田中雄二の「映画の王様」

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『ダウンタウン物語』アラン・パーカー

2020-08-02 14:31:30 | 映画いろいろ

『ダウンタウン物語』(76)(1979.2.11.日曜洋画劇場)

 禁酒法時代のニューヨークのダウンタウンを舞台に、二つのギャング団の抗争を描いたミュージカル映画。1930年代のギャング映画の雰囲気を、子役だけを使って表現したアイデアがすごい。それに加えて、マシンガンから繰り出されるパイ、漕いで動かす自動車など、ディテールも面白い。ただただ拍手! 監督のアラン・パーカーは『小さな恋のメロディ』(71)の脚本を書いた人でもある。

【今の一言】当時14歳のジョディ・フォスターが妖艶な歌姫を演じている。ベビーフェイスを演じたデクスター・フレッチャーは後に監督に転身。『ロケットマン』(19)で来日した際のインタビューで、「子役時代に『バグジー・マローン』(原題)に出ていましたね」と言ったら、「おー、『バグジー・マローン』。懐かしいですね」と照れくさそうだった。

【インタビュー】『ロケットマン』デクスター・フレッチャー監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a92eaf34b3af7891d7e7699eb3198095


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