東邦画廊の記事に掲載した三浦逸雄は若い頃スペインに渡り約10年学んだ作家である。作品購入後知ったことだが、洲之内コレクションにも収蔵されている。長くお会いしていないが、現在も北海道で静かに作品制作を続けているものと思われる。
作家が長く追い続けている作品の主題はインテリオール。作家によれば、インテリオールとは閉じられた、或いは内面化された空間のこと。
これは新潟砂丘館での私のコレクション展のDMに使わせていただいた作品。
作品は人物が佇むか腰かけているといった室内風景が多い。どれも素っ気ないほど単純な構図だが、その空間表現が素晴らしい。描かれた人物は、その空間のなかでみずからの居場所を見つけ、静かに存在している。
作家が長く追い続けている作品の主題はインテリオール。作家によれば、インテリオールとは閉じられた、或いは内面化された空間のこと。
これは新潟砂丘館での私のコレクション展のDMに使わせていただいた作品。
作品は人物が佇むか腰かけているといった室内風景が多い。どれも素っ気ないほど単純な構図だが、その空間表現が素晴らしい。描かれた人物は、その空間のなかでみずからの居場所を見つけ、静かに存在している。