社会断想

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ものづくり高度化法にもの申す

2006年07月05日 14時53分35秒 | Weblog
「ものづくり高度化法 」にもの申す

「ものづくり高度化法 」(正式名称:中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律)が成立し、これを受けて経済産業省は中小企業の研究開発計画を支援する。そのテーマと支援先を募集するという。
この法の目的は、中小メーカーが国際的な競争が激化している中でその事業の拡大発展をしていくためには恒に新技術開発をしていかなければならない。特に研究段階の取り組みが大企業に比べて不足している。この不足している研究開発を後押しするために 「ものづくり高度化法 」が立法されたらしい。
具体的には●債務保証の限度額の増額●中小企業投資育成会社の支援条件の緩和、即ち資本金3億円以上の会社でも株式の引き受けがされる●特許権の維持料金が6年目まで半額になる。さらに特許審査請求料も減免される。
いろいろと後押しをしてくださるとのことであるが、そのためには経済産業省に・研究開発の目標、内容や連携する企業や研究機関等を記述した申請書を提出し、同省の認定を受けなければならない。もっともである。であるが、実際に申請書の様式を入手し、中小メーカーのオヤジの立場で申請書を書き上げることを考えると元気が萎えるのである。
過去何度か同様種類の申請書、例えば助成金申請書等を書き上げたことがあるが、いつも悩むのは記入欄が要求している問いかけの意味がいまいちよく分からない、同じ主旨の問いかけが申請書のあちこちに頻出する。等々でこの申請書なるものは中小企業のオヤジ泣かせである。
文書作成が主たる仕事である?役人衆が鳩首して遺漏無きように出来上がった申請書フォームであろうが、ものづくりが本職で書類づくりは苦手というオヤジ連中は多いのである。中小企業診断士等にお手伝いを頼む手もあるが、その前にもう少し易しい書式を用意してくれませんか?


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