硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

自分を守る。もしくは依存そして生活。それは正義なのか。

2013-03-24 10:26:48 | 日記
教の朝刊の国際記事欄に「いっしょに平和なアメリカを取り戻そう」という見出しで、オノ・ヨーコさんがツイッターで銃規制を訴えたという記事が載っていた。

ジョン・レノンさんが凶弾に倒れた時、銃規制を訴えれば自分や家族に危険が及ぶ事を周囲から忠告されたのだという。

世の中は矛盾に満ちていてることは分かるけれど、だからといって、どうする事も出来ない現実もあるのだという事がこの言葉から読み取れる。

常に強者が弱者を搾取する構造は、法律や宗教をもってしても変えることはできないのでしょうか。

天国も国境もない事をイメージする事は誰かにとっては大変不都合な事なんでしょうか。

人々は荒野を歩み続けるしかないのでしょうか。

人の命を守る道具は、人の命も奪う。その道具を作る事を生業にするといずれ手放せなくなってしまう。生産する事とは沢山の人の手に渡るという事である。道具には意思がないけれど、誰かの手によって人の命を奪われ、また守り続けられる。

はたして、そこに正義を求める事が出来るのであろうか。