よむよま

よむ・よまない、それから。

バレエ「死の島」

2017-05-22 22:15:53 | 見る
5月21日放送の「バレエの饗宴」
古典に挟まって、貞松・浜田バレエ団の創作バレエ「死の島」
男女5人の踊り手がみんな力のある人で、見ごたえがあった。

「死の島」というと、ベックリンの有名な絵しか浮かばないんだけど、
それとは別物なのかな。
音楽はラフマニノフ。
黒い舞台、ドア、黒い布、テーブル。

5人とも、動きに隙がなくて、空気が切れてしまわない。
暗い繊細な照明、黒い舞台、黒い衣装の踊り手で、なんたってテーマが「死」だし、
暗い緊張感の作品なんだけど、
この作品は見てて気持ちがよかったの。
動けるって気持ちいいなと思った。
抽象的な踊りでも、見ていて、のれる・のれないというのはある。

不安な雰囲気が劇的に盛り上がる音楽に沿って、
うねるように連続するダンス。
ドラマチックな迫力だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする