはテレサ・テンを忘れることができない。甘くささやくような歌声を聴くと、不思議に心が切なくなる。何というか、情緒の中枢神経を刺激されてしまうのだ。

そんなことを考えていたら、どうしてもこの特別展を見たくなり、先週末に台北に飛んだ。
■やりたいことは「勉強」

特別展の会場は蒋介石元総統を記念する台北のランドマーク、中正記念堂。会場の入り口には週末ということもあって長蛇の列ができていた。

代表曲「時の流れに身を任せ」の中国語版「我只在乎你」が流れる中で順番を待ちながら会話を聞いていると、観客の半分ぐらいは台湾で急増している中国からの観光客だった。中年の夫婦が子供に「子供の頃はいつも親に内緒でデン・リージュンをラジオで聞いていたんだ」と話し聞かせていた。

特別展は非常に周到に準備されたことがうかがえる高い水準のもので、なかなか勉強になった。4月21日まで開催しているので、台湾に行く機会があればぜひのぞいてほしい。

私にとっては、テレサ・テンの勤勉さを物語る展示の数々が特に印象深かった。14歳で学校を辞めたテレサ・テンだが、とても聡明な人物だったことが伝わってくる。彼女は「最も人生の中でやりたいことは」と質問されると、いつも「勉強」と答えていたという。どの分野でも長期にわたって成功する人物は、学歴に関係なく、確かな聡明さを持ち合わせていることがわかる。

たとえば語学。テレサ・テンは語学の天才だったかのように言われてきた。中国語、台湾語、広東語、日本語、英語、フランス語、インドネシア語を程度の差こそあれ、日常会話は不便のないほどには使いこなせたからだ。実際は、いつも滞在する国の辞書を持ち歩き、気になった表現や覚えておきたい言葉をノートに丁寧に書きとめていた。展示されていた大量の使い込んだ辞書や古ぼけたノートが努力の跡をしのばせる。

いつも国から国へ、町から町へと移動していたテレサ・テンは、カバンに常に3冊の本を入れていたこともこの展示で初めて知った。『唐誌三百首』『李清熙詞選』『張愛玲小説集』という3冊で、前の2冊は中華民族としての教養には欠かせないものだし、張愛玲は近代中国ナンバーワンの女流作家。張愛玲が歩んだ数奇な人生にテレサ・テンは自分の人生も重ねていたのではないだろうか。

そして、特別展の入口にあった紹介文には、テレサ・テンというスターの位置づけについてこんな言葉があり、なるほど、そのとおりだと思わされた。

「彼女は台湾、香港、日本、東南アジア、米国、ヨーロッパのどこにおいても大きな足跡を残した世界でも希有な歌手である」

特に中華圏を中心とするアジアでは圧倒的な人気を誇り、テレサ・テンは「10億人が拍手を送る人」と呼ばれた。今でもカラオケで最も歌われるのはテレサ・テンの歌であり、今に至っても、テレサ信者は減るどころか増えているとされる。特別展の「永遠」というタイトルが誇張ではないと思えるほどの、テレサ・テン人気の源について考えてみたい。
■軍との極めて深い関係

テレサ・テンのユニークなところは、活躍した主な舞台である台湾、中国、日本、香港で異なる愛され方をしていることだ。

生まれ故郷の台湾でテレサ・テンは「愛国歌手」という側面を色濃く持っていた。習近平の妻が人民解放軍の美人歌手であったことが話題になっているが、テレサ・テンも軍と極めて関係が深く、台湾では「永遠的軍中情人(永遠の軍人の恋人)」と呼ばれる。

1946年に生まれたテレサ・テンの本名は麗筠という。「筠」という字は「yun」と発音するが、あまり使われない文字なので「jun」と読み間違えられることが多く、そのまま「jun」の発音の「君」を芸名で使った。台湾北部の新北市の小高い山の上にあるテレサ・テンの墓地が「筠園」と呼ばれるのはそのためである。

父親は、孫文が1924年に設立した士官養成学校「黄埔軍官学校」の14期生の軍人で、蒋介石と共に台湾に渡った。育ったのは台湾の屛東という南部の田舎町にある軍人住宅。5人兄弟で、3人の兄、1人の弟がいたが、2人の兄も軍人となっている。テレサ・テンはいくら忙しくても、軍からの慰問の要請にはできる限り応えたという。1981年の金門駐留の兵士たちへの慰問では、若い少尉のほおにキスをした写真が伝説的一枚となり、今回の特別展ではこの少尉が姿を現し、大きな話題となった。

