NHKの「逆転人生」で「スター・ウォーズのCGを手がけた脱サラ証券マン」をやっていた。
主人公は、現在、ジョージ・ルーカス主宰のインダストリアル・ライト&マジック(ILM)でシニア・ハードサーフェス・モデラーとして働く成田昌隆氏。氏は45歳まで証券マンとして働いたが、夢捨て難く、妻と幼い子供を抱えて脱サラし、苦難の末に、ハリウッドのCGアーティストとなった。
氏は少年時代に『タワーリング・インフェルノ』(74)に感動して、ショットリストを作ったというから、ほぼ同世代。「好きこそ物の上手なれ」「芸は身を助く」の典型だが、ある意味、映画好きは、自分も含めて厄介な輩が多い。
東大寺の金剛力士像のCGや宇宙船の模型の細かさには思わず目を見張った。創造物には魂が入っていなければ駄目なのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます