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憂国のZ旗

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<秘密保護法案>与党とみんなの党 修正で大筋合意

2013-11-19 05:38:29 | 時評

<秘密保護法案>与党とみんなの党 修正で大筋合意

毎日新聞 11月18日(月)22時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131118-00000104-mai-pol

 自民、公明両党とみんなの党は18日、国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案を巡る修正で大筋合意した。みんなが特定秘密の指定への首相の関与を強めるべきだと求めたことを受け、首相が秘密の指定基準策定を行い、基準は閣議決定するなどとする案を提示。みんな幹部は「これなら乗れる」と明言した。19日の同党役員会での了承を経て正式に合意する見通し。与党は今週中に衆院を通過させる方針で、日本維新の会とも同日の再協議で合意を狙う。

 みんな案は5項目で、閣僚らが特定秘密を指定する時は首相の同意を義務づけることが柱。与党は18日の協議で▽指定基準を策定する主体を政府から首相に変え、閣議決定も行うと明記▽個々の指定・解除も首相が指揮監督し、必要な際は資料の提出を求める--などの案を示した。

 与党が形式的に首相の関与を明記してみんなの要求に応じた格好だが、実務を各省庁が担う実態はほとんど変わらない。このほか与党は、秘密の範囲を限定するとして「他国の核実験に関する動向」など情報の例を示したが、条文自体には拡大解釈の懸念が残ったままだ。みんなの山内康一国対委員長は事前に「条文に『首相』と書き込んでほしい」と打診しており、「要求をほぼのんでもらった」と評価。与党実務者も「事実上の合意だ」と語った。

 一方、与党は維新との18日の協議で、維新が求める30年後の特定秘密の全面公開について「原則30年を維持したい」と拒否し、「30年後に公開せず廃棄することはしない」とした。秘密指定を検証する第三者機関については、維新が内閣府に「監察局」の設置を要求。維新実務者は「与党案は30点が40点になった程度だ」と述べるにとどめた。

 また民主党は18日、秘密保護法案の対案をまとめた。19日に正式決定する。秘密の範囲は安全保障分野に限定し、罰則を政府案の懲役10年以下から5年以下に引き下げるほか、指定の是非を第三者がチェックする「情報管理適正化委員会」の設置も明記した。

 法案の今国会成立を目指す与党は▽21日に衆院国家安全保障特別委員会で採決▽22日の衆院本会議で可決--を想定している。【小山由宇、笈田直樹】

大胆な自己批判も登場 「反日」韓国の落としどころ

2013-11-19 05:37:13 | 時評

大胆な自己批判も登場 「反日」韓国の落としどころ

産経新聞 11月18日(月)12時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131118-00000522-san-kr

 韓国に「克日」という言葉がある。反日や親日と同じく日本がらみで「日本を克服する」の略語である。「日本に勝つ」とか「日本を追い越す」と似たような意味だが、もっと精神的な意味が込められているので「日本を乗り越える」といった感じだろうか。

 1980年代初め、最初の教科書問題で反日運動が高まったときに登場した。反日世論を沈静化させるため「反日から克日へ」と政府とマスコミが一体となってキャンペーン的に使った。

 つまり、日本に対して非難、糾弾するだけの「反日」は日本へのコンプレックスの裏返しで、民族感情の発散にすぎない。日本に勝つためにはやはり自分たちが力をつけるしかない。本当に日本に勝とうとすれば、瞬間的な反日ではなく持続的な自助の努力が必要だ-これが克日論である。

 それがさらに「日本を克服するためには日本を知らなければならない」という「日本を知ろう」キャンペーンになった。「敵に勝つには敵を知れ」という“孫子の兵法”である。反日から克日・知日へ…と世論を誘導することでさしもの反日運動も収まった。

 当時、韓国は全斗煥(チョンドゥファン)政権で日本は中曽根康弘政権だったが、米国のレーガン政権を加え「日米韓協力の最良の時代」といわれた。世論調査でも対日感情が最も良かったときで、皇太子殿下(現・天皇陛下)ご夫妻の訪韓さえ実現直前までいった。

 あれから30年。今や韓国で「克日」を聞くことはほとんどない。死語になってしまったようだ。韓国が大きく強くなったためもう「克日」の必要がなくなったのかもしれない。

 ところが最近、久しぶりに韓国メディアに克日論が登場した。安倍晋三政権登場以来、終始“安倍たたき”で反日世論を主導、扇動(?)してきた最大手紙、朝鮮日報(13日付)の楊相勲(ヤンサンフン)論説室長の「世界がバカなのか、われわれが度を越しているのか」と題する論評がそれだ。

 最近の日韓関係に関し、ワシントンでは韓国の“意地っ張り”に批判の声が出ていると紹介した後、韓国は日本を非難ばかりしているが国際社会では韓国より日本の方がはるかに信頼度が高いと指摘し、「人が何といおうが自分たちだけでフトンを引っかぶってバンザイを叫んでいるような態度では対日問題は永遠に克服できない」と主張している。

 そして「(先進国を目指し?)ここまで走ってきたわれわれにとって最後の関門は合理、理性、礼儀、冷静だ。最後の関門だが最も高い門だ」というのが結論になっている。

 官民挙げての反日ムードの中で大胆な自己批判だ。朝鮮日報は韓国を代表するメディアだが、このところ反日キャンペーンからの軌道修正がうかがわれる。「克日」という言葉こそ使われていないが、自らに問題を引きつけて反日を収拾にもっていくというのは韓国でよく見られるパターンである。

 識者はもちろん街の声でも対日関係悪化にイラ立ちが募っていて「早く首脳会談を開くべきだ」といっている。後は朴槿恵(パククネ)大統領がいかに対日ハードルを下げられるかだ。(ソウル駐在特別記者・黒田勝弘)

「日の丸診療所」に長蛇の列=自衛隊医療チーム奮闘―比セブ島

2013-11-19 05:23:56 | 時評

「日の丸診療所」に長蛇の列=自衛隊医療チーム奮闘―比セブ島

時事通信 11月18日(月)19時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131118-00000116-jij-asia

 【タボゴン(フィリピン中部セブ島)時事】フィリピンを直撃した台風30号は中部レイテ島やサマール島ばかりではなく、リゾート地として人気が高いセブ島にも被害をもたらした。セブ島では自衛隊の国際緊急援助隊の医療チームが訪問診療を展開、次々に訪れる被災者のケアに当たっていた。
 中心都市セブから車で約3時間の北部の町タボゴン。自衛隊医療チームの医官や看護師ら8人は18日朝、前日に続いて診療を開始した。それと同時に小さな子供を連れた母親たちが殺到、日の丸を掲げた臨時診療所にはたちまち長蛇の列ができた。
 東北方面衛生隊(仙台市)から派遣された医官、岩永浩二2等陸尉(29)は「肺炎の子供もいた。被災生活のストレスで免疫力が低下していることも影響しているのではないか。疲れがたまっているのだろう」と険しい表情で語った。
 患者は引きも切らず、診療所はさながら野戦病院のような慌ただしさ。医官らは2時間の間に66人の診察をこなす忙しさだ。
 言葉は通じない。岩永医官ともう一人の医官、小林佑衣2等陸尉(26)は頭痛や腹痛の病状がイラストで描かれたカードを被災者に示しながら、聴診器を当てたり、のどの様子を見たりして症状を確認。薬を渡すと、こわばった被災者の表情は一様に和らいでいく。
 診察を受けた少女ニキ・ラギタオさん(17)は「薬をもらってせきが止まった」と顔をほころばせた。女性のエディルメラ・ラギタオさん(58)は「ここから病院までは遠く、こうした支援は本当にありがたい」と感謝の言葉を口にした。
 小林2等陸尉は「いろいろな人にありがとうと言われ、頑張ろうという気持ちになる」と手応えを感じている様子だった。