人は年とともに、あぶらっこい食べ物や、動物性のタンパク質をたくさん食べることはできなくなってきます。しかし、このような食べ物は、脾胃に負担をかける食べ物であるので、少なくなってもよいのです。
脾の力が弱まると、食べたものが消化されにくい、お腹がはってなかなか食欲がわかない、すぐに下ってしまう・・・などの症状がみられます。このような症状が出ているのならば、早めに手を打たないと、どんどんと体が弱くなってしまいます。
脾は食べ物からの栄養を血肉に換えて、体の元になる部分を作る働きがあるので、脾の働きが衰えると疲れやすい息切れがする、少し動いても疲れる、内臓が下垂しやすい痔が出やすい、不正出血しやすい、尿漏れ、おりものが多い、気落ちする、などの不快症状も出てきます。血肉が減ると、体を支える力が無くなってしまうのですね・・・。
脾が弱ってきた人は、一度にたくさん食べないように気をつけてください。腹6~8分にとどめておくことが脾を守ります。
ごはん、イモ類、かぼちゃなどの穀物を中心に黄色い食べ物をよく噛みながら召し上がってくださいね。とうもろこし、はと麦などは、脾の働きを強めてくれます。バナナは焼きバナナで召し上がってください。また、動物性のタンパク質や、肉類、卵、乳製品、あぶらものの摂りすぎは厳禁です。脾は体が冷えると弱まりますので冷たい食べ物や飲み物を一気に摂らないことも大切です。
冷や奴、冷やし麺、牛乳、豆乳、白菜、などの白い食べ物や、きゅうり、トマトなどの夏野菜は、火を通して召し上がって下さいね。お腹を温める、韮、黒砂糖、生姜、鮭などの食べ物はこまめに取りいれてください。
また、脾を老化させないためには、内臓の筋肉をしっかりと鍛えることも大切です。一日一万歩を目安にウォーキングを続けると、効果があがります。床に仰向けになり、両膝を手で抱えて、前後左右にゴロゴロと揺さぶります。このとき、首を少しあげて、お腹方向を見るようにすると、お腹に効きます。この運動、腸のマッサージ効果と、腹筋、腰の筋肉を鍛える効果があります。お腹を支える筋肉が丈夫になると、脾の働きもよくなり負担も軽減されて一石二鳥です。
(文;薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
脾の力が弱まると、食べたものが消化されにくい、お腹がはってなかなか食欲がわかない、すぐに下ってしまう・・・などの症状がみられます。このような症状が出ているのならば、早めに手を打たないと、どんどんと体が弱くなってしまいます。
脾は食べ物からの栄養を血肉に換えて、体の元になる部分を作る働きがあるので、脾の働きが衰えると疲れやすい息切れがする、少し動いても疲れる、内臓が下垂しやすい痔が出やすい、不正出血しやすい、尿漏れ、おりものが多い、気落ちする、などの不快症状も出てきます。血肉が減ると、体を支える力が無くなってしまうのですね・・・。
脾が弱ってきた人は、一度にたくさん食べないように気をつけてください。腹6~8分にとどめておくことが脾を守ります。
ごはん、イモ類、かぼちゃなどの穀物を中心に黄色い食べ物をよく噛みながら召し上がってくださいね。とうもろこし、はと麦などは、脾の働きを強めてくれます。バナナは焼きバナナで召し上がってください。また、動物性のタンパク質や、肉類、卵、乳製品、あぶらものの摂りすぎは厳禁です。脾は体が冷えると弱まりますので冷たい食べ物や飲み物を一気に摂らないことも大切です。
冷や奴、冷やし麺、牛乳、豆乳、白菜、などの白い食べ物や、きゅうり、トマトなどの夏野菜は、火を通して召し上がって下さいね。お腹を温める、韮、黒砂糖、生姜、鮭などの食べ物はこまめに取りいれてください。
また、脾を老化させないためには、内臓の筋肉をしっかりと鍛えることも大切です。一日一万歩を目安にウォーキングを続けると、効果があがります。床に仰向けになり、両膝を手で抱えて、前後左右にゴロゴロと揺さぶります。このとき、首を少しあげて、お腹方向を見るようにすると、お腹に効きます。この運動、腸のマッサージ効果と、腹筋、腰の筋肉を鍛える効果があります。お腹を支える筋肉が丈夫になると、脾の働きもよくなり負担も軽減されて一石二鳥です。
(文;薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:吉田たつちか)
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