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安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論

2014-10-08 03:06:01 | 時評

自民党結党以来の安保問題の進展が見えたのに、民主党は何を思ったのか、
3度も党内議論を変節させている、最終は反自民が政策と言う有様では、誰にも信頼されない。

民主党は、田城郁議員が集団的自衛権 撤回を迫った、と書くが迫力不足は否めない。
http://www.dpj.or.jp/article/104963

「閣議決定の撤回を強く求める」ならば、「村山談話」の成立時の不透明さを指摘する。
「村山談話」「河野談話」は撤回されて良いものである。民主党、田城郁氏の十分な議論とは
何を指していっているのか、意味不明である。今年の閣議決定前後を言っているなら勉強不足である。
国民を守らない民主党と言う意識は定着している。安保問題に対する民主党の立場は国民には
不安が伴う。

東京新聞の記事で、自衛権の行使の要件は緩和されたのか、と言う問いに、答えることが可能であろうか。
個別的自衛権の行使に同じ要件で、自衛権の行使は自国防衛に遜色ないものか、グレーゾーン事態の論議を忘れた安全保障論議には、瑕疵はないのか、東京新聞の記事には疑問が先にたつ次第である。
国の存立は、憲法存立の根幹である。必要最小限とは、仮想敵国の軍事力と勘案される。
アジアでも稀有な軍事小国が、仮想敵国からの侵略を阻止しえるかの論議も為しに為される集団的自衛権 とは、一体何処の空論であろうか。


安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論
2014.10.4 05:00
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n1.html

 臨時国会の焦点となっている集団 的自衛権の行使容認に向けた政府の閣議決定をめぐり、安倍晋三首相と民主党による攻防の火ぶたが切って落とされた。民主党は衆院解散を見据え、徹底抗戦の 構えで3日の衆院予算委員会に臨んだが、首相に次々と論破される場面が目立った。集団的自衛権の見解をあいまいにする民主党の体質が、攻めきれない迫力不 足の要因になっているようだ。
 「首相は現場を知らない!」  こう舌鋒(ぜっぽう)鋭く迫ったのは民主党の辻元清美氏。首相追及のターゲットに絞ったのは、政府が集団的自衛権の行使対象として例示した「邦人を輸送する自衛隊の米艦防護」だった。
  辻元氏は、平成9年に自衛隊と米軍の役割分担を定めるため改定した「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の審議に自身も参加したことに言及し、 「邦人救出は米国に断られたのではないか」と詰め寄った。米軍は邦人を救出しないのだから、「米艦防護」の事例は現実性がなく、集団的自衛権の行使容認は 不要だと印象付ける狙いがあったようだが、返り討ちにあった。
  首相は「米国は義務化は困るということだ。当然協力はする」とばっさり否定。その後も辻元氏は批判を繰り広げたが、そのたびに首相に反論され、平行線に終 わった。  この日、最後に質問に立った民主党の枝野幸男幹事長は、政府が7月の閣議決定で盛り込んだ「武力の行使の3要件」(新3要件)を、従来の自衛権発動の3 要件と比べ、「(武力行使の対象が広がる)歯止めになっていない」と批判した。
 だが、首相から「枝野氏の発言は国民の多くが誤解する」と反論を受け、時間切れで中途半端に終わった。幹事長として党内の意見集約を進めなければならない立場を考慮したのか、明確な考えを打ち出せず、質問はパンチ力に欠けた。
 民主党は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に反対の立場だが、今後の安全保障の根幹となる集団的自衛権の行使容認をめぐり、党の明確な見解は定まっていない。党内をまとめきれない民主党を見かねた閣僚の一人は常々こうつぶやいている。
 「党内が安全保障で分かれていたらダメだ。それを一緒にしたのが小沢一郎(生活の党代表)さんだ」(峯匡孝)


(集団的自衛権行使における)明白な危険の範囲「まさに明白」首相、不明瞭な答弁(東京新聞)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/362.html
投稿者 JAXVN 日時 2014 年 10 月 04 日 09:41:56: fSuEJ1ZfVg3Og

「明白な危険の範囲「まさに明白」 首相、不明瞭な答弁

 安倍晋三首相は三日の衆院予算委員会で、集団的自衛権を行使するかどうかの判断基準になる「新三要件」のうち「国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」の「明白な危険」の範囲に関し「明白な危険とは、まさに明白だ」と述べた。首相は集団的自衛権をはじめ政権の重要政策に関し「丁寧な説明をする」と口にするが、現実は伴っていない。首相の言葉を考察した。 (木谷孝洋)
 予算委で「明白な危険」の範囲を質問した民主党の枝野幸男幹事長は「あいまいだ」と追及。だが、首相は「(要件は)結構厳しい。あいまいではない」と取り合わなかった。枝野氏は「明白な危険の範囲がどこまでか全く答えがない」と批判し、政府の判断次第で歯止めなく広がっていく恐れがあると指摘した。
 首相の言葉は丁寧さが足りず、国民を説得しようという姿勢が感じられないことが多い。
 安倍政権が七月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定してから、初めて迎えた本格的な国会。当然、行使を認める必要性などが論戦の大きな焦点になる。
 しかし、首相が九月二十九日に行った所信表明演説に「集団的自衛権」の文字はなかった。民主党の海江田万里代表が各党代表質問で「議論拒否の姿勢だ。国民に丁寧に説明すべきだ」と求めると、首相は「議論拒否の発想はない」と反論しながら、行使容認を反映させた関連法案に関し「膨大な作業のため、少し時間がかかる」と述べるにとどめるなど、必要性の詳しい説明はなかった。
 先の訪米での国連総会一般討論演説では、持論の「積極的平和主義」について「人間を中心に据えた社会の発展に骨身を惜しまなかったわれわれが獲得した確信と、自信の、おのずからなる発展の上に立つ旗」とだけ説明。海外での自衛隊の活動拡大という重要な意味には触れなかった。
 論理より感情に訴える面も目立つ。
 集団的自衛権の必要性を唱えた五月の記者会見が典型例。邦人輸送中の米輸送艦を守れるようにすべきだと訴え、赤ちゃんを抱いた女性や少女の絵を掲げ「船に乗っているお母さんや多くの日本人を守ることができない」と力説した。
 式辞では真意を疑われるケースもあった。
 首相が八月、広島市と長崎市の平和式典で行ったあいさつは、冒頭と末尾が昨年と酷似していて「コピペ(文章の切り貼り)」と指摘された。長崎市のあいさつは、核廃絶など政府の取り組みを説明する部分まで、三日前の広島とほとんど同じ表現。長崎市民が今年、初めて聞いた言い回しは皆無に近かった。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100402000145.html

