田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

タイトル・デザイン、ソール・バス

2021-05-25 09:11:28 | 映画いろいろ

 『バニー・レークは行方不明』の印象的なタイトル・デザインはソール・バスによるもの。

 

バスが担当した主なタイトル・デザインは
『七年目の浮気』(55)
『攻撃』(56)
『八十日間世界一周』(56)
『空中ぶらんこ』(56)
『誇りと情熱』(57)
『カウボーイ』(58)

『大いなる西部』(58)
『オーシャンと十一人の仲間』(60)
『スパルタカス』(60)
『ウエスト・サイド物語』(61)
『おかしなおかしなおかしな世界』(63)
『グラン・プリ』(66)
『セコンド』(66)
『ザッツ・エンタテインメント PART2』(76)
『ブロードキャスト・ニュース』(87)
『ビッグ』(88)
『ドク・ハリウッド』(91)

最も有名なのはヒッチコック作品か
『めまい』(58)
『北北西に進路を取れ』(59)
『サイコ』(60)
 
プレミンジャーとは『バニー・レークは行方不明』のほかにも
『カルメン』(54)
『黄金の腕』(55)
『聖女ジャンヌ・ダーク』(57)
『悲しみよこんにちは』(57)
『或る殺人』(59)
『栄光への脱出』(60)
『枢機卿』(62)
『野望の系列』(62)
『危険な道』(65)
『男と女のあいだ』(71)
『ローズバッド』(75)
『ヒューマン・ファクター』(79)

晩年はマーティン・スコセッシが起用した。
『グッドフェローズ』(90)
『ケープ・フィアー』(91)
『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)
『カジノ』(95)

昔、バスのタイトルだけを編集して眺めていたことがあった。同じようなことを考えた人がいるようだ。


https://vimeo.com/31992143

こんな本も買ってしまった。


『ソール・バス ggg Books 10(スリージーブックス 世界のグラフィックデザインシリーズ10)』

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「BSシネマ」『バニー・レークは行方不明』

2021-05-25 08:32:47 | ブラウン管の映画館

『バニー・レークは行方不明』(65)(1971.5.30.『日曜洋画劇場』)

 アメリカからロンドンに越して来たアン(キャロル・リンレー)は、保育園に預けた4歳の娘バニーを迎えに行くが姿が見えない。アンは兄スティーブン(キア・デュリア)に助けを求め、行方不明になった娘を必死に捜すが、全く手掛かりがつかめない。捜査に当たったニューハウス警視(ローレンス・オリビエ)は、そもそも娘など存在せず、アンの妄想なのではないかと疑念を抱くが…。

 主人公が行方不明者を探すという同種の映画として『バルカン超特急』(38)『フライトプラン』(05)があるが、この映画の場合は、バニーの姿を見せないことで、アンの妄想である可能性を示したところがユニークだ。

 監督のプレミンジャーは、映画を通して、さまざまなタブーに挑み続けたことでも知られる。この映画、某氏の推しでカルト化しているようだが、プレミンジャー作としては、あくまでも風変りな異色サスペンスといったところで、大傑作というわけではないと思う。

オットー・プレミンジャー
『軍法会議』DVD(ディスク・ロード)リーフレットから

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「午後のロードショー」『ペイル・ライダー』

2021-05-25 07:19:50 | ブラウン管の映画館

『ペイル・ライダー』(85)

 

実はガンマンはゴースト=幽霊なのではないか
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d3d851e737918a45a9f5f6716e19ce20

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