田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

1978年日本シリーズ、ヤクルトスワローズ対阪急ブレーブス

2021-11-13 12:31:44 | スポーツ

 今年の日本シリーズは、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズの対戦となった。自分のように、クライマックスシリーズなど必要ないと思っている者からすれば、順当な勝ち上がりとなってよかったと思う。

 さて、ヤクルト対オリックスの日本シリーズといえば、オリックスの前身の阪急ブレーブス時代に対戦した1978年のシリーズが思い出深い。当時、全盛だった阪急に、球団創設29年目で初のリーグ優勝を決めたヤクルトが挑んだシリーズは、第7戦までもつれ込んだ結果、ヤクルトが日本一に輝いた。

その時の主なメンバーは、
1.セカンド・デーブ・ヒルトン
2.サード・船田和英
3.センター・若松勉
4.ファースト・大杉勝男
5.ライト・チャーリー・マニエル
6.レフト・杉浦亨
7.キャッチャー・大矢明彦
8.ショート・水谷新太郎
9.ピッチャー・松岡弘
ほかに、角富士夫、永尾泰憲、渡辺進、伊勢孝夫、福富邦夫…。
ピッチャーは、安田猛、鈴木康二朗、井原慎一朗、梶間健一、会田照夫、倉田誠…。

 松岡の神がかった力投、大杉の疑惑のホームラン、ヒルトン、船田の渋い活躍などが印象に残っている。このうち、ヒルトン、船田、大杉、安田、会田がすでに亡くなっている。

 ところで、先日、東京国際映画祭で日比谷を訪れた際に、屋外会場で、球団マスコットつば九郎主演の刑事ドラマ「つばめ刑事」を上映していた。ヤクルト球団創立50周年、つば九郎のデビュー25周年記念で作られたショートムービーだそうだ。

デーブ・ヒルトン
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/66020ed9ad4ead1bbd13b3b9887754de

『ヤクルト・スワローズ詩集』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4e9ffa8909f47bd501a3fed5932dcd70

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「BS TBS」『RONIN』

2021-11-13 10:04:21 | ブラウン管の映画館

『RONIN』(88)(2004.8.29.日曜洋画劇場)

 もうこの頃は淀川長治先生の解説はなかったので、パロディをやってみた。

 はい、いかがでしたか。まあーすごい、すごいカーチェイスの連続でした。

 それもそのはず、この映画の監督はジョン・フランケンハイマーですねえ。フランケンシュタインじゃありませんよ。フランケンハイマーいうたら、あの『グランプリ』(66)の監督です。『グランプリ』は見事な見事なカーレースの映画でした。だからこんなすごいカーチェイスのシーンが撮れたんですねえ。

 それから、フランケンハイマーいう人は、男くさい映画を撮らせたらうまいんです。バート・ランカスターが出た『終身犯』(62)よかったなあ、『五月の七日間』(62)もよかった、ジーン・ハックマンの『フレンチ・コネクション2』(75)これもよかった。だから今日の映画でも、ロバート・デ・二ーロ、ジャン・レノ…、癖のある男たちを集めました。

 さて、「RONIN」とは何でしょう。はい、これ日本の武士の浪人、つまり主からお払い箱になった人たちのことです。この映画に出てくる男たちは国からお払い箱になった秘密工作員です。孤独なんです。だから、この題名はそこからきているんですよ。

 昔、アラン・ドロンの『サムライ』(67)いう映画がありました。それから、最近ではトム・クルーズの『ラスト サムライ』(03)いうのもありました。どうも西洋人は日本の武士や侍といった言葉に、何やしらん、憧れや神秘を感じるところがあるんですねえ。

 そこらあたりも今日の映画は面白うございました。はい、もう時間きました。それでは次週をご期待ください。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

 と、淀川先生が解説していたら、こんな感じかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする