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松井秀喜「とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者に」その4

2021-07-07 00:04:40 | 名画と野球のコラボ

2009年の松井秀喜

11.6.「松井がワールドシリーズでMVP」

 松井の今シリーズの通算成績は、13打数8安打、打率は6試合シリーズ最高の6割1分5厘、3本塁打、8打点。最終戦の1試合6打点は、ヤンキースのセカンド、ボビー・リチャードソンが1960年に記録したものと同数のシリーズタイ記録だったらしい。

 さすがにリチャードソンの現役時代は知らないが、ポストシーズンで打ちまくってミスター・オクトーバー(10月)と呼ばれたレジー・ジャクソンのことなら強烈に記憶に残っている。

 ジャクソンの活躍の白眉は、77年のドジャースとのワールドシリーズだろう。すべて初球打ちで3打席連続本塁打を放ちチームをワールドチャンピオンに導いた。その一方で、当時の監督ビリー・マーチンや捕手でキャプテンだったサーマン・マンソン(いずれも事故死)とのけんかでも有名だった。日本のアニメの『侍ジャイアンツ』に登場するロジー・ジャックスは、アスレチックス時代のジャクソンがモデル。何かと絵になる男だった。

 今シリーズの活躍で、さながら松井はミスター・ノーベンバーになったわけだが、今年で契約が切れるヤンキースにとどまるかどうかは微妙なところ。彼にはピンストライプのユニフォームが似合うが、DH候補があふれるヤンキースでは苦しい気もする。

 対戦相手のフィリーズの監督は、かつて日本のヤクルトと近鉄でプレーした“赤鬼”ことチャーリー・マニエル。対戦投手は、かつてレッドソックスのエースだったペドロ・マルチネスというのも感慨深かった。

12.17.「松井エンゼルスへ」

 松井秀喜のアナハイム(旧カリフォルニア)エンゼルスへの移籍が決まった。松井は、巨人や、ヤンキースのピンストライプのような伝統的なユニフォームが似合うと思うのだが…。しかしもちろん問われるのはユニフォームではなくプレーの良し悪し。活躍すればエンゼルスの赤も自然になじんでくるだろう。それにしても今から考えれば、このCMは未来を予測していたのか?


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