おもしろコラム

コラムニスト募集中!(注)カテゴリーの内「おもしろコラム」に収録している記事およびイラストの無断転載・無断使用厳禁。

山田さんちの「放し飼い健康卵」

2008-05-14 23:00:52 | 手作り野菜ネット通販
少しだけ贅沢をしてみませんか?

・伊豆市下白岩の山田則正さんちの鶏は、広い(3反/約3千㎡)クヌギ林の中で放し飼いされている。
・約80羽の鶏が産む卵は1日約50個。近くの産直市場にも出しているが、すぐに売り切れてしまい、なかなか入手できない。
・同養鶏林では、あと10倍は飼う事ができる余裕があるが、山田さんは、これ以上鶏を増やすつもりはないとのこと。
・鶏が自然に生活する空間としては、けっして広くはないのだそうだ。鶏には、餌場で、配合飼料を与えているが、落ち葉や土を掻き分けて虫やミミズなど自然の餌も食べている。林内には雑草が生えていない。鶏がついばんでしまうからだ。隣の農園で出る間引き野菜や余剰野菜を与えると、またたくまに食べつくす。
・時にはハクビシンや蛇が卵を狙いにやってくる。そういう時には、鶏は高く飛べるのだ。林の周りに張り巡らしている網塀など、簡単に飛び越えてしまう。
・放し飼いだから、卵は、当然、ほとんどが有精卵だ。有精卵は一般の卵より長持ちするといわれているが、美味しくいただくには早めの内がいいのに決まっている。(賞味期限は採卵後2週間)
・昔ながらの、玉子がけご飯を召し上がってみてください。(ご飯の食べすぎに注意)
・放し飼いでも、鶏は卵を鶏舎内の所定の場所で産む。別に、訓練したわけではなく、自然とそうなったそうだ。
・ゲージ飼いの場合と違って、卵は汚れている。自然産卵は少し汚れが付いているので、1つ1つ丁寧に洗う。また、卵同士がぶつかったり、鶏がつついたりして、割れている場合があるので、洗いながらの検査も必要だ。
・ちなみに、ひよこを孵らす場合は卵を洗ってはいけないそうだ。
・洗わないままで売ることはできないかと、問うと、山田さんは、少しさびしそうに、「卵に何か付いたままだと、消費者が買わないか、文句を言われる」と答えた。
・野菜も同じで、露地野菜は、茎元に土が入り込んでいるが、このままだと消費者に敬遠されるので、時間をかけて丁寧に洗うか、風雨のかからないハウス栽培になってしまい太陽の恵みをさえぎった、栄養分や風味が失われたまずい野菜を食べるはめになる。
*山田さんちの「放し飼い卵」の販売を開始しました。でも、出荷可能数量が少ないため、野菜BOXに同梱方式および、予約販売方式(卵単品の場合)とさせていただきます。予約順(申し込み承り順)に発送します。詳しくはホームページで


最新の画像もっと見る

コメントを投稿