硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

今年もいろいろありましたが・・・。

2022-12-31 22:46:41 | 日記
世の中は相も変わらず、理不尽な出来事がまかり通っているけれど、小さな幸せや感動に出会うと、不思議とまだ大丈夫と思える。
自分の思い通りにならない事ばかりだけれど、笑える時があると、まだ大丈夫かなって思う。
世界は、目の前に広がっていて、自らの意思で動いてゆけば、新しい発見もある。
新しい発見は、心に光を灯す。心に光が灯れば、不思議とまだ大丈夫と思える。
空には鳥が飛び、水の中には魚が泳いでいて、様々な生物が共に生きている。そして太古から変わりなく捕食しあっている。
木々や草は太陽に向けて背を伸ばし、何も言わずに環境を循環させている。
そんな自然の偉大さを肌で感じるられると、まだ大丈夫かなと思える。

そして、来年も、緩やかに思ったことを綴っていければいいなと思う。
本年も、お付き合いありがとうございました。
ブログに訪れて頂けている皆様に、幸せが訪れますように。

来年もよろしくお願いします。







「スタジオぴえろ」が好きだった頃。

2022-12-27 22:07:31 | 日記
今日の朝刊の小さな記事の中に、何度も目にしてきた名前を見つけた。
それはお悔みの記事であった。

「うる星やつら」の制作者のテロップでその人の名を知った。
「スタジオぴえろ」の創設者でもあった。
その人の名は「気まぐれオレンジロード」でも見る事が出来た。

作品が好きになれば、どんな人が手掛けているのか気を付けて観るようになる。
そして、少しづつ覚えていって、今でも思い出せるのは、多賀英典さん、落合茂一さん、押井守さん、伊藤和典さん、小林七郎さん、中村光毅さん、星勝さん、高田明美さん、森山ゆうじさん、等々。

そして、もちろん、布川ゆうじさんの名もそこにあった。

想い出の中の人が、また鬼籍に入られた。
寂しい限りである。

天にまします父よ。

2022-12-24 21:33:25 | 日記
全知全能の神よ。なぜわれらを不完全に創造されたのですか?
貴方の息子、イエスは隣人愛を説かれ、十字架にかけられ、原罪を拭われた。
なのに、なぜ、未だにわれらは不完全なままなのですか?
主を崇める人達が、なぜ、憎みあい殺しあい続けているのですか?
信仰は、権力者に利用されるためにあるのですか?

主よ。どうかわれらを試みにあわせず、悪より救い出し給え。国と力と栄とは、限りなく汝のものなればなり。


防衛費増額に伴う増税について。

2022-12-16 22:08:27 | 日記
故、高橋是清大蔵大臣は昭和9年、インフレの発生を予見し、これを抑える為、陸海軍からの軍事費増額の要求に対し、「予算は国民所得に応じたものをつくらねばならぬ。財政上の信用維持が最大の急務である。ただ国防のみに遷延して悪性インフラを引き起こし、その信用を破壊するがごときがあっては、国防も決して牢固となりえない」と述べたという。

その後、高橋大臣は軍事予算を抑制したことで軍部に恨みをかってしまい青年将校に暗殺されてしまう事になってしまったのであるが、本来、政治家とはこうあるべきなのではないかと思う。


防衛費増額に思う事。

2022-12-15 22:42:43 | 日記
この間、車で信号待ちをしていると、前方に停車していた自衛隊の1/2tトラックの運転席と助手席には女性自衛官が乗車していた。
時代は変わりつつあるんだなぁと感慨深く観ていると、二人ともまだ少しあどけなさが残る女性であった事に気づいた。

ここの所、防衛費増額の為の増税のニュースがずっと流れているが、増税ありきで、なぜ増税が必要なのかを誰も説明してはくれない。

自衛隊員の処遇改善や老朽化した設備等を刷新する為と説明してくれればよいだけの話であるのに、それは言わない。
それを言わないのは、なにかと具合が悪いからであろう。

仮に、抑止力の為に「トマホーク」を購入する為だとしても、抑止力として効果がないように思う。

それは、殺戮兵器の開発に湯水のごとくお金をつぎ込める国に対抗するには、殺りく兵器の開発の為にお金を湯水のごとく使う力がなければ、戦力は拮抗しないからであり、旧ソ連とアメリカが原子爆弾の開発を競って行っていたのを見ていれば明らかだからである。

したがって、今、トマホークを購入したとしても、できる事は維持だけなのだから、兵器開発をためらいなく進める国に対しては、瞬く間に時代遅れの兵器に成り下がってしまう。

(ダブルオーガンダムの第一話で、パトリック・コーラサワーが搭乗する新型モビルスーツを、刹那・f・セイエイが駆るGNドライブを搭載するガンダムで瞬殺してしまうシーンが良い例だと思う)

それでも、トマホークを買わなければならないという理由は、「日本が敗戦国だから」であるけれども、心の底から戦争を望んでいるのは、戦争によって得られる、地位や権力や名声や貨幣に欲望する者達だけなのだから、そんな者達の欲望に引っ張られないで、外交で何とかしなければならないのが政治家や官僚の本分であるように思う。


もし、トラックに搭乗していた女性隊員が理不尽な暴力に立ち向かうために、武器を持って前線に赴かなければならなくなったとしたら、それが隊員の職務であるという前に、その責任は、その時代の政治家にあり、その政治家に投票した人、選挙で票を投じなかった人にあるという事は、自覚しておかなければならないのではないかと思う。

人は、山積みになった死体、破壊しつくされた家屋。食料が全くなく、倫理観や道徳観が希薄になりあらゆる暴力が横行する社会。を目の当たりにしないと戦争の悲惨さが理解できないのであろうか。

どうか、このまま平和な日本であり続けてほしい。

俺たちのフィールド。

2022-12-04 20:18:19 | 日記
ワールドカップサッカーが始まり、日本は難しいとされていた1次予選を突破した。

ワールドカップが開催されるたびに告白しているが、僕はにわかファンである。
それなのに、今だ「試合を見ると、負けてしまうかもしれない」と、言う観念に囚われていて、結果をニュースで観る事にしているのであるが、やはりニュースではゴールへつながる数秒前からしか放送してもらえないから物足りなさを感じる。

しかし、ドイツとスペインを負かして決勝トーナメントへ進んだのだから、実力は本物である。それだけでも感動的なのであるが、それ以上に、今朝、サンデーLIVE!!を観ていてグッと込み上げてくるものがあった。

それは、三苫さんと田中さんは同じ地区で少年サッカーをしていた事、森安監督は「ドーハの悲劇」を経験された選手であった事、森安ジャパンの選手の多くは海外でプレーしている事を改めて知って、その瞬間に、遠い昔の記憶がよみがえり、「これは、まさに、俺フィーじゃあないかぁ。」と、心が震えた。

サッカー漫画はたくさんあるけれど、僕が唯一ハマったのが「俺たちのフィールド」
もちろん、そこからサッカーに興味を持つようになったのであるが、あの物語のような事が実際に起こってしまったのだから、心が震えないわけがない。(この感覚がマイノリティなのだなと、つくづく思う)

そして、もう、新しい時代へ移行しているんだなと感慨深く思った。

また、少し話は逸れてしまうが、アイドルグループ日向坂46の影山優佳さんが、正確な解説をしている事にも驚き、この事象はルネサンスといえるのではないかと思った。

もし、この事象がルネサンスだと認識されるならば、現代のおじいさんやおばあさんたちは、彼らの活躍を静かに温かく見守り、オジサン・オバサンたちは、新しい世代の人たちに、精度の高いパスを如何にして出すかを考えなければならない時にきているはないかと思った。

いや、そんな事より、「俺フィー」をブックオフに売らなければよかったなと、今になって後悔している。


強い口調で、「嫌なら辞めていけばいい」と言う女性達。

2022-12-02 21:34:51 | 日記
これまでに何度か、「嫌なら辞めていけばいい」と、豪語する女性の上司にお目にかかった。
その度に、なぜ先々の事を考えずに、現在の自分の心地よさを優先するのだろうかと思った。

そして、また同じワードを聞く事となったので、今回は、なぜ、しかも女性達から、そのようなワードを聞くことになるのかを冷静になって考えてみる事にした。
(一番の原因は、僕が言ってはいけない事を言うからである。しかし、そこで完結しては止揚は目指せないし、問題は問題のままになってしまう。面倒くさい人だと自分でも思うw)

ざっくりではあるが、彼女たちは、何らかの経験によって、多様性よりも、画一性を重視するようになってしまい、気に入らない人、同調できない人は排除するという考えに至ったのだと思う。

しかし、それは明らかに「ファシズム」である。

「ファシズム」は、瞬発力はあるが、傾倒した賛同者が存在しなければ、持続しない思想である。
また、敵対する存在がいて、利権を享受できることで、はじめてその体が保たれるのであるが、小さなコミニュテイでは、敵対者が去ってしまうと利権を分配できなくなるので、結末としては、内側から争いが発生し、コミニュティが崩壊するか、縮小し、相互依存によって画一的なコミニュティに落ち着くかのどちらかである。

強い言葉を発せられる度に、助言を試みてはみるけれども、そのような人は、自尊心を傷つけられることを極端に嫌うので、威圧的な態度と、強い言葉で対話を遮断してしまう傾向にあるので、その思想には性差は存在しないと言える。

(男性は怒鳴って、議論を断ち切るけれど、女性の場合、理路整然と話を詰めていくと、泣いてしまって論点をずらされるので、議論が打ち切りとなってしまう事もしばしばある。そう言った場面に何度か出会ううちに、「話せばわかる」は、同じ感覚を持ち合わせていないと無理なのかもしれないと思うようになった。)

そう考えると、女性の社会進出が遅々として進まないのは、家父長制という古い思想による影響も大きいが、女性たちの深層心理にある「ファシズム」に男性が警戒して、「出る杭を打っている」からかもしれない。