田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

アヌーク・エーメの出演映画

2024-06-20 13:16:15 | 映画いろいろ

『火の接吻』(49)(1984.11.18.TBS)

 『ロミオとジュリエット』の映画撮影現場で、運命のごとく恋に落ちた男(セルジュ・レジアニ)と女(アヌーク・エーメ)の悲恋ドラマ。監督アンドレ・カイヤット、脚本ジャック・プレベール 撮影アンリ・アリカン。若き日のエーメがきれいで驚いた覚えがある。


『甘い生活』(60)(1977.12.30.TBS)



 フェデリコ・フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ共演。この映画に関してはアニタ・エクバーグの方が印象が強い。


『男と女』(66)(1975.4.14.月曜ロードショー)

『男と女』を彩ったフランシス・レイの“ダバダバタ”
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/248a8e9af79c644f48cc8444f4b81a8f

『男と女』のその後
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a602519bc7169963daf6d6b7fdad669


『約束』(69)(1977.11.30.CX)

 シドニー・ルメット監督のこの映画は、大昔にテレビで1度見たことがあるだけなので記憶が曖昧なのだが、確か友人の婚約者だった美し過ぎる女(アヌーク・エーメ)を妻にした男(オマー・シャリフ)が、彼女の不貞を疑った結果、彼女は絶望して自殺する。そして後に彼女が無実だったことを知った男は全てを失ったことを知る…。というなんともやるせない話だった気がする。きれいなかみさんを持つということは男冥利に尽きるのだが、同時に気苦労もあるわけだなどと思ったものだ。


『男と女 人生最良の日々』(19)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e81be1537a3c8c042f05dd8602a5f1d6

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『お母さんが一緒』完成披露上映会

2024-06-20 10:27:48 | 仕事いろいろ

 映画『お母さんが一緒』(7月12日公開)の完成披露上映会が19日、東京都内で行われ、出演者の江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)と橋口亮輔監督が登壇した。

『お母さんが一緒』完成披露上映会
 “三姉妹”が乱闘・罵倒シーンを振り返る
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1437694


『お母さんが一緒』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1f464146dd6d0625eb6f3fb4c5d9cbdc

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『お母さんが一緒』

2024-06-20 10:12:38 | 新作映画を見てみた

『お母さんが一緒』(2024.6.15.オンライン試写)

 親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生(江口のりこ)は美人姉妹と言われる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美(内田慈)は優等生の長女と比べられたせいで能力を発揮できなかった恨みを心の奥に抱えている。三女・清美(古川琴音)はそんな姉たちを冷めた目で観察する。

 「母親みたいな人生を送りたくない」という共通の思いを持つ3人は、宿の一室で母親への愚痴を爆発させているうちにエスカレート。互いをののしり合う修羅場へと発展する。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人のタカヒロ(青山フォール勝ち)が現れ、事態は思わぬ方向へと展開していく。

 橋口亮輔の9年ぶりの監督作となるホームドラマ。ペヤンヌマキ主宰の演劇ユニット「ブス会」が2015年に上演した同名舞台を基に橋口監督が自ら脚色を書き、「ホームドラマチャンネル」が制作したドラマシリーズを再編集して映画化。

 この映画のキャッチコピーに、「家族ってわずらわしくて、厄介で、それでもやっぱり、いとおしい」とあるが、これは山田洋次監督の『東京家族』(13)の「家族って、やっかいだけど、いとおしい」と同じもの。

 また、三姉妹の乱闘・罵倒シーンは、『男はつらいよ』シリーズの家族げんかのシーンをほうふつとさせるところがあるなど、橋口監督の映画から山田監督の映画を思い浮かべることは意外な驚きだった。だが橋口監督によれば、意識したのは山田映画ではなく、成瀬巳喜男監督の『あにいもうと』(53)だという。

 そんなこの映画は、性格の違う三者三様の姉妹、そこに天然なのか賢いのか分からない三女の恋人が絡むことで生じる空回りやズレの面白さが見どころの一つ。演じる4人が醸し出すアンサンブルも面白い。

 肝心の「お母さん」が登場せず、姉妹の会話から想像させるところには、やはり“主役”が姿を現さない往年の名画『三人の妻への手紙』(49)のことを思い出した。

 女性(姉妹)独特の心理やコンプレックス、一重と二重、付けまつげ、鼻に付けたティッシュなどのディテールは、男にはなかなか分からなかったり、気づかなかったりするところ。そうした描写も興味深く映った。


『三人の妻への手紙』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4d2ec86ad8773d29ee3e067fc24b22a4

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「BSシネマ」『ミッドナイト・ラン』

2024-06-20 07:54:07 | ブラウン管の映画館

『ミッドナイト・ラン』(88)



伏線の張り方のうまさが目立つバディムービー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2049fb08f07c7b6a1837798ffb6b1b03

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