一方、産経新聞はこう報道しています。
「安保法制で攻防 民主、勢い込むも返り討ち 首相「国民に誤解される」と反論

 臨時国会の焦点となっている集団的自衛権の行使容認に向けた政府の閣議決定をめぐり、安倍晋三首相と民主党による攻防の火ぶたが切って落とされた。民主党は衆院解散を見据え、徹底抗戦の構えで3日の衆院予算委員会に臨んだが、首相に次々と論破される場面が目立った。集団的自衛権の見解をあいまいにする民主党の体質が、攻めきれない迫力不足の要因になっているようだ。
 「首相は現場を知らない!」
 こう舌鋒(ぜっぽう)鋭く迫ったのは民主党の辻元清美氏。首相追及のターゲットに絞ったのは、政府が集団的自衛権の行使対象として例示した「邦人を輸送する自衛隊の米艦防護」だった。
 辻元氏は、平成9年に自衛隊と米軍の役割分担を定めるため改定した「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の審議に自身も参加したことに言及し、「邦人救出は米国に断られたのではないか」と詰め寄った。米軍は邦人を救出しないのだから、「米艦防護」の事例は現実性がなく、集団的自衛権の行使容認は不要だと印象付ける狙いがあったようだが、返り討ちにあった。
 首相は「米国は義務化は困るということだ。当然協力はする」とばっさり否定。その後も辻元氏は批判を繰り広げたが、そのたびに首相に反論され、平行線に終わった。
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n1.html
 この日、最後に質問に立った民主党の枝野幸男幹事長は、政府が7月の閣議決定で盛り込んだ「武力の行使の3要件」(新3要件)を、従来の自衛権発動の3要件と比べ、「(武力行使の対象が広がる)歯止めになっていない」と批判した。
 だが、首相から「枝野氏の発言は国民の多くが誤解する」と反論を受け、時間切れで中途半端に終わった。幹事長として党内の意見集約を進めなければならない立場を考慮したのか、明確な考えを打ち出せず、質問はパンチ力に欠けた。
 民主党は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に反対の立場だが、今後の安全保障の根幹となる集団的自衛権の行使容認をめぐり、党の明確な見解は定まっていない。党内をまとめきれない民主党を見かねた閣僚の一人は常々こうつぶやいている。
 「党内が安全保障で分かれていたらダメだ。それを一緒にしたのが小沢一郎(生活の党代表)さんだ」(峯匡孝)」
http://www.sankei.com/politics/news/141004/plt1410040004-n2.html

参考
「史上最低の防衛相」が民主党副代表で大丈夫か 安倍首相に軽くかわされ…(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/285.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 10 月 02 日 14:17:42: AtMSjtXKW4rJY  



【参院本会議】「集団的自衛権に関わる閣議決定は撤回すべき」田城郁議員
2014年10月02日
http://www.dpj.or.jp/article/104963

参院本会議の代表質問2日目となる2日、民主党会派3番手となる田城郁議員が質問に立った。田城議員は(1)集団的自衛権(2)原発再稼動(3)外交姿勢(4)ヘイトスピーチ(5)女性の活躍(6)沖縄米軍再編――について安倍総理の見解をただした。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定については、「安倍総理は国民の声に耳を傾けることなく、国会での追求を逃れてきた」と批判し、「公での議論を素通りし 不透明なままに決めた閣議決定の撤回を強く求める」とした。関連法案の審議が来年度に先送りされたことについて「政治的思惑から先送りし、十分な審議もせ ずに強引に成立させることがあってはならない」と懸念を示した。
原発再稼働については、福島原発事故の対応が収束していない中で川内原発 の再稼動手続きが拙速に進められていることを批判。「予知不能であった御嶽山噴火は自然からの警鐘と受け止めるべき」と述べ、桜島から50キロしか離れて いない川内原発の再稼動については地震や噴火の影響をより慎重に考慮すべきだと主張した。安倍総理は、「川内原発の審査では、桜島を含む周辺の火山で御嶽 山の噴火よりもはるかに大きい規模の噴火が起こることを前提に厳格な審査を行っており、再稼動に求められる安全性は確保されている」と答弁した。
 中国・韓国との外交姿勢については、安倍総理が靖国神社参拝断行などによって「日本の孤立化を招いている」と批判した。また、9月25日に岸田外相が尹 炳世(ユン・ビョンセ)韓国外相と会談した際に「河野談話は継承し見直さない」との政府方針を伝えたと報じられていることについて、安倍総理に確認した。 安倍総理は「(河野談話を)見直す考えはない」とだけ答え、「継承する」と明言することを避けた。
 ヘイトスピーチについては、在特会など排外主義的団体の言動が国際的にも批判されている状況を踏まえ、具体的にどう対応するのか尋ねた。また、今回の改 造人事では、河野談話やヘイトスピーチについて政府の公式見解とは異なる考えを持った議員が任命されていると指摘し、安倍総理の見解をただした。安倍総理 は「一部の国・民族を排除しようという言動は残念であり、あってはならない」と答弁しつつ、「ヘイトスピーチの規制については、個々の事案の具体的状況を 検討する必要があり、一概に申し上げることは困難」「自民党での検討や国民的議論の深まりを踏まえて考える」と述べ、政府として直ちに検討する考えのない ことを明らかにした。
民主党広報委員会