憂国のZ旗

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笑う しんぶん赤旗、「慰安婦」問題、“誤った国際認識 断固として正す”

2014-10-03 20:42:10 | 時評

しんぶん赤旗の記事は、自民党が政治の舞台で、慰安婦誤報について世界に信実を広めるのを
批判している。その言動は、日本国民の意志とはかけ離れているし、事実を覆い隠して、恬として恥じない破廉恥きわまるものである。

>自民党の今回の「決議」は国際世論への挑戦であり、日本の深刻な孤立をもたらすだけ です。

とは、極論に過ぎる提案である。

>安倍政権は「河野談話の継承」を表明しており、本来ならこ うした動きを厳しく批判すべき立場にあります。

これも事実誤認、事実否定のものである。
「河野談話の継承」を表明したのは、韓国政府と米国国務省の意図に沿ったものであると日本国民は理解している。
進んで河野談話を継承する意志を持ったとは、しんぶん赤旗の言うようには信じ取れない。安倍晋三首相の腹は
この表明には煮えくり返っていると信じたい。日本国宰相が易々と表明する苦衷をしんぶん赤旗は政治的に利用しようとしている。

第二次安倍政権の歴史的存在価値は、しんぶん赤旗の論じる点とは異なっている。
しんぶん赤旗の論点は、実に浅はかである。

また、朝日慰安婦誤報の事実を覆い隠す点で、醜悪である。
朝日新聞と日本国民との確執 は今も続いているのだ。



記事
しんぶん赤旗
2014年10月03日 09:31
「慰安婦」問題、“誤った国際認識 断固として正す”/自民党が決議 性的虐待の事実も否定
http://blogos.com/article/95779/

自民党が決議 性的虐待の事実も否定
 自民党の国際情報検討委員会(原田義昭委員長)は2日、朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題で吉田証言を取り消したことなどを受け、「誤った国際認識は断固として正していかなければならない」とする決議を行ったことを党外交部会などの合同会議に報告しました。
 同決議は9月19日に同党の外交・経済連携本部と国際情報検討委員会があげたもので、「『強制連行』の事実は否定され、性的虐待も否定されたので、世界各地で建設の続く慰安婦像の根拠も全く失われた」などと主張しています。
  国際情報検討委員会は、自民党が3月に党内に設置したもので「日本の内政外交に対し中国、韓国などの反日宣伝とも思える情報があふれている」「国として主 権や国益を守り抜くためには、単なる『中立』、『防御』の姿勢から積極的に攻める『情報発信』や『情報戦略』に転ずることが必要」(6月17日の「中間取 りまとめ」)などとしています。
国際世論へ重大な挑戦
日本の深刻な孤立もたらす

 自民党が外交・経済連携本部と国際情報検討委員会の連名であげた「決議」は、日本軍「慰安婦」問題の本質を覆い隠すものです。
  「決議」は、「朝日新聞が慰安婦問題などにつき虚偽の報道であったことを認めた」ことを口実に、「いわゆる慰安婦の『強制連行』の事実は否定され、性的虐 待も否定されたので、世界各地で建設の続く慰安婦像の根拠も全く失われた」などと指摘。「慰安婦」問題で日本軍の関与を認め謝罪を表明した「河野談話」に 直接言及していないものの、事実上その否定を狙ったものです。
 本紙9月27日付掲載の論文「歴史を偽造するものは誰か―『河野談話』否定 論と日本軍『慰安婦』問題の核心」で明らかにしたように、「朝日」の記事取り消しに飛びついて強制連行の事実を否定しようとしても、「慰安婦」が自由を奪 われた状態で強制的に兵士の性の相手をさせられた―性奴隷状態とされたという「慰安婦」問題の本質に何ら変わりはありません。「決議」は、この核心につい て何の検討もないまま「性的虐待」そのものを正面から否定しており、突出して異常な内容です。
 自民党の国際情報検討委員会では、こうした内容で国際的な情報戦略の強化を目指すことを公言しています。
  「慰安婦」問題ではこれまでに七つの国・地域の議会から日本に対する抗議や勧告の決議があげられています。そのいずれもが問題にしているのは、「強制連 行」の有無ではなく、慰安所における強制使役=性奴隷制度の事実です。自民党の今回の「決議」は国際世論への挑戦であり、日本の深刻な孤立をもたらすだけ です。
 重大なことは、安倍首相がこうした自民党の動きを黙認していることです。安倍政権は「河野談話の継承」を表明しており、本来ならこ うした動きを厳しく批判すべき立場にあります。「河野談話」否定の自民党の動きを放置することは、政権自らの立場とも矛盾します。 (中祖寅一)