軍に近かったためテレサ・テンを国民党の特務だと指摘する意見もあったが、現在ではその可能性はほとんど否定されている。反共宣伝に利用されたのは事実だが、彼女自身も家族の影響で愛国的な考えの持ち主でもあり、同時に、当時の政治情勢下で歌手として活躍するには多かれ少なかれ政治との付き合いが不可欠だった。

一方、日本において、テレサ・テンはレコード大賞の新人賞や3度の有線大賞を獲得するなど活躍したが、トラブルにいつも巻き込まれる“悲劇のヒロイン”というイメージがある。

思い起こされるのは1979年に起こした偽のパスポート入国事件だ。成田空港からインドネシア政府発行のパスポートを使って日本に入国した彼女は身柄を一時拘束され、強制退去処分を受けた。日本中が大騒ぎになり、しばらく日本での活動自粛を余儀なくされた。

また、42歳の若さでタイ・チェンマイで急死した際も、殺害説が取りざたされた。その分、日本ではテレサ・テンに対する硬派ジャーナリズムの関心が高く、有田芳生『私の家は山の向こう~テレサ・テン10年目の真実』や平野久美子『テレサ・テンが見た夢」など、中国や台湾にもないような客観的にテレサ・テンの生涯を追った著作がそろっている。
■小平と並ぶカリスマ

中国において、テレサ・テンは1980年代に始まった改革開放の象徴であった。台湾の大陸向けラジオ放送から流れるテレサ・テンの歌声に、革命歌に聞き飽きていた大陸の人々の心はとろかされたのである。テレサ・テンの歌声は「靡靡之音(退廃的な歌)」と呼ばれて取り締まりの対象になったが、人々は深夜にラジオの音にこっそり耳を傾けた。「昼は小平の話を聞き、夜は麗君の歌を聴く」「中国は2人のに支配されている」などと言われるほどだった。

現在、中年層以上の中国人が、台湾人や日本人以上にテレサ・テン崇拝しているのは、テレサ・テンの歌を通じて自由世界の雰囲気を感じ取った、強烈な体験が影響しているのである。テレサ・テンの存在が最も強く刻み込まれているのは、テレサ・テンが一度も行くことができなかった中国かもしれない。

そして、成人したテレサ・テンが長く暮らした香港では、テレサ・テンをほとんど香港人のような親しみを持って見ている。1989年の天安門事件のとき、香港の群衆の前に立って抗議の声を上げた彼女を、香港の人々は毎年6月4日が来るたびに思い出す。

特別展の中で唯一の不満があったとすれば、テレサ・テンの人生の大きなターニングポイントとなった、天安門事件への抗議活動について触れていなかったことである。特別展がテレサ・テンの死後に家族らによって設立された財団「麗君文教基金会」の全面協力の下で実現したこととも関係しているのかもしれない。

1980年代後半、歌手として名声も財産も築いたテレサ・テンにとって、「祖国」とも言うべき中国大陸への進出は人生最後の目標でもあった。長年の交渉の結果、1990年に天安門広場で200万人を集めた空前のコンサートを開く予定となっていた。ところがその天安門広場で群衆が戦車にひき殺され、テレサ・テンが抗議に立ち上がったため、中国進出は夢と消えたのだった。

そして歌手業からしだいに熱意を失っていたテレサ・テンは、自分がスターであることも知らないカメラマン志望のフランス人と一緒に暮らし、アルコールや睡眠薬におぼれ、最後はぜんそくの発作であっさりこの世を去った。

本来は聡明であった彼女には似つかわしくない行動ともいえたが、彼女の中にある、自分でも抑制しきれないエネルギーがもたらした破滅的な行動で、彼女自身が招いた悲劇だということもできる。しかし、人生の絶頂期半ばでの突然の退場によって、逆に彼女は人々の記憶の中で普通のスターから特別なスターに生まれ変わったのである。
■テレサ・テンは、「アジア共有の文化遺産」

エンターテインメントがクロスボーダー化した今の時代、日本の歌がアジアで歌われ、アジアの歌が日本で歌われることは普通になっている。しかし、テレサ・テンはインターネットもユーチューブもない30年前に、多国籍アーティストの地位を確立した。

そして、テレサ・テンという最強のコンテンツは今も色あせていない。対立や矛盾に満ちたアジアの中で、ほとんど唯一と言っていいほど、各国の人間たちが安心しながら一致して思いを寄せられる「アジア共有の文化遺産」だといえる。しかも、日本、中国、台湾、香港、東南アジアにおいて、それぞれ微妙な異なった形で足跡を残しているテレサ・テンについて各国人が語り合えば、立派な文化交流になるだろう。

本来、ソフトパワーとは海外に対して自国の文化や体制が好意的な影響を与えることを指しているのだが、テレサ・テンは誰にとってもソフトパワーの送り手となり、受け手にもなり得るという意味で、「究極のソフトパワー」だと言えなくもない。そして、テレサ・テンに対する強烈な「記憶」が共有され、次世代にも伝え続けられていくかぎり、今後10年、20年どころか、半世紀経ってもその輝きを失わないのではないだろうか。

首相、慰安婦問題「日本のイメージ傷ついた」

2014-10-04 00:16:37 | 時評


首相、慰安婦問題「日本のイメージ傷ついた」


産経新聞 10月3日(金)18時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141003-00000578-san-pol


安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、朝日新聞が誤りを認めた慰安婦報道について「誤報で多くの人々が傷つき、悲しみ、苦しみ、怒りを覚えたのは事実だ。日本のイメージは大きく傷ついた」と強調した。その上で「政府として客観的な事実に基づく正しい歴史認識が形成され、日本の取り組みに国際社会から正当な評価を受けることを求めていく」と述べ、名誉回復に向けて「これまで以上に戦略的な対外発信を強化していかなければならない」と決意を語った。

 慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」に関しては「政府として談話を検証したが、われわれは『継承する』と言っている」との立場を改めて表明した。

 また、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査について「(北朝鮮には)何回も期待を裏切られている。迅速に被害者の調査を行い、速やかかつ正直に結果を日本に通報するよう強く求めていく」と強調。詳細な説明を直接受けるため日本政府の担当職員を平壌に派遣することに関しては「被害者家族をはじめとした意見にしっかり耳を傾けながら、政府として総合的に判断していきたい」と述べた。

 デフレ脱却に向け、政府と日銀が約束した2%の物価安定目標を踏まえた賃金上昇については「浜田宏一内閣官房参与は『2年かかる』と話していたが、政治的には長すぎる。なるべく早く賃金が(物価上昇に)追い付くようにしたい」と語った。


笑う しんぶん赤旗、「慰安婦」問題、“誤った国際認識 断固として正す”

2014-10-03 20:42:10 | 時評

しんぶん赤旗の記事は、自民党が政治の舞台で、慰安婦誤報について世界に信実を広めるのを
批判している。その言動は、日本国民の意志とはかけ離れているし、事実を覆い隠して、恬として恥じない破廉恥きわまるものである。

>自民党の今回の「決議」は国際世論への挑戦であり、日本の深刻な孤立をもたらすだけ です。

とは、極論に過ぎる提案である。

>安倍政権は「河野談話の継承」を表明しており、本来ならこ うした動きを厳しく批判すべき立場にあります。

これも事実誤認、事実否定のものである。
「河野談話の継承」を表明したのは、韓国政府と米国国務省の意図に沿ったものであると日本国民は理解している。
進んで河野談話を継承する意志を持ったとは、しんぶん赤旗の言うようには信じ取れない。安倍晋三首相の腹は
この表明には煮えくり返っていると信じたい。日本国宰相が易々と表明する苦衷をしんぶん赤旗は政治的に利用しようとしている。

第二次安倍政権の歴史的存在価値は、しんぶん赤旗の論じる点とは異なっている。
しんぶん赤旗の論点は、実に浅はかである。

また、朝日慰安婦誤報の事実を覆い隠す点で、醜悪である。
朝日新聞と日本国民との確執 は今も続いているのだ。



記事
しんぶん赤旗
2014年10月03日 09:31
「慰安婦」問題、“誤った国際認識 断固として正す”/自民党が決議 性的虐待の事実も否定
http://blogos.com/article/95779/

自民党が決議 性的虐待の事実も否定
 自民党の国際情報検討委員会(原田義昭委員長)は2日、朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題で吉田証言を取り消したことなどを受け、「誤った国際認識は断固として正していかなければならない」とする決議を行ったことを党外交部会などの合同会議に報告しました。
 同決議は9月19日に同党の外交・経済連携本部と国際情報検討委員会があげたもので、「『強制連行』の事実は否定され、性的虐待も否定されたので、世界各地で建設の続く慰安婦像の根拠も全く失われた」などと主張しています。
  国際情報検討委員会は、自民党が3月に党内に設置したもので「日本の内政外交に対し中国、韓国などの反日宣伝とも思える情報があふれている」「国として主 権や国益を守り抜くためには、単なる『中立』、『防御』の姿勢から積極的に攻める『情報発信』や『情報戦略』に転ずることが必要」(6月17日の「中間取 りまとめ」)などとしています。
国際世論へ重大な挑戦
日本の深刻な孤立もたらす

 自民党が外交・経済連携本部と国際情報検討委員会の連名であげた「決議」は、日本軍「慰安婦」問題の本質を覆い隠すものです。
  「決議」は、「朝日新聞が慰安婦問題などにつき虚偽の報道であったことを認めた」ことを口実に、「いわゆる慰安婦の『強制連行』の事実は否定され、性的虐 待も否定されたので、世界各地で建設の続く慰安婦像の根拠も全く失われた」などと指摘。「慰安婦」問題で日本軍の関与を認め謝罪を表明した「河野談話」に 直接言及していないものの、事実上その否定を狙ったものです。
 本紙9月27日付掲載の論文「歴史を偽造するものは誰か―『河野談話』否定 論と日本軍『慰安婦』問題の核心」で明らかにしたように、「朝日」の記事取り消しに飛びついて強制連行の事実を否定しようとしても、「慰安婦」が自由を奪 われた状態で強制的に兵士の性の相手をさせられた―性奴隷状態とされたという「慰安婦」問題の本質に何ら変わりはありません。「決議」は、この核心につい て何の検討もないまま「性的虐待」そのものを正面から否定しており、突出して異常な内容です。
 自民党の国際情報検討委員会では、こうした内容で国際的な情報戦略の強化を目指すことを公言しています。
  「慰安婦」問題ではこれまでに七つの国・地域の議会から日本に対する抗議や勧告の決議があげられています。そのいずれもが問題にしているのは、「強制連 行」の有無ではなく、慰安所における強制使役=性奴隷制度の事実です。自民党の今回の「決議」は国際世論への挑戦であり、日本の深刻な孤立をもたらすだけ です。
 重大なことは、安倍首相がこうした自民党の動きを黙認していることです。安倍政権は「河野談話の継承」を表明しており、本来ならこ うした動きを厳しく批判すべき立場にあります。「河野談話」否定の自民党の動きを放置することは、政権自らの立場とも矛盾します。 (中祖寅一)



香港政府打つ手なし 民主派「雨傘革命」 デモ参加10万人超か 1日の「国慶節」焦点

2014-10-01 00:28:18 | 時評

Record China の記事とXINHUA.JP の記事とは、偏向報道の頂点をなすであろう。

香港政府と中国政府とはどの様に違うか知らない。
公安警察とか武装警察とかの出動が心配なくなったと感じている。

中国政府は会同が心配の種である。
更なる情報統制は、中国政府の苦悩を示している。

ネット統制強化と言うが、時代の流れに逆行している。

日本でも川内原発稼動が取り沙汰されているが、科学の進歩に背を向けた
脱原発が正当性を持つことは無い。元首相小泉氏と細川氏は間違っている。

イギリスはチベットも香港も見放す,罪深い事である。

香港政府打つ手なし 民主派「雨傘革命」 デモ参加10万人超か 1日の「国慶節」焦点
2014.9.30 23:03 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140930/chn14093023030012-n1.htm


香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の路上で座り込みを続ける学生らの傘には「香港は自ら救う」との文字∥30日午後(河崎真澄撮影)
 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求める民主派の学生や市民による抗議デモは、3日目となる30日も幹線道路を占拠して続いた。地元紙 はデモ参加者が最大で10万人を超えたと伝えた。今月1、2の両日は、香港でも中国の国慶節(建国記念日)の祝日で、参加者が増える可能性がある。解決に 有効な手立てを打ち出せない香港政府は、事態収拾を急がせたい中国政府の意向との板挟みにあっている。
 「私たちが大人になったとき、香港の民主社会が失われてしまわないよう、今はっきり主張したい」
 香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)の幹線道路上で30日、同級生らと座り込みを始めた女子中学生(3年)の姚さんは制服姿のままこう言った。香港の選挙制度の民主化要求を発端とした抗議デモは、中学生まで参加者の幅を広げた。
  最高気温が34度にもなった市内中心部で街頭占拠を続ける学生らは、中国側に選挙制度改革案の撤回を求めたり、梁振英行政長官の辞任を求めたりするメッ セージを、傘に貼り付けて訴えた。地元紙は、警官隊が使用した催涙スプレーや催涙ガスに対し、学生らが傘を開いて防御したことから今回のデモを「雨傘革 命」と呼び始め、傘が運動の象徴になってきた。
 金融街のセントラル(中環)に近接するアドミラリティ(金鐘)などの路上では、学生らが長期化を想定して救護スペースや食料などの供給基地を相次 ぎ設置し始めた。金融市場も休みとなる今月1日以降、金融機関が集中するセントラルでの本格的な街頭占拠が起きるかどうかが焦点だ。
 こう した中で梁長官は30日の記者会見で、多くの銀行で支店業務が休止状態となるなど経済面や市民生活に大きな影響が出ているとして抗議デモを批判。一方で事 態収拾まで時間がかかるとの見通しを示し、香港政府が手詰まりになっている問題を認めた。香港警察は9月29日から強制排除などの措置を控えている。
  中国政府は香港の金融市場が再開する今月3日以降もデモが続けば、国際金融センターとしての香港の機能が低下しかねないと懸念。同時に香港のデモが中国内 の民主派や反体制勢力を刺激することを恐れ、早期の事態収拾を香港政府に命じているもようだ。しかし催涙ガスによる強制排除に失敗した香港政府は次の一手 を打ち出せないままだ。
 香港政府は1日に予定していた式典の花火打ち上げの中止を決めている。


中国がネット統制強化、米画像サービスを遮断、香港「民主化」情報流入を警戒か、発言削除数も急増
2014.9.30 22:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140930/chn14093022010011-n1.htm
 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求める街頭占拠が始まった9月28日以降、中国本土で米国の画像共有サービス「インスタグラム」が遮断されるなど、インターネットツールへの情報統制が強化されていることが分かった。
  関係者によると、画像共有アプリとして人気が高いインスタグラムを中国本土で検索しようとすると「関係法規と政策に基づき検索結果を示せない」と表示され るようになった。中国当局が、民主化を求める香港学生らのデモ現場の画像などの流入を阻止しようとした可能性が高いという。
 また、中国版 のツイッター「微博(ウェイボ)」上の検索規制も急増。香港大学メディア研究センターのデータによると、街頭占拠が始まってから、発言数1万件当たり平均 約160件が削除されたり、非表示になったりした。天安門事件25周年だった今年6月4日や、香港で大規模デモが起きた7月1日などに瞬間的に同約80件 (平時は同40件以下)に跳ね上がっていたが、さらに発言内容の検閲が強められたようだ。
 中国本土では7月の香港でのデモ直後から米ヤフーの画像共有サービス「フリッカー」や通信アプリ「LINE(ライン)」なども相次ぎ遮断されている。



腰砕けの英国 香港民主派デモで経済関係強い中国に 強く抗議できず
2014.9.30 22:46 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140930/erp14093022460006-n1.htm
 【ロンドン=内藤泰朗】キャメロン英首相は30日、英スカイ・テレビとのインタビューで、旧英国植民地の香港で起きている抗議デモの行方に「深い憂慮」を表明した。しかし、中国当局への批判は控え、「問題が解決されることを望む」と述べるにとどめた。
  英国は1997年に香港を中国に返還した際、一国二制度の下、将来的に行政長官選挙での普通選挙の導入や市民のデモの権利を認めることなどで中国側と合意 した。キャメロン氏は「一国二制度の枠の中で香港の人々に民主的な未来を与えることの重要性を記した合意だった」と指摘したが、合意の順守は強く求めな かった。英外務省も9月29日、デモの行方に懸念を表明するにとどめた。
 報道では、昨年の英中の貿易額は425億ポンド(約7兆5590億円)と「記録的な高さ」を示した。来年5月の総選挙で再選戦略を描くキャメロン政権は、中国側に反発されて上昇傾向の経済に悪影響を与えたくないとの思惑があり、腰砕けの抗議となっている。
最後の香港総督を務めたパッテン・オックスフォード大学総長は「英国には発言する道義的な責任がある」と述べ、強く抗議しない英政権を批判している。





「あってはならない、恥ずかしい事態」 報ステの川内原発報道、テレ朝社長が謝罪

2014-10-01 00:12:12 | 時評
偏向報道が問題の全てである。
放送を辞めたら良い。



「あってはならない、恥ずかしい事態」 報ステの川内原発報道、テレ朝社長が謝罪
2014.9.30 18:40 [メディア]
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140930/ent14093018400008-n1.htm
 テレビ朝日の吉田慎一社長は30日の定例会見で、報道番組「報道ステーション」の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に関する事実誤認報道について、「あってはならない、恥ずかしい事態。全面的におわびして取り消したい」と謝罪した。
 報道は9月10日に放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見を伝える際、事実誤認と不適切な編集があった。その後、規制委がテレビ朝日に訂正と謝罪を要求。古舘伊知郎キャスターが12日放送の番組内で謝罪した。
 吉田社長は事実誤認の理由について、「取材の『メモ起こし』や内部連絡が不十分で、取材の全体像が分かっている人間がチェックをしなかった」と説明した。
  また、同番組で9月11日に放送した、東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長=昨年7月死去=の証言(吉田証言)や慰安婦問題をめぐる朝日新聞の報道にお ける検証特集が朝日新聞の会見と同じ日だったことについて、吉田社長は「吉田証言の全体像を伝えるために幅広く取材した結果、あのタイミングでの報道に なった」と説明した。



「報ステは誤報」規制委、川内原発報道で訂正・謝罪要求 テレ朝、12日の番組で説明へ
2014.9.12 19:15 [原発]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140912/dst14091219150011-n1.htm
 原子力規制委員会は12日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の「合格証」交付について10日に放映したテレビ朝日系「報道ス テーション」に対し、事実誤認と意図的な偏向編集があるとして、訂正と謝罪を要求したことを明らかにした。テレ朝は12日の番組で説明するという。
 規制委によると、番組の中で、竜巻の審査ガイドの修正を「火山ガイドの修正」と間違って報道。ナレーターが「審査基準を修正するのならそのまま合格とせず、修正した正しい基準で再審査すべきではないのか」と主張した。
 さらに田中俊一委員長の会見で、火山の質問に答えているにもかかわらず、別の質問に対する「答える必要がない」という回答になるよう編集した。原子力規制庁幹部は「編集権は尊重するが、今回は委員長をおとしめる中傷と考えている」と話した。
 テレビ朝日広報部は産経新聞の取材に対し、「誤解を与える表現や誤った印象を与えてしまい申し訳なく、田中委員長をはじめ関係者におわびします」とコメントし、訂正と謝罪を番組で放映することを明らかにした。




初報の執筆者は別人 朝日が記事をさらに訂正

2014-10-01 00:09:41 | 時評
またしても、朝日慰安婦誤報である。


【朝日慰安婦誤報】
初報の執筆者は別人 朝日が記事をさらに訂正

2014.9.29 10:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140929/crm14092910240002-n1.htm

 朝日新聞は29日、慰安婦を強制連行したとする自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と認めた8月の特集記事で、初報を執筆したとした、大阪社会部の元記者(66)が、実際は記事を書いていなかったとする訂正記事を掲載した。

 その後の吉田氏に関する数本の記事については、実際に書いたとしている。

 8月の特集記事では、昭和57年9月2日付の大阪本社の紙面で、大阪市内での講演内容として「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と吉田氏の証言を初めて取り上げたとした。その上で執筆したのは元記者だとし「『講演での話の内容は具体的かつ詳細で疑わなかった』と話す」と記していた。

 しかし、元記者の渡航履歴から、講演のあった日に日本にいなかったことが判明し、「記憶違いであることが確認された」と訂正した。特集記事掲載後、当時大阪社会部にいた別の元記者が「初報は自分が書いた記事かもしれない」と名乗り出ているという。

 朝日新聞社広報部は「29日付朝刊でお伝えした通りで、(詳細は)近く設置する第三者委員会の調査結果を踏まえ、改めて紙面で説明する」とコメントしている。