『炎のランナー』(81)
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『グレイストーク-類人猿の王者-ターザンの伝説』(84)(1984.7.30.松竹セントラル)
アフリカ沖で海難事故にあったスコットランドの貴族、グレイストーク伯爵(ラルフ・リチャードソン)の息子夫婦がジャングルに打ちあげられ、妻はそこで赤ん坊を産むが、夫婦共に命を落とす。
その赤ん坊は、雌猿に育てられ、類人猿の王者へと成長。ところが、探倹隊の生き残りが、彼がグレイストーク伯爵の孫のジョン(クリストファー・ランバート)であることに気付き、彼をスコットランドに連れていく。だがジョンは、どうしても文明社会になじめない。ジェーン役はアンディ・マクダウェル(グレン・クローズ)。
これまで映画やドラマで製作されてきた『ターザン』ものとは一線を画し、初めてエドガー・ライス・バローズの原作『類人猿ターザン』に忠実に映画化。監督は『炎のランナー』(81)のヒュー・ハドソン。撮影ジョン・オルコット、リック・ベイカーが猿たちのメークを担当。よくいえば重厚で格調高いのだが、その半面、重苦しさを感じるのも否めない。
結局、ジョンがアフリカへ帰っていくところは、森林でしか生きられない『デルス・ウザーラ』(75)の主人公と重なるところがある。
『大いなる遺産』
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