『夕陽に立つ保安官』(69)(1977.6.4.TVK.)
金鉱が発見され、一獲千金を狙う荒くれ者が集う西部の小さな町。町を牛耳るダンビー(ウォルター・ブレナン)一家に対抗すべく、町長のパーキンス(ハリー・モーガン)らは、保安官を探す。そんな中、流れ者のマッカラー(ジェームズ・ガーナー)が保安官に志願し、ダンビー一家の息子ジョー(ブルース・ダーン)を逮捕。加勢したジェイク(ジャック・イーラム)を助手にして、町の治安を取り戻していくが、ダンビーが黙っていない。
ガーナーとイーラムのとぼけた味、ジョーン・ハケットの勝気なヒロイン、ブレナンをはじめとする達者な脇役たちを得て、西部劇のありきたりなストーリーをパロディ化し、コメディとして描いた傑作。監督はバート・ケネディ。姉妹編に『地平線から来た男』(71)がある。
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