硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

会合で怒鳴り合いってさ。

2013-03-12 21:16:26 | 日記
TPPをめぐり自民会合での怒鳴り合いの映像が流れていた。正直少し不快であるけれど、個人的な感情は置いといてその事について思った事を一石。

まず、同じ党内なのにまとまらない理由ってなんだろうと、不思議に思ったのです。

でも、よく考えたら同じ党でもまとまらないのが普通なんだなと言う事に気づいてんですね。

僕たちから見れば、あの光景は少し異常であるけれど、でも二人の議員さんが合わないのは、同じ党内でもお互いに守りたいものが違うからなんでしょう。

当選した地域の主な産業の後押しを受けているのだから、当選した地域によって守るものが異なる。

たとえば、戦後からの復興や高度成長といった、日本全体が目指すものが一つならばおそらくここまでもめなかったのだと思う。
しかし、日本経済は高度成長からゼロ成長におしだされてしまった。そして、自然に成長目標は分散化、多様化し、国民においても家父長制度が色褪せ、核家族化、個別化か進んでしまったのだから、その分だけ主張や権利も増えるのは必然であるように思う。

TPP交渉は海外が相手である。また、ゼロ成長からの戦略なのだから、だれもがハッピーな選択というのは難しいと思う。したがって、誰かが少しばかり涙を飲まなくては事が上手くいかない気がするのです。

もし、誰もが善い結果を望むならば、鎖国し(この場合ネットも国内のみ)自産自消することで国が生き延びれるように構造改革せねばなるまい。

それは、江戸時代に逆戻りするということだけれど、きっとそんな世界、誰も望んでいないと思うのです。