マイケル・チミノの監督デビュー作『サンダーボルト』(74)。朝鮮戦争世代の中年男サンダーボルト(クリント・イーストウッド)と、ベトナム戦争世代の若者ライトフット(ジェフ・ブリッジス)との友情を描いたニューシネマ期の一作でもあるこの映画のラストシーンを久しぶりに見た。
車で行く2人のバックにポール・ウィリアムズの「Where Do I Go from Here=ここからどこかへ」 が流れる。死にゆくライトフットを見つめるサンダーボルト。2人の表情が何とも切ない。一緒に見ていた妻が「マイケル・チミノって天才じゃない!」と言っていた。ブリッジスがアカデミー助演賞候補となったのもさもありなんの名演を見せる。
https://www.youtube.com/watch?v=Q2iGhDylhAA
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