・浅田次郎の小説は必ず、新刊を買って読むことにしている。外れがないからだ。
・今回の本には6編の短編が収められている。/夕映え天使/切符/特別な一日/琥珀/丘の上の白い家/樹海の人/
・中でも、切符がいい。
・人生いたる所にドラマあり。人生って、そんなに捨てたものじゃありません。(帯広告より)
・2008.12.20 新潮社
☆☆☆ . . . 本文を読む
・1970年代のアフガニスタン。裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンと凧遊びをしたり、兄弟のように仲よく暮らしていた。だがある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。
・20年後、アフガニスタンの恩人から電話を受けたアミールは、タリバン独裁政権下の故郷へと向かうの . . . 本文を読む
にごりえ
・中学生の時だったか高校生の時だったか背伸びして呼んだ覚えがあるが、小説の題名こそ覚えていたが、あらすじはとんと忘れていた。
・独特の文体が講談や落語のようで、この歳になって読めば、場面がはっきりと浮かぶ。
・タバコと同じで遊興も、やめたからといって、その分、金が残るわけではない。
・筑波学園都市が出来た当初、文教地区ということで、遊興場所が無かったため、ノイローゼで自殺する研究者が続発 . . . 本文を